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ZOOMを用いたオンライン授業を2ヶ月行ってみての所感


彩り豊かな毎日を過ごすみなさまへ


緊急事態宣言の中、全国各地の学習塾がそうであるように、Lotus S.A. もオンライン授業を行うことで、子供達の学習をサポートしています。

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ちなみに、私が現在行っているオンライン授業のスタイルはといいますと、三脚にiPhoneをセットして、ホワイトボードで解説する姿を映すというやり方です。この方法ですと、スペースをあまり必要としませんし、三脚・ホワイトボードはamazon等で購入できますので、誰もが簡単に始められると思います。特に、スマホを設置できるタイプの三脚は、一家に一台持っておくととても便利だなと感じました。


私は、鎌倉への移住前である3月頃から、ZOOMを用いたオンライン授業を行なってきました。現在も継続して、遠く離れた佐賀県の子供達にオンライン授業という形で勉強を教えることができています。

今回は、およそ2ヶ月間に渡って、ZOOMを利用してオンライン授業を行なってきた経験から、オンライン授業のメリット・デメリット、オンライン授業の持つ可能性、今後の課題などを書かせていただきたいと思います。現在ZOOMを利用中の方、これから利用しようと考えておられる方、お子さんがいて塾をお探しの方、今まさにお子さんがオンライン授業で勉強されている方にとって、少しでもご参考になればと思います。


** ZOOMオンライン授業のメリット **


1. 簡単操作で、同時に多人数がビデオ会議に参加できる

2. 同時に複数の参加者の画面が映るので、生徒の様子を随時確認できる

3. 画面共有機能を使うことで、生徒に見せたい教材や映像を簡単に共有できる


現在、生徒数5〜10名程度の一斉授業を行なっていますが、特に3つ目に書いた「画面共有機能」はとても便利で使い勝手がいいと感じています。私は、問題演習や宿題の答え合わせの際に、テキストの解答の写真を事前に取り込んだものを画面に映し出すという方法で使っています。

また、数学の公式や定理、問題演習の解説をしながら、生徒たちの様子や表情を確認することで、説明のスピードを調整したり、質問タイムを設けるなどの対応を心がけています。


** ZOOMオンライン授業のデメリット(改善点) **


1. 生徒のノート・手元を見ることができない

2. 生徒の学習状況・理解度を把握しづらい


対面授業であれば、生徒のノート・手元を見ることで、どの問題を重点的に解説すべきか、生徒がどの程度理解できているかということを容易に把握できます。ZOOMには「挙手ボタン」というものがあり、それを利用すれば確認を取ることはできるのですが、生徒にとっては手間であったり、挙手ボタンを押すことを忘れることもあると思います。

また、数学や物理などの理系科目であれば、答えよりも解き方や計算手順の指導の方が大切ですし、国語の記述問題は答案を見て添削する必要があります。オンライン授業でも、このことを即座にできるような方法を探していかなければと考えています。


** オンライン授業の持つ可能性、今後の課題 **


オンライン授業の持つ可能性、それはやはりいつでもどこでもスマホ・PC・タブレットいずれからの端末を持っていれば、誰でも受講可能だということです。

また、講師側にとっても、少しの機材を用意すれば簡単に始められるというメリットがあります。ZOOMには私もまだ把握し切れていない様々な機能がありますので、それらを使いこなすことができれば、子供たちにとってより良いオンライン授業を提供することができると思っています。

現在、大手予備校・学習塾では「atama+」などのオンライン学習アプリを導入する所が増えています。AIを利用した学習アプリにはもちろん優れた点が多くありますが、人と人の直接対話を通じた授業では、知識以上のことを子供達に伝えることができます。


Lotus S.A.のオンライン授業は、ZOOMをはじめとするツールのより良い活用法を模索しつつ、AI学習アプリには網羅できない知識以外の大切なことも補完するような授業を目指します。

知識以外の大切なこと、その1つが前回の記事にも書かせていただいた「批判的思考力(クリティカルシンキング)」です。当塾には、中学から大学まで10年以上を海外の学校で過ごし、本場のクリティカルシンキングを学び、実践してきた帰国子女講師が在籍しています。

当塾では、東大卒である塾長から知識と学習方法を、帰国子女である妻からはクリティカルシンキングとグローバルな考え方を学ぶことができます。


見えなくたって、あなたに感謝!



*当塾のオンライン授業にご興味の方は、ぜひご連絡ください。無料体験授業を随時承っております。



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