アジア諸国の中で日本人として生まれてよかった理由【徴兵・パスポート・受験】
皆様は日本人に生まれて良かったと思いますか?
今回は私が日本人に生まれて良かったと思うこと3選についてご紹介します。
あくまでアジア諸国の中での考えであって、北欧などとは比較していませんことをご了承ください。
アンケート結果への疑問
よくNHKなどが日本人として生まれて良かったことについてアンケート結果を公表していますが私はその結果に少し疑問があります。
こういったアンケートへの回答は以下のようなものが上位を占めています。
・和食や日本食が美味しい
・温泉に入れる
・アニメーション文化がすごい
・トイレがキレイ
・日本製品が優れている
これは一見するとよく言われているような日本が世界に誇れる良い部分ですよね。
しかしこれは別に日本人でなくても享受できるものにすぎません。
和食や日本食だって日本人でなくても食べれますし、最近では海外の都市部であれば美味しい日本食の店がたくさん進出しています。
温泉も優れた日本製品もキレイなトイレも、日本人が作っただけであり日本人じゃなくても利用できます。
アニメに関しても最近は多くの国の言語で翻訳されているためわざわざ日本語を学ばなくても楽しむことができます。
したがってこれらの回答は日本人として生まれて良かった理由というより、日本自体の良い部分なのです。
今回ご紹介するのは「日本人として生まれて」良かったことです!
日本人として生まれてよかった理由3選
私の考える日本人として生まれてよかった理由3選は以下の通りです。
・徴兵制がない
・パスポートが最強
・受験戦争がそこまで熾烈じゃない
他にもありますが主にこの3つに絞りました。
一つずつ解説していきます!
徴兵制がない
日本にずっと住んでいると徴兵制している国なんて韓国、北朝鮮、ロシアくらいの国だけだろうと思っている方も多いと思います。
しかしアジア諸国を始め、世界には徴兵制度を導入している国が意外にも多いんです。
そんな中、男性としては徴兵制のない日本に生まれたことはラッキーだと思います。
国によって徴兵の期間は異なりますが、韓国であれば陸軍の場合1年10か月の間入隊します。
若い大事な時間を徴兵に費やさなければならないのは辛いでしょう。
その時間があれば難関資格の勉強だって交換留学だってできます。
入隊すれば心身共に強くなるから良いことだと主張する人もいますが、それは実際に入隊したからしたらキレイごとでしょう。
実際韓国の友人からはよく「お前も軍隊一緒に行こうよぅ.. 友達だろぅ..」と言われます。
アジア圏で徴兵制度がある国は主に以下の通りです。
・大韓民国(1年6か月)
・北朝鮮(男性11年/女性7年)
・台湾(4か月の軍事訓練のみ)
・シンガポール(2年)
・タイ王国(くじ引きで2年)
・ラオス(1年6か月)
・ベトナム(2年)
・ミャンマー(2年)
・マレーシア(3か月)
・トルコ(1年3か月)
・UAE(高卒9か月/中卒2年)
その他中東諸国など
このようにアジアって意外と徴兵の国が多いんです。
北朝鮮の男性11年兵役はちょっととんでもないですね..
パスポートが最強
日本のパスポートはVISAなしで渡航できる国が世界で最も多くその数なんと193ヶ国!
例えばベトナム人が海外に渡航したい場合、東南アジア以外の国だと基本的にVISAを取得しなければなりません。
VISAを取得するには費用がかかったり収入証明など様々な条件があるため海外旅行するだけで一苦労です。
その反面日本人が海外旅行する場合は多くの国にVISAなしで入国できます。
海外旅行好きの私にとってこれはかなりありがたいですし、日本人として生まれて良かったと強く思うことの一つです。
全世界のパスポートをVISAなし渡航できる国と地域の数で比較したヘンリーパスポート指数の2021年度版ランキングは以下の通りです。
2021年の世界旅券ランキング
1.日本(193ヶ国)
2.シンガポール(192ヶ国)
3.ドイツ、韓国(191ヶ国)
4.フィンランド、イタリア、ルクセンブルク、スペイン(190ヶ国)
5.オーストリア、デンマーク(189ヶ国)
6.フランス、アイルランド、オランダ、ポルトガル、スウェーデン(188ヶ国)
7.ベルギー、ニュージーランド、スイス、英国、米国(187ヶ国)
8.チェコ、ギリシャ、マルタ、ノルウェー(186ヶ国)
9.オーストラリア、カナダ(185ヶ国)
10.ハンガリー、リトアニア、ポーランド、スロバキア(183ヶ国)
受験戦争がそこまで熾烈じゃない
これに関しては賛否両論あるかとは思いますが、特に東アジア内部では日本の受験戦争は比較的熾烈ではないと感じております。
もちろん実際に猛勉強して大学受験された方からすると何事かと思われるかもしれませんが、韓国、中国、台湾、香港など東アジア諸国の大学受験はもっと過酷です。
まず日本は私立大学を受ける場合は大学どころか学部毎に入試を受けることができます。
入試日が被っていなければ毎日でも受験に行くことが可能なので数打ちゃ当たる作戦を敢行することができます。
国立一本に絞るならそれなりに大変ですが日本は私立も優秀な大学が多いので国立を第一志望にして並行して私立も受験する場合が多いと思います。
こんなに合格のチャンスがたくさんある国はあまりないと思います。
そんな日本とは対照的に韓国、中国、台湾、香港などは修能(韓国)や高考(中華圏)などと呼ばれる日本のセンター試験に相当する共通試験しか合格のチャンスがありません。
その共通試験で失敗したら他の日にリベンジするチャンスはないため、その日に万が一体調不良などになってしまったら即浪人決定となります。
たくさん受験して合格した大学の中から選べる日本の入試システムは個人的に恵まれていると感じます。
また、周辺諸国の高校には部活などはなく基本的に一日中勉強しているため大学受験の競争率も必然的にかなり高くなってしまいます。
周りがみんな勉強している中、自分も勉強して上位に食い込んでいくのは相当大変だと思います。
日本の場合は高校1、2年までは友達と遊んだり部活に関しては3年生まで続いたりと勉強以外の行事にも精を出す学生が多いです。
こういった日本の青春とも呼ばれる学校行事は韓国や中国の友人からよく羨ましいと言われます。
しかし勉強以外のことに熱中している学生が多いということは、勉強すればその分上に行きやすいということです。
私も2年の夏でテニス部を辞めた後から模試の成績が鰻登りに上がりました。
まとめ
日本の良い点と日本人として生まれて良かった点はそれぞれ分けて考えるべきだと思います。
日本人でなくても享受できるものなら単にそれは日本の良い点でしょう。
もちろん日本にはアニメ文化、温泉、観光地などなど素晴らしいものがたくさんありますよね。
皆さんが思う日本人として生まれて良かったことは何でしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?