KAMI会

ド・スタートアップの文化創り~KAMI会~とは??

こんにちは布川です。

ログラス社では会社全体で週1回はnoteを書くというKPIを設定しているので、開発が忙しい他のメンバーの代わりに今週もnoteを投稿します。

さて、今回はスタートアップで最も重要な要素である文化(カルチャー)創りについて、我々ド・スタートアップが取り組んでいる内容を経緯も含めて書いていきたいと思います。

そこはかとなく感じる閉塞感

スタートアップに限らず、あらゆる組織において起こる大きな課題の1つは人間関係です。

特にスタートアップは1~5人程度の小規模組織でスタートすることが多く、この少ない人間がどれだけ親和性を持ちながら仕事ができるかで成果が大きく変わってきます

ログラスは創業して間もない会社で、毎日出社する正社員は現在3名だけです。最初期はオフィスも何もないので、布川の家にホワイトボードを作って議論していました。

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最近ようやく五反田のマンションの一室に入ることができ、毎日頑張っていますが、SaaSというビジネスの性質上、プロダクトが出るまではとても時間がかかります。

毎日こもって仕事をしていると人間というものは閉塞感を感じるもので、少し組織として疲弊している時期がありました。

幸いなことに何かハードシングスがあった訳ではないですが、何も成果が出る訳もない中で開発を頑張っていた結果、たった3人の組織にそこはかとなく閉塞感が漂っていた訳です。

餅は餅屋に聞け

うーんこれはいかんな、なんかいい、閉塞感を打開する方法はないのだろうか・・・と私は悩んだ末、餅は餅屋だ!ということで、シリーズA~B頃のスタートアップメンバーにカルチャー創りのために行っている施策を聞いて回りました。

そこで聞いてとてもいいなと思った施策が今回ご紹介する施策の元になっています。

そのスタートアップで行っている施策は、

各組織・チームごとに一定のタイミングで集まって、お互いに仕事などでやってもらって嬉しかったことなどについて、紙に書いて感謝する会をやる

という施策です。

実はこの仕組みは既にピアボーナスという概念として一定知られており、最近だとUniposさんが有名だと思います。

しかし、たった3人の組織でUniposを導入しても中々、運用で頓挫してしまう可能性が高いよね・・・という中で、この施策はログラスにとって非常にいいものなのではないか?と思いました

そして突然スケジューラーに謎の予定が・・・

キャプチャ

思い立ったが吉日、私は即座に毎週土曜日に「KAMI会」というスケジュールを追加しました。

メンバーからは、なんだこれはという質問を当然受けましたが、以下のような目的とルールで運用するから宜しくということで納得してもらいました。

【目的】
・メンバー間でお互いに価値ある仕事をしようという意識を持つ
・感謝を口にすることでお互いへのポジティブ感情を持つ

【ルール】
・ポストイットに感謝している事項を書いて、手渡ししながら何故感謝しているのかを述べる
・ネガティブ発言はしない

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↑実際に布川が今日もらったポストイットの一部

※KAMI会の由来としては、アニメや漫画の「神回」と紙を渡す会「紙会」をもじったものです。元ネタのスタートアップでも文字列が違うだけで、同じ名称でやっていました。

得られた効果

このKAMI会は非常に素晴らしい仕組みだと思っています。紹介してくれた方にも感謝!!

得られた効果としては、

・メンバー間で自然と感謝の言葉が出るようになってきた
・お互いに対して正しい形で期待値を持てる環境になった
・正しく承認欲求が満たされることで雰囲気が良くなった

といった面が大きいところではあります。

ログラスではどんなに細かいことでも感謝します。例えばトップ画のこれです。

iOS の画像 (14)

書いてある内容は極めてどうでも良さそうな「デンキナベ買ってた」というものです。こんなやつ

電気鍋

これは布川の発案で、みんなで鍋を囲んでご飯を食べることで、キズナを深める・・・!!!という超短絡的かつ安直なアイディアです。

しかし、意外とこうした小さなアクションでメンバー間でコミュニケーションする機会が増えました。

キャプチャ

↑鍋ランチの様子

もちろん真面目な仕事がフィードバックの中心にはなります。今回は一例として分かりやすいものを出しましたが、こうした感謝をお互いに与えあう仕組みはプロダクトにも今後活かしていきます。

Loglassというプロダクトが目指す世界

我々が現在開発しているLoglassというプロダクトは、CFOや経営企画が中心として取り組む経営管理の領域向けのSaaSです。

一定の規模になると、経営管理業務は極めて無機質に数値を授受しながら、全社の管理を行っていくものになりがちです。

我々はこうした業務で行っている属人的かつ非効率的な作業を効率化しつつ、経営企画などの取りまとめ役の部署と事業部署が互いにコラボレーションしながら仕事ができるプラットフォームを目指しています。

こうしたビジョンをまずは自分の組織から体現していくことで、プロダクトと組織が一体となって成長していくことを目指しています。

絶賛採用もしています!

Loglassには現在、3名の正社員と14名の業務委託がおります。しかし、エンジニアもCSもセールスも全く足りていない状況です・・・!!

お声がけ頂ければすぐに検討してお返事をするようにいたします!!!

ご連絡は是非TwitterのDMまでお願いします!!!


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