祖父母と年上の親戚にスマホの設定をし、使い方を教える孫。
今月ももう終わる。あと数時間後には6月になる。5月は何度も祖父母の家に遊びに行った。
来月には田植えをするから、苗の世話の手伝いに行った。田んぼの仕事があるときは、親戚みんなが祖父母の家に集まる。私たち孫らはいわば、「季節労働者」である。みんなですれば早く終わるし、高齢の祖父母は指示だけで済むから負担もない。
私たちは、田んぼの仕事を祖父母から習う。
祖父母や年上の親戚らは、孫たちからスマホを習う。
祖父の悩みは、スマホに電話がかかってくるのだが、いいようにとることができず電話に出られないことだった。どうやら、スマホが鳴っているのには気がつくのだが操作がいいようにできず、電話を取る前に電話が切れてしまうという。
・電話の呼び出し時間を最大まで長くするように設定し直す。
・電話の呼び出し音を最大にする。
・電話が来たときの操作方法を教える。
これでとりあえずは電話が取れそうだ。
手がカサカサで反応してくれない