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6月の終わり。コロナに慣れてきた?

本日(6月30日)の日本国内では新たに139名が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。新たな死亡者は2名だそうだ。

感染者数は日々増えている。

検査数も増えているわけだから、感染が確認された人が増えるのもわかる。

今日(6月30日)は139名の感染者数を記録したが、「新型コロナウイルス感染速報」を遡ると5月5日の新規感染者数は119名、5月4日は174名、4月27日も174名、3月29日は173名であった。

どうやら感染者数だけを見れば、3月下旬、4月下旬、5月上旬と同じくらいの数の人が感染しているみたいだ。


4月7日、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言は安倍総理大臣により行われた。

4月16日に緊急事態宣言の対象は全国に拡大された。このうち、先に対象になった7都府県と北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道府県を加えた13の都道府県は、特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていく必要があるとし、「特定警戒都道府県」と位置づけられた。

5月14日。北海道・東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・京都・兵庫の8つの都道府県を除く、39県で緊急事態宣言は解除された。

5月21日。大阪・京都・兵庫の3府県の緊急事態宣言が解除された。

5月25日、首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言は解除された。これをもって、緊急事態宣言は約1ヶ月半ぶりに全国で解除された。


今日の感染者数は、

緊急事態宣言を出すか出さないか、コロナが大変だ!

と言っていたときと同じくらいになっていることがわかる。(何度も言うが、新規感染者数のみを見ればだ。)


街中はどうだろう。


観光地には少しずつ人が戻っている。お店も再開したところもある。都道府県をまたいで通勤している人もいる。リモートワークが終わった人もいる。

朝には子どもたちが学校に向かう様子もあるし、下校時間には楽しげな声も聞こえる。

特定の人としか対面では会っていないような気もするが、人の移動そのものは回復しつつある。


変わったことといえば、

・みんながマスクをするようになったこと

・外出するためにはマスクを持っていかなければいけないような雰囲気であること

・「手を洗おう」が身についてきたこと

・消毒液が手元にあること

・人が集まっているとギョッとしてしまうこと

・テレビ番組でリモート中継をされていても不思議に感じなくなってきたこと

くらいか。


数値を見ると、まだ「コロナ禍」であって、まだコロナは収束していないことがよくわかる。他方で、最も「コロナが大変」「早くどうにかしないと!」と言っていた時と大きく変わったことといえば、手を洗ってマスクをするようになったことくらいだ。


最初の頃は、テレビ番組のリモートは気味が悪く感じていた。しかし、今や密集している方が気味が悪く感じる。


どうやら、コロナに慣れてきたようだ。



注目していた、検察庁法改正案は黒川検事長の賭け麻雀辞任を経て(?)廃案になった。参議院議員の河井案里は公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕された。夫で前法相の衆院議員河井克行も容疑者になった。現金を受け取った地方議員たちは次々に受け取ったことを認め、告白し、「辞職ドミノ」だ。

東京都も政府側も2021年に東京オリンピックをすることをまだまだ諦めてはいない。東京都知事選は過去最多の22名で、いつものごとくお祭り騒ぎをしたいだけの人やこれを機に有名になりたい人も立候補している。

麻生太郎は衆院解散について「秋解散が望ましい」と公明党幹部に伝えたことが今日夜くらいにニュースに出ていた。



コロナに慣れてきた。でも、コロナを経てわかったこともある。


選挙には行こう。政治には参加しよう。口先ばかりじゃない、賢明な判断ができるリーダーを選ぼう。とんでもないリーダーを選んだら、救える命も死んでしまう。


2020年の6月はこんな感じだ。


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