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クリスマス シチューとチキンとシュトーレン。

★メリークリスマス、な気分では全くなく。

 キリスト教信者でも何でもない私にとって、クリスマスはほとんど全て、
他人のため、というかぶっちゃけ子どもや孫のために、オモチャを買い、
ケーキを買い、唐揚げとポテトサラダを作っていたようなものだった。
子どもが独立して家を出ていき、後期高齢者を含む平均年齢62歳の三人
暮らしでは、何が面白くてクリスマスイブだ、という気分である。

漬物と味噌汁があればいい、というほとんど三食ご飯を食べている
わが家の食生活、今日なんてもう夕方昼寝(夕寝)して朝まで寝ちゃおうか、
と思うくらい気分は荒んでいた。雪が降って雨が降って、寒いし、道路は
ビチャビチャだし。今日発送する荷物と、返却して延長したい図書館の本と、
リハビリに通っている接骨院が「日曜午前中だけやってるよ」という
お知らせがなかったら、外出もしておらず悶々鬱鬱となっていただろう。

クリスマスだからってもうケーキを買わなくなったのは(ハナから作る
気力はない)、知人が毎年12月になるとシュトーレンを送ってくれるからだ。
粉砂糖にまぶされた、クリスマス仕様のラッピングペーパーで包まれた
この贈り物を受け取る度に、申し訳ありません、という気持ちと、
毎年忘れずにありがとう、という気持ちが入り混じる。
そして今日はこれを食べるために、シチューと唐揚げと味噌汁を
なんとか作って夕ご飯が出来た。息子からは、孫娘にプレゼントした
アンパンマンオモチャで、遊ぶ孫ちゃんの動画がLINEに入っていた。
もうこれだけで良いではないですか。

今年は、いろんなことがあって、さまざまな気づきがあって、
ようやく自分の身体を労わることと、物事には「準備と段取りが必要」
という普遍的な事実を実感することが出来た。全て行き当たりばったり、
その時の気分で右に行ったり左に行ったり、思いつきで人生のダンジョンを
クリアしてきたわたしにとっては、大きな前進であった。
逆に言えば、計算も打算もなく、ほんとうに行き当たりだけで
ここまで生きて来れたのもすごくない⁉️ という感じです。
もっと計算高く人生を過ごしていたら、今ここにはいないよね。
人生ってほんとうに不思議なんだなー。。
いつ終わってもいいように、今を一生懸命生きよう。
お風呂入って、お布団さんに包まって眠ります(_ _).。o○い






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