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インターネットでお金を稼ぐ方法 - 1

インターネットでお金を稼ぐ方法は、実のところそんなにパターンがあるものではない。煎じ詰めれば、ほんの数個に集約出来ると考えている。

これはおもしろいWebサービスだ!と思っても、収益はたいてい広告か月額課金。ネットで新たに出現したお金の流れって、ほとんど存在しないのではなかろうか。

その1、広告型 -- 見る人を集め、見せたい人がそれを買う


インターネットの利益と聞いて最初に誰もが思い浮かべるのは、広告による収入ではないかと思う。TwitterもFacebookも結局広告で稼いでいる。最も一般的で、最も単純で、最も予測のしやすいモデルである。アフィリエイトもこれに含んでしまおう。

このモデルはシンプルであるが故に、参入も容易い。誰でも自身のブログに広告や商品リンクを張りつけ、ちょっとお小遣い稼ぎをすることができる。

他の条件が同じであれば、PV数に比例してクリック数が上がり、それに応じて収益も増える。

単純で予測がしやすい、というのはこういうことだ。

方法は問わないからとにかく人を集めれば広告主に対する訴求効果は高いし、加えて特定セグメントのユーザを効果的に集める事が出来れば、広告主にとってその場所が価値を持ってくる。たとえば主婦層を掴んで話さないCookPad、いくつか存在するシルバー世代向けSNSなどが該当する。

もっとも、一口に広告モデルと言っても、クリック率の割合をいかに上げるか、広告掲載先を複数のメディアからいかに効率的に選択するか、逆にいかに高いコンバージョンで広告を掲載するかと言った様々な立場の多様なプレイヤーが存在し、一筋縄では語れない。

収益モデルとして見た時「見る人を集められる相手に、見せたい人が金を払う」という基本的な図式は変わらないため、
「広告型」をインターネット収益モデルの最初の一つとして取り上げることにさほど異論は無いだろうと思う。



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