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【随想】小説『殺戮にいたる病』我孫子 武丸

とうとうね。
殺戮に至る病読みました。
いやーどんでん返し系の名作は一応一通り読もうと
去年から
十角館の殺人
葉桜の季節に君を想うということ
イニシエーションラブ
と読んできたけど、
これだけは躊躇していた。
体調が悪い時には読めない。
立ち読みしてそう判断した。
しかし
時期が来てしまった。
内容については
特に触れることができない。
一つ言えることは
文章がとても読みやすいということ。
癖がなく、無色透明。
するすると読める。
読み終わって見事どんでん返しされたことは
まあ満足ではあったのだが
一点どうしても腑に落ちないことがある。
あの登場人物は
必要だったのか?
重要そうな役回りで出てきたにも関わらず
いつの間にかいなくなっている。
そこだけが
スッキリしない。
読み終わった後、案の定悪夢を見た。


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