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保険会社の正社員って、会社員じゃないの!?!?(2015年)

この記事をご覧いただきありがとうございます。
わしです。
私は2014年に大学を卒業して社会人になった、
現在32歳の会社員です。

ちょうど今年(2024年)で社会人になって10年が経ちます。
10年の振り返りとしてnoteを開設しました。

今回は、保険会社に入社してから知って、
驚いたことを記事にまとめます。
相変わらず世間知らずな社会人2年目の私です。
今回の記事も、時系列的に続編を書くことになりますね(笑)


私は会社員じゃなかった・・・

説明会の時に「正社員で働くといい」と聞いて、
保険会社に入社しましたが、
ここでは正社員=会社員ではありませんでした・・・。

正社員の定義は、「期間の定めがない無期雇用契約で雇用され、フルタイムで働く社員」です。採用後に雇用期間の更新はなく、継続的に働き続けることが可能です。ただし、会社の指示により業務や勤務地の変更が生じる可能性があります。

転職エージェントのマイナビエージェント

詳細な説明はここでは省きますが、
生保レディのような保険外交員は個人事業主扱い。
確かに健康保険や厚生年金の制度は整っていたし、
通勤交通費も支給されていました。

しかし、営業にかかった経費はすべて自己負担。
交通費、お客さんとのアポイント時の飲食費、ノベルティ代、
通信費、駐車場代等々・・・

これらは領収書を保管しておいて、
翌年の2月に始まる
確定申告で申告をしなければいけなかったんです。

さらに、賞与(ボーナス)は契約数や成績に応じて決まるから
〇ヵ月分という概念は存在しませんでした。

そんなことも知らずに入社したので、
これを聞いたときに結構絶望しました。
担当地区へ訪問するたびに交通費が発生するし(定期圏外)、
ノベルティも会社支給じゃなくて自分で買わないといけないという・・・。

確定申告で還付があるとしても、
全ての経費が戻ってくる訳でもないので、
なんか騙された気分でした。

※総合職の営業だとまた違うようです。

休日出勤しても振替休日を取れないときもある

基本的に休日出勤をしても、
休日出勤に対する手当はありません。
そのため休日出勤をしたら
平日に振替休日を取ることになっていました。

しかもこの休日出勤一つにおいても、
お客さんとのアポイントが2つ以上で半日
4つ以上で1日振替休日を取れるという謎ルールがありました。
だからアポなしで訪問をして、
誰にも会えずに終わった・・・という日は、
無給で働いたも同然だったんです。

土日や祝日にしか会えないお客さんとのアポイントで
休日出勤することはありましたが、
最初のうちはそんなにアポイントが取れたわけでもないので、
ただただ疲れが溜まっていくだけでしたね・・・(;^_^A

採用活動もしないといけない・・・

自分の成績も上げながら、
一緒に働く人を探さないといけないのが採用活動
かくいう私も、大学の同級生のお誘いをきっかけに
この生保レディの仕事を始めたんですが、
結局これも数字の一つなんですよね。

↓私が生保レディの仕事を紹介された話

ただ、友人や知り合いに声をかけて入社してくれるなんて
そう都合のいいことはほとんどありません。

じゃあどうするかというと、
・保有している既存顧客から20代~40代の女性に声をかける
(契約者や、契約者の娘や、契約者の配偶者女性など)
・ハローワーク前で声をかける(特に子連れ)
・転職イベント会場の近くで声をかける
 etc…

特に求人を出しているわけではないので、
このように生保レディから声をかけて、
支部に来てもらって面接をしたり、
説明会に参加してもらったり、
勉強会へ参加してもらったりする感じです。

実はこれも、
実際は採用にまで至らなくても、
支部長や支社長と面接をしないといけないという
ノルマがあったんです。

だからベテランの方は、
ハロワから出てくる子連れの方を見て声をかけて
ずーーーっと歩きながら喋ってる・・・。
あと、
「子供がいても働けますよ!!」
をすごいアピールしてました(笑)

個人的にドン引きしたのが、
ハロワの前で声をかけてそのまま支部へ連れていくこと。
「お話だけでも聞いてください!!」
「支部長や支社長と会わせてください!!」

・・・って(;^_^A
そのまま車に乗せて支部まで行った人がいるんですよ。
それに着いていった方もすごいなぁと・・・。

もちろん採用には繋がっていないですけどね。

一定期間成績が上げられないと嘱託社員に降格する

※労働基準法等あまり詳しくないので専門的なことは書けません

一定期間、決められた基準の成績を上げられていないと、
嘱託社員に降格して出勤の義務がなくなるようです。
出勤の義務がなくても、
担当地区の訪問や職域訪問もできるし、
お客さんとのアポイントを取って商談も可能です。
ただし、一定の成績を上げられないと営業職員に戻れません・・・。

だから支部にも名前はあるけど全然出勤していない人は
よく見たら嘱託社員だった・・・なんてことがありました。
それを先輩に聞いたら上記のようなことを言っていたので、
生保レディでやっていく厳しさを知りました。
というかこんな世界あんの!?って感じで驚きでした。


生保レディになって3か月ほどで、
こういう現実を知ってより不安になりながら仕事してました。

どの記事でも私、「不安になった」と書いてますが、
かなりの不安症ですね(笑)

前職の不動産営業のときは会社員だったので
交通費やその他経費は、
経費申請をすれば丸々その金額が受け取れましたが、
生保レディは経費は全額自腹・・・。
予想外すぎてこれが今後ものすごい足かせになりました。

笑顔で営業できるのもいつまででしょう・・・。笑


次回は企業へ募集をする『職域訪問』をした時の話を書きます。
担当地区訪問だけでは世界が狭いので、
ここでまた知らない世界を知ります。

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次回もお楽しみに!

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