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「つらい」と家族から言われた時にすること

こんにちは。櫻子です。
毎日どこかに忘れ物をして、持ち物が多すぎるからいかん!と探し物ばかりしているヨガイントラ、HSPの50歳です。(ADHDセルフテストが該当しすぎて、「でも自己申告だしなー」と、もやっています)

うつ病サバイバーの旦那さん

うちの旦那さんは、学校の先生をしていまして、今年20年目です。
以前職場の同僚と人間関係がおかしくなり、鬱になり、1年半ほど休職しました。
8〜7年前の話です。
その後、薬を飲みながら復職し、「この仕事しかできないし、働かないと今の生活が保てないから」とビクビクしながら仕事をしています。
最近は病院に行っていないので、薬はやめているのかと思います。
(知らんのか、おい)

とにかくPCをに苦手意識があり「どれだけできないのか、それがどれだけ劣等感につながっているか」と長靴の裏みたいな顔をしながらたまに訴えてきたり、日々イライラしたりしています。

わたしは親しい友だちのおかげで、文系だったにも関わらずWindows95からPCは便利なツールとして側にあり、ウイルス対策ソフトのテクニカルな方のサポセンで教育係だったこともあります。
そんな"差"みたいのも旦那さんの劣等感に影響を与えてるかもしれません。

旦那さんの弱音と家族の本音

そんな中、昨年試験をクリアし、少し昇進した旦那さんは今年度は新たなプレッシャーを背負っておりました。

そして、ついに「もうダメかもしれない。フラフラするような気がする。朝が特にダメ」とのこと。

正直、昇進試験なんて受けないで健康に過ごしてくれる方がいいんだけどなーと試験当時も思ってて、「ほらー、言わんこっちゃない、まいったなぁ」という感じでした。

イライラしがちな人、暗い顔の人がそばにいたり、部屋に篭ったりしていると困ります。

本人が一番大変なのだろうなーと思うけど、家族もなかなか大変です。

こんな自分じゃダメだダメだって頑張りすぎて病気になったんだから頑張らないで欲しいのに、「試験受けないで、頑張らないで」っていうとその底力さえもないように受け取らせてしまって、さらに自信喪失させてしまうんじゃないか?とか考えて試験受けるのをとめられなかったり、相談されて落ち着いてるように見せかけて、実は内心右往左往してるとか。

カウンセラーさんはクライアントのトーンに合わせるとか聞いたなー、なんか暗くなってるときはこちらもケタケタしない方がいいのかなーとか、
いやでも毎日真っ暗けなのもきついし、子どもたちへの影響があったらそれこそ笑えないな、とか。
でも、とりあえず大きな音はさせないでおくか、とか。

おそらく、わたしは一般的なうつ病家族さんよりはだいぶドライだとは思うのですが、こんなふうに、いわゆる腫れ物に触るような状態になりますよね。

で、まいったなーという数年を過ごしていた経験を振り返り、
またかよー、だからさー、真面目すぎるのも、完璧主義なのも、絶対良くないよねー。
毎日、ダメなところばっかり繰り返し見つめ直して、「これがダメだ」「これもダメだ」ってそればっかりに集中してたら、精神衛生上良くないに決まっとるよー、と思いかけて。。

ふと先日読んだ本の一節を思い出しました。

ダメな子アキラくんは天才アキラくんでもある

タイトル的に関係なさそうなんですがw。

観測の仕方によって
子どもは天才にも鈍才にもなる
 私は学習塾をやっていますが、子どもたちが秘める才能には、驚かされるばかりです。そこで実感するのは「観測の仕方で子どもは変わる」ということ。
 例えば、じっと席に座っていられず、教室で暴れまくる子。仮に、アキラくんとしましょう。塾に入るときにお母さんからは「発達障害」とお聞きしましたが、私は気にしません。それどころか、"天才"の要素を持っていることに気づきました。
 アキラくんは、算数の授業は15分も集中できませんが、手のひらサイズの積み木でボールをつくるようなものを渡すと15分くらいで6種類をパパパッと作ってしまう。ちなみに、私は設計図を見ないと作れません(笑)。
 アキラくんのお母さんは、「うちの子はずっと座っていられない」という観測の仕方をします。そのためアキラくんは「暴れまくるダメな子」で存在していました。
 いっぽう私は、「アキラくんは興味に対して積極的に行動する。天才性がある」という観測をし続けました。すると、少しずつ天才性が現れてきたのです。「アキラくんすごいじゃん」と、よい面を次々と観測していくと、面白いほど伸びてくるんですね。アキラくんはいつのまにか暴れまくることもなくなり、算数検定も一学年上のものを受けさせることにしました。すると、5分くらい経ったら遊び始めました。解答欄の左上に小さな数字が書いてあり、なんと全問正解!私も本当に驚きました。
 これにはお母さんもびっくりです。「あのアキラが。どんな魔法を使ったのですか」と。でも、私は魔法など使っていません。単に、観測する角度を変えただけ。つまり、「どの周波数帯で観測したか」ということだけです。

