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【あがり症】薬ってどうなん?メリット・デメリットを考える

あがり症の克服を目標に、
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


私は過去にあがり症(社交不安障害)の
薬を飲んでいたことがあります。


今回はその体験をもとに、
「薬ってどうなん?」を
テーマにお伝えします。


ワタクシ、
あがり症が重症化していた時に、
心療内科を受診しました。


そこでは、
心拍数を抑える薬(インデラル)と、
安定剤(ソラナックス)を
出されました。


「ハーイ!緊張する時に飲んでね〜!」と。


あがり症の薬としては、
バッチバチの鉄板です。


では、薬を飲んでどうだったか?

(注:薬の効き目については、
 個人差があると思うので、
 参考程度にして下さい。)


私の場合、
心臓の物理的なドキドキ・バクバクは
かなりマシになりました。


しかーし!
不安感は飲む前と変わらず、、、


チーン。。。


ネットを見てみると、
薬によって不安感がマシになった方も
多くおられるようです。


しかし、
私の不安感には効きませんでしたね〜。


薬を飲んでも、凄まじい不安感は、
解消されませんでした。



それくらい、人前で話すことへの不安が、
脳に刻み込まれていたんだと思います。


これは何度試しても、同じ結果でした。


それに加えて、
薬を飲むと身体に凄まじい違和感を
感じるんですよね〜。


なぜなら、
心臓の動作はユッタリなのに、
心理面は鬼不安状態だから。


例えるならば、アクセルとブレーキを
同時にベタ踏みしている感覚
です。


この、心理面と肉体面の
不一致状態が凄まじく気持ち悪い!


違和感全開でした。


突発的に人前で話さないといけない問題


サラリーマンには、
突発的に人前で話さないといけない場面があります。


急な会議とか、レクチャー、
飲み会の幹事などですね。


そんな時に、
「今から薬を飲むから効くまで待ってね!」は
通用しません。


会社はそんなに、優しくありません(泣)


これ結構、致命的なんですよね〜。


自分がどうありたいか問題


個人的に、
「薬に頼っていくのは嫌やなー」
という思いもありました。


例えると、薬に頼るというのは、
補助輪付きの自転車に乗っているようなもんです。


補助輪なしで自由に乗りたいですやん。


それに、
薬は、一時的に緊張を抑える対処療法です。


これが、結構重大で、
根本治療でないことが陰鬱な気持ちにさせます。


さらには、
薬に依存してしまうと、薬を飲めない場合に、
凄まじく緊張するのが容易に想像できますし。


コスト面の問題


通院にかかるコスト
(時間・金銭等)はあなどれません。


結構、受診料が高いんですよね〜汗


以上!


私の判断


ここまで、あれやこれやと書きました。


一般的に言われるのは、
薬には、服用する
メリット(効果)
デメリット(副作用や経済的負担など)
があるということです。


そして、薬による治療は、
そのバランスにおいて、
メリットの方が大きいことによって
成立しています。


当時、
私もメリット・デメリットを
考えに考えました。


その結果、自分にとっては
デメリットの方が多いと評価しました。


そして、それ以降
薬をやめた思い出があります。


もし、薬を使うんであれば、
漫然と使うのではなく
メリット・デメリットを
きちんと考えるべきだと思いました。


そして、
自分にとってメリットのある
選択をすればいいかと思います。


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

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