見出し画像

双極性障害 もうひとつの安楽死②

私が深いうつ状態にあった時、この生を終わらせたいと思った理由を、回復してから考え直してみたことがあります。

その理由は、生きる希望を全く持てず、体も思うように動かず、そんな日が延々と続く中、「こんなにつらい思いをするのを何とかして止めたい」ということだったような気がします。

そう、苦痛からの解放だったのでは?と。

これほどまでにつらい思いをして、薬も思うように効力を発揮せず、積極的に消えてしまいたいというより、この精神的な苦痛から解放されたいという思いが強かったような気がするのです。

もちろん私のこのような考えが全ての人に当てはまるとは思いませんが。

アルコール、ドラッグを使って解放されようと試みる人たちもいるかもしれません。それは快楽のためではなく、辛さ、精神的苦痛からの逃避です。

かつて私はODをしようという欲求に駆られていた時期がありましたが、やはり同じような動機を持っていたような気がします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?