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失敗するやつは面白い

皆さんこんにちは!

都内でパーソナルトレーナーをしている藤原諒太です。

今回は「失敗するやつは面白い」というテーマについて話していきたいと思います。

他人の不幸は蜜の味

日本には昔から「他人の不幸は蜜の味」ということわざがあります。

19世紀の哲学者、フリードリヒ・ニーチェの「他人が苦しむ姿を見るのは喜びである」という言葉は有名です。

いかにも性格の悪さが出そうな言葉たちですが現代人はこうした感情を抱く人が増えていると言います。

心理学の分野ではこの感情はシャーデンフロイデと言われていて、ドイツ語での「Schsden(損害)」と「Freude(喜び)」が組み合わさった言葉になります。

直訳では「他人の損害を喜ぶ」になります。

自分にとって有害な人はもちろん無害の人にも抱く感情になります。

自己防衛的な感情以外にも快楽のために感じる感情とも言われます。

ただ、この感情は道徳的に良くないと思われますが、人類が生存競争を生き残るためには必要な感情であったとされています。

昔からある感情で現代でも存在してるのなら必要なのかもしれませんね。

蜜の味の最大の弱点は「快楽を共うこと」にあります。

中毒性があり繰り返し求めてしまいます。

例えばコロナ禍のガーシーさんの暴露動画の伸び率は半端なかったと思います。

それも話題が大きくなればなるほどより刺激的な話題を求めるようになります。

さらに「同調圧力」も強く働きます。

他人の不幸に対して自分は同情する気持ちが芽生えていたとしても周りにいるほとんどの人が面白がっているとその場の雰囲気に流されてしまい「一緒に面白がってしまう」ことがあります。

周りと同じ感情を抱くことで面白がることに疑問をもたなくなってしまうのです。

学校のいじめが無くならないのもこういった観点から見て取れそうです。

成功する人は笑われる側にいる

ほとんどの場合成功者は笑われる側を経験しています。

100人いたとして99人と違うことをしていたら「あいつ何やってんだ」って思われますし、目立つので標的にされてしまいます。

そんな周りからの圧に耐えながら自分が信じていることを続けられた人が大きな取り分を得ています。

何を持って成功というかは人それぞれ定義が違いますが、私にとっての成功者はホリエモンさんや西野亮廣さん、三崎優太さんなどがいます。

本人たちは失敗ではないと思いますが、客観的に見て彼らは過去にたくさん失敗をしています。

しかしながら、今では比較的成功者のポジションにいると思います。

彼らに共通しているのは「周りの批判などを気にしていない」ことです。

シンプルに自分に興味があることに全エネルギーを注いでいるので周りに目を向けている暇なんかないんだと思います。

行動量がとんでもないですし、普通の人なら気にしてしまいそうな批判すらも逆にエネルギーに変えてしまっている印象です。

批判が多いということはそれだけ注目を集めていることになりますし、周りに笑われることはむしろ美味しいポジションだと捉えているかもしれません。

私も元々は批判を受けることに対して恐怖心があってダメなことだと思っていましたが、今は批判をスルーできるくらいの心の余裕はあります。

もちろんお寿司屋さんの醤油をペロペロしたり、コンビニのおでんをツンツンするようなことはダメですが、自分がやりたいことに対して笑われたり批判されたりするのは誰もが通る道だと思うようにしています。

笑う側より笑われる側の方がワクワクできることもここ数年で知ったことなので笑われる側で目立てる努力をしていきたいと思います。

失敗談は話のネタになる

人の話って成功した話よりも失敗した話の方が面白いんですよね。

落ちるとこまで落ちてそこから這い上がって成功を掴むというストーリーに人は感情が動かされて応援しようという気持ちになります。

1話〜10話までずっと上手くいってる恋愛ドラマを見せられても何も面白くないですよね。

現実でも順風満帆の成功者より失敗続きでも折れずに成功を掴むために努力し続ける人が応援されますし、面白い話のネタをたくさん持っています。

20代で努力した差が埋まらないと言われるのはたくさん失敗できることにもあると思っています。

20代でたくさん失敗したとしてもまだ若いから仕方ないとフォローしてもらいやすいですが30代以降はそのカードはなかなか切れません。

30代でたくさん失敗していたら逆に評価を下げてしまいますし、それだったら若い人に仕事を回して経験してもらった方がいいと考えるのが普通です。

いかに責任がまだそこまでない段階でたくさん行動して失敗を経験できるかが今後の人生に大きく影響すると思うので失敗を話のネタにできるくらいの気持ちで行動していけると良いと思います。

真面目に生きるほどしんどいことはない

日本人は真面目な人が多いと言われていますが、真面目に生きることほどしんどいことはないと私は思います。

「真面目に生きる」という表現が抽象的ですが、私の思う真面目な生き方とは周りから言われたことに従い続けたり与えられた仕事をひたすら処理するようなやらされてる感のある生き方を指します。

警察官の頃は110番の処理をしたり交通取り締まりをしたり受け身の仕事がほとんどでやりがいや面白みを感じることが1度もありませんでした。

休みの日も無気力でプライベートも全く充実していませんでした。

そんな生産性のない毎日を2年ほど経験してこのままじゃまともに仕事せずにただ給料をもらうだけのダメな警察官になるなと思ったので退職することにしました。

今ではパーソナルトレーナとして仕事をしていますが、楽しくて仕方がありません。

いくらでも働くためのエネルギーが湧いてきますし、空いた時間にnoteを書いたり仕事やビジネスの勉強をしたりしています。

でもそれが仕事をしてるという感覚ではないんです。

なぜなら職場から仕事を与えられているというより自分から仕事をしにいっているからです。

人生のほとんどの時間が仕事に費やされるのに与えられた仕事をやり続けるなんてきついですよね。

私は警察官の頃の経験から真面目に生きるよりユーモアある人生を送れるように心がけています。

好きや得意を仕事にできることは可能なので、今の生き方に不満がある人は思い切って環境を変えてみるのをオススメします。

最後まで読んでくださりありがとうございます。





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