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22歳で初めて大学進学して、人生の主役を掴んだ/これまでで1番のチャレンジについて書く

こんにちは、ナガセヤスユキです。
#1か月書くチャレンジ 21日目となりました。

今回のテーマは「これまでで1番のチャレンジ」です。今日も振り返りをしていきましょう。

未知の世界に飛び込みたかった

私は高校生だった頃、将来の進路を決めかねていました。
何がしたいか分からなかったのです。「大学に進学する!」といいつつ、勉強はあまり好きじゃない。工業高校から進学するとしたら、工学部に進むのが定石でしたが…工学系の勉強もそんなに好きじゃない。そんなこんなで結局、大学進学を諦め、就職することに決めました。

しかし、社会人になって4年が経つ頃、自分自身が本当にやりたいことを見つけるためには、新しいことに挑戦することが必要だと気づいたんですね。

このままでは高校までの自分でこの先50年人生が決まっていく…と思ったんです。そして大学に進学すること、社会人入試を受けることに決めました。

当時、社会人入試は、私にとって唯一の活路となる受験方法でした。実際、私は社会人入試を経て、大学に進学することができたんですよね。

進路を誤魔化した高校時代

高校時代は、将来のことを考えると、不安になってしまって、何をすればいいか分からなくなってしまいました。

私はその時期、自分に自信が持てず、進学しないために就職する、という進路を決めてしまいました。結果的には充実した社会人生活をスタートできたものの、なんだかモヤモヤした気持ちが時折顔を見せていたものです。

大学生への憧れ

私は大学生活を羨ましく思っていました。

当時、大学生は自由な時間を持っているように見えたんですね。お金がなくても楽しそうで、いろんな人と交流していて、女子とも遊んでいて。そんな隣の芝生を見てると、大学で勉強し、友達を作り、新しいことを学ぶことへの憧れがどんどん強くなっていったんですよね。

受かったら行ってみよう、というノリ

21歳の春、「受かったら行ってみよう」という軽い気持ちで、社会人入試に挑戦することを決めました。

軽い気持ちで…とはいうものの、やるからには結構マジで進学したくて。それなりに戦略を立てて、志望校も絞って、夏の社会人入試に向けて行動を開始したんですよね。

社会人入試に全賭け

とはいえ、中学も高校も、基礎学力となる勉強をサボってきた身。今からセンター試験(当時はまだこれでした)に向けて勉強をしたって勝ち筋は見えませんし、なにより楽しくない。あとめんどくさい。

そんな不純な動機で、大学進学のための様々なルートを検討したんですね

そこで見つけたのが「社会人入試」と呼ばれるルートです。高卒で働いていたからこそ選べるルートで、もうそれに掛けるしかないな、と思った私は、その対策を必死で考えました。

多くの社会人入試は、面接と小論文での評価です。この2つに絞って対策することが必須だな、と感じて、私は勉強を始めました。

ちなみに当時、進学先の候補となったのは広島大学、小樽商科大学、横浜国立大学の3校です。…まぁ、ちょうど私が入試を受けようと決めた年の前年に、横浜国立大学は社会人入試を廃止してしまって、実質2択になっていたんですがね。

面接はともかく、小論文を対策せねば

面接と小論文、どっちもそんなに経験はありません。ただ、高校も推薦で進学した自分は、学校相手の面接はなんとなくできるだろう、という変な自信がありまして。志望動機と大学で学びたいことを書きだして整理した以外、特に練習もしませんでした。今思えば危ない橋。

問題は小論文です。
現代文は得意科目だったものの、絶対的に自信を持っているわけではありません。仕事が終わってから30分だけでも、読解力と要約力を鍛えることに決めて、あるトレーニングを始めました。

そのトレーニングとは、「新聞の社説を400字要約する」というものです。多くの社説は1000文字程度、あるいはそれ以上の文字数で書いてあることが通常なので、半分以下にまとめることになります。これはかなり苦戦しました。意味が通らなくならないように、でもディティールがわかるように、何を削って何を残すかめちゃくちゃ考える時間になります。

当時は富山県に住んでいたので、北日本新聞を使っていたような気がしますが、日経新聞だったかもしれません。とにかく、文章の骨を見つけるトレーニングを続けていました。

結果的には、それが功を奏したわけです。

「新しいことをする」ハードルがかなり下がった

ここまで、進学を考えてから社会人入試に挑戦することを決めて、そこから取り組んだ文章トレーニングについて書いてきました。

私は社会人入試に挑戦して、大学に進学することができたことで、自分自身の可能性を信じることができるようになったと思っています。

実際に進学し、卒業したことで、新しいことに挑戦することの大切さを学びました。様々な挑戦に対するハードル、かなり下がったと思っています。新しいことに挑戦することで、自分自身の成長を実感することができるようになったし、楽しめるようになったからですね。

やってみることの大切さ

新しいことに挑戦することは、怖いことです。
しかし、やってみることが大切だと今は思います。

何かを始める前に、自分が何をしたいのかを考え、自分自身に問いかけること、そして、その答えを基に、行動を起こすことが大切。私の今までで1番のチャレンジは、そんな意識を生み出してくれました。

大袈裟かもしれませんが、大学に進学して初めて、自分の主導権を自分で掴んだなと。主人公になれたなと。そう思っています。やってみてよかったなと。

振り返っていても気分がいい感じになりますね。

人生であと何回か、これを超えるチャレンジをしたら最高だな、と思います。…書いていてそう思いました。チャレンジ、これからもしていきたいな。

というわけで、「これまでで1番のチャレンジ」でした。
よければ、みなさんの話も聞かせてくださいね。

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