現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則


これを読んだとき、わたし自身の経験と重なりました。
わたしは平均30人くらいのグループヨガのイントラを17年してるのですが、"ピググマリオン効果"というのを本当に実感しています。

ピグマリオン効果(ピグマリオンこうか、: pygmalion effect)とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。別名、教師期待効果(きょうしきたいこうか)、ローゼンタール効果(ローゼンタールこうか)などとも呼ばれている。なお批判者は心理学用語でのバイアスである実験者効果(じっけんしゃこうか)の一種とする。ちなみに、教師が期待しないことによって学習者の成績が下がることはゴーレム効果と呼ばれる。

Wikipedia

40度越えの熱いスタジオで1分間、片足で立ちながら、もう一方の足を蹴り続けるというポーズがあるのですが、「すごいなー、すごい集中!床が踏めてる、呼吸が通ってる、身体が伸びている!全員で瞑想状態だ!」と見ているときは、本当に崩れない。
「あ、膝が緩んでる、危ない!力みがあるなー、呼吸が止まってる〜」とダメ出しを意識の中で初めてしまうと、バタバタと崩れ始める。

隣にいる人間が、「こんな人だ」って観測すると事態は変わるのです。


どの周波数帯で観測するかは、周りで選べる

家族が「もうだめ」と言ってきたら、普通は心配しますね。
なんでこんなことになったのかと原因を考えたり、どんな状態なのか?と詮索したり。。
「問題」にフォーカスします。

でもこれ、アキラくんのお母さんと同じこと。
「もうダメ」を加速させてしまい、「もうダメ」を大きくしてしまう。

つらくなってしまっている本人は、もうこれのドツボ(きっと)。
本人は多分観測の方向を変えるとか、なかなかむつかしい。

だから、家族としては。
「もうダメ」なのを観測するのではなくて、「大丈夫」なところを見て、そこに信頼を向ける、ようにしてみました。

本人に「大丈夫だよ」と言う必要はないのかなーと個人的に思ったので、
「もうダメ」「つらい」には「そうかそうか。きみはそう感じているんだね」と否定も肯定もしないでひとまず聴いておいて。
で、勝手に「大丈夫」なところを観測する。

うつ病サバイバーとして復帰した実績があるし?
薬飲んでないし?
仕事がキツくなることがわかってるのに、家族のために昇給しようという踏ん張りを本人が決めたし?
PC苦手と言いながら、普通にブラインドタッチしてるっぽいし?
二浪して大学行ってるし?(わたしこれ絶対諦めるからすごいと思う)
ご飯食べてるし?
、、、なんとかする力はあるでしょう。

すると、家族側としては、少し安心することができました。
家族が安心することは、とても大切。
意識は伝達されるので。

その成果か、ひとまずご本人も慌ててどうにかしようというパニックからは退けたかな、と思います。

そして、意識は伝達されるので(繰り返し)、わたし自身のケアを重点的に。
うつ病旦那さんとHSC子の育児とか、癇癪持ち甘えん坊の育児とか、よくやってるよねー。お疲れー。
部屋は散らかってるけど、ま、いいかw
だって、娘ちゃんが作った工作捨てさせてくれないんだもん、仕方ないw 

まとめ

家族が「もうダメ」「つらい」といってきたら、黙って話を聞いて、心配しすぎずに底力を信頼する。
きっとアドバイスとか、なんとかしてあげなくちゃという思いは不要。
で、自分自身をケアする「グッジョブ!」

こんな感じで、どうかなーと思う今日この頃。

「明日から大変だから」と決死の覚悟の顔で言われても、怯まない。
そですか。うん、まあ、乗り切れるでしょう。(言わないけど)

2、3、2、3が並んでる成績表の中3息子くん、受験生。
きっと大丈夫だ。
だって、小3から始めた管楽器、ずっと続けている。吹奏楽部のハーモニー、泣けるくらい、すごいもん。

おまけ

よく言われる「しあわせかどうかは、自分で決められる」的なことが腑に落ちやすいので、人生について考えたことがある人には一読をおすすめします。
「引き寄せ」がうまくいかない人にもおすすめ。

読んでくださってありがとうございました。

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