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解きっぱなしに絶対しない!!


彩り豊かな毎日を過ごすみなさまへ


今回は、約10年間の講師経験の中で、常々思ってきたことについて書きたいと思います。


勉強ができる子とできない子、学力が伸びている子と伸びていない子、学力が伸びる可能性があるなと感じる子と感じない子。これら両者の大きな違いはなんでしょうか?


それが今回のテーマ、


問題を解きっぱなしにするか、しないか



です。これに尽きると私は思います。


問題を解き終えた後に、答え合わせをして、間違えた問題は解き直しをする。


ごく当たり前のことを書いているように見えますが、この当たり前のことができていない子が案外多いのです。


問題を解いた後に答え合わせをせず、そのまま解きっぱなしにする。答え合わせをしないということは、自分が今持っている知識や自分の解き方が合っているのか・間違っているのか分からないまま勉強を続けることになってしまう。

もし間違っていた場合、そのまま正しい答えや解き方を知ることなく突き進めば、勉強はどんどん違う方向へと進んでいってしまう。

こんな勉強の仕方を普段から行っていれば、勉強ができるようになるわけも、学力が伸びるわけもない。


問題を解く時に大切なのは、正解したかしなかったかではありません。答え合わせをすることで、正解した問題に対しては「自分のやり方が合っていた」と自己肯定感を得て、自分が間違えた問題に対しては、どこが間違っていたのか確認し、正しい答え・解き方・知識をインプットし直すことが最も大切です。


また、授業中に問題演習と解答解説をセットで行うことがあります。解答解説の際に、間違っていた自分の答えを消して正しい答えに書き直すことをする子がいます。

これもNGです。何がいけないのか。自分の答えを消す、ということです。自分が間違えたことを認めたくなく、証拠隠滅のような気持ちが働いて書き直してしまうのでしょうが、これだと意味がありません。自分の間違いと、解答を見比べることで、どこが間違っていたのか、次からはどうやって解けばいいのかを理解することができるからです。


問題を解いたら答え合わせをして、間違えた答えは消さずに残しておいて、解答解説を読んでどこが間違っていたのか確認をし、解き直しを行う。


この作業をしっかりと自分の力で日々続けることが学力向上につながります。

間違いばかりでもいいのです。ただ、この方法を続ける、この方法を行おうという姿勢を持つことが学力向上に結びつくと私は思います。

Lotus S.A.では、このような学習姿勢・勉強方法についても子供達に丁寧に指導していきます。このやり方が身に付くようになるまで粘り強く指導していきます。



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