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【あがり症】試行錯誤する時の心の構え

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


先日、noteを読んでいて、
心に響く記事を見つけました。


それは、いつも気付きにあふれた投稿をされている
甘辛さんの記事。


あがり症の方は、是非、読んでみて下さい。


私には、ものすごく共感する内容でした。


ここに書かれていることは、

あがり症の方が、克服を目指す際に持っておきたい
心の構えでもある、と思いました。


今回は、そのことについて書きたいと思います。


試行錯誤は欠かせない


世の中に、あがり症の克服法は多くあります。


ネットを調べれば
さまざまな克服法がヒットするし、

大型書店に行けば、棚の一列が、
そういった本で埋まっていたりする。


専門家も、人によって言うことはバラバラ。


結局、どれが自分に効くかは
やってみないと分からない。


私の経験でもそう。


本に書いているからとか、
専門家が言っているからといって、

そのやり方が自分に効くかは
試してみないとわからない。


さらに言えば、使えそうな知識であっても、
そのままではうまくいかないことが多い。


大体において、トライアンドエラーしてみて、
“自分仕様に修正する作業”が必要だったと思う。


例えば、よく言われる、
「緊張を受け入れる」ということ。


しかし、これはすごく観念的な言葉であり、

この言葉を聞いただけで、
緊張を受け入れられる人は少ないでしょう。


だから、
自分なりの「緊張の受け入れ方」の仮説を立てて、
検証してみることが欠かせない。


うまくいけば、そのやり方を続けてみて、

うまくいかなければ修正するなり、
別の仮説を立てる。


そういったトライアンドエラーを
幾度となく繰り返すうちに、

いつか、
「ストンと自分の中の腑に落ちる」感覚が得られる。


それが自分にとっての、正解だということです。


試行錯誤の過程で「自分を許す練習」をする


「トライすればエラーが出ることは当然のこと。
 時にはエラーすることがゴール。」



本当にそう思う。


しかし、これがなかなか難しい。


なぜなら、あがり症の方は、
自分にとことん厳しくて、
自分のエラーを許すことが出来ないから。


実際、過去の私がそうでした。


エラーのたびに、

いや、エラーしていないかも知れないのに
何日もクヨクヨと悩んでしまう。


しかし、トライとエラーはセットもの。


自分の中の腑に落とす過程において、
エラーは必ずついて回る。


だから、エラーした自分を、その都度許して、
次のステップに進まないといけない。


結果的に、トライアンドエラーの過程で、
幾度となく自分を許す練習をすることになる。


そして、「自分を許せた経験」それ自体が、
あがり症の症状を改善させることにつながる。


「失敗しても仕方ない」と、
自分を許すことができれば、緊張は確実にゆるむ。


そして、自分を許せるようになってくると、

今までの自分イジメから解放されて、
圧倒的に生きやすくなったことに気づくと思う。


トライアンドエラーの先に待っているもの


「トライアンドエラー全てが丸ごと経験。」

「経験と言う生きる糧がゴールでは手に入る。」



本当に、その通りだと思う。


しかも、
トライアンドエラーで踏み固めてきた土台は、
そう簡単には揺るがない感覚がある。


それはまさに、
自らの血になり肉になった証拠だと思う。


そして、その経験が自信にもなる。


自信というのは、他者の意見がつけ入る隙はなく、

「自分は、これだけやったから大丈夫だ」という、
完全に自己評価の世界。


これを得ることが出来る。


あがり症の方が、自信を得た時には、
また違った世界が見えるようになっていると思う。


あがることにいちいちビクビクせず、
一人の人間として、
力強く生きれるようになれるかも知れない。


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
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