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子ども達の自己肯定感向上には、ボランティアが1番効果的!?~中学生Aさんのストーリーを添えて~


こんにちは!
三度の飯よりオーバーオール!ろーたす理事長の松下です!
※毎日更新は無理そうです!笑

今回は、子どもたちの自己肯定感を高めるのは結局どうしたらいいの!?という部分を、僕たちがフリースクールで子ども達と関わる中で気付いたことを含め、書いていきたいと思います!

結論から言うと

子どもの自己肯定感を高めるにはボランティアが1番いい!と、僕たちは考えています。
ボランティアというと大きくなるのですが、すなわち、"人に親切にする"ことが大切かなあと。

日本の子どもは自己肯定感が低い』と言われて久しいですよね。
不登校の子どもたちは、まさしく自己肯定感が低い子どもがとても多いです。

『学校に行けない自分なんかダメだ』

『学校に行けない自分はどうせ大人になっても働けない』

など、"学校に行けない"ということを通して、心がポキポキに折れていて、自信を無くし、中にはメンタルを壊してしまう子や自殺未遂をしてしまう子もいます。

"自己肯定感"という言葉は、様々な捉え方をできるかと思うのですが、ろーたすでは

『自分には価値があるんだ!』と本人が自覚できること

=自己肯定感



と捉えています。

時代背景も相まって
『子どもたちを褒めて育てよう』という風潮が強いですが、相変わらず日本の子どもたちは自己肯定感が低いまま。

じゃあ、どうしたらいいの!?

その答えが

        他人に親切にする機会を与えてあげる

です!

ろーたすで子ども達は、様々なボランティア活動や人の役に立てることに積極的に取り組んでいます!


西成区三角公園での炊き出しボランティアや地域の清掃活動、更には天神祭での『ゴミゼロ大作戦』への参加や、お祭りでの出店。地域の広報誌を配ったり、地域団体の方々と一緒に河川敷の草刈り、不登校で悩む親御さん向けフォーラムでの登壇などなど、、、

その活動は多岐に渡ります。
上記は毎日するのは難しいですが、

毎日できるもっと身近なことで言うと、
初めて教室に来た子に教室を案内してあげたり、年下の子の面倒をみたり、勉強を教えたり、、、

有難う!と言ってもらえる機会を沢山作るようにしています。

"有難う!"
と言ってもらえると、『役に立てた!』と子どもは感じることができます。

自分も人の役に立てる!
自分も人に必要とされている!
=自己有用感が高まり、それがやがては自己肯定感に繋がるのだなと子どもたちを見ていて思います。

有難うと声が沢山飛び交う場を自分たちで作っていくのは子どもも大人もとても気持ちの良い物です。
よく、『人に与えた分、全部自分に返ってくる』なんていう人もいますが、本当にその通りだなあと思います。
世の中に”有難う”が増えると、もっと良い社会になるのになあ。

参考になる動画がYouTubeにUPされてましたので、ぜひご参考になさってください!


ここで、ろーたすの中学生の女の子のエピソードを紹介します。
中学生のAさんは、学校に行かなくなって約2年ほど。生活リズムが乱れて、何もやる気が出ないと親御さんも悩んでいました。

そんな中、この夏にろーたすの子ども達みんなで参加した『天神祭ゴミゼロ大作戦』(天神祭りでゴミステーションに立ってゴミの分別をしたり、会場の清掃活動をするボランティアです)に、Aさんも参加。

最高気温36℃の中での活動にはじめは
"えーだるー、クソ暑いやんー。無理やねんけどー。"
と言ってたのですが、現地の学生さんや、ろーたすの仲間たちと活動をするうちに

"やばい!楽しすぎる!"と言ってどハマり。

天神祭りは、大阪で最も大きなお祭りとも言われていて、来場者数は何十万人にも及びます。しかも真夏。当初は子ども達は花火が上がり電車が混雑する19時までには帰宅予定だったのですが、ボランティア活動が楽しすぎてスタッフや学生さんと一緒に終電まで活動に参加。

今でもAさんはことあるごとに『絶対来年の天神も行く!めちゃくちゃ楽しかったわあ』とその時の思い出を話します。

それからは、学生のボランティアさんと各所のマルシェでボランティアをしたり、ろーたすのお祭りなどに積極的に参加するようになりました。ろーたすが運営する居場所事業やフリースクールにおいても下級生の面倒をとてもよく見てくれ、『小さい子苦手やったけど、めちゃ楽しいわ!』と言うまでに。
更にはあれだけ悩んでいた生活リズムも改善
(いまだに夕方に起きることもありますが、、、笑)

いまは高校入試に向けて日々勉強と準備に頑張っています。
高校に進学してからも、ろーたすに子ども達の面倒を見るために学生ボランティアとして関わってくれるそうです。


ろーたすのスタッフも、Aさんの変化には本当に驚いています。

子どもは些細なきっかけで、こちらが意図せずとも大きく成長するんだなあと感じた瞬間であり、『ボランティア活動・他人に親切にするということがこんなにも子ども達の自己肯定感を向上させるのか!』と、改めて感じた瞬間でもありました。

こんなエピソードが、ろーたすには沢山あります。

身近な親切から、がっつりのボランティア活動まで。これからもろーたすでは”他人への親切”を子ども達に沢山させてあげたいなあと思います。

もし、子ども達の自己肯定感の向上について、ご関心のある方はろーたすまでご連絡ください!一緒にボランティア活動しましょう!

NPO法人ろーたす 理事長 松下祥貴
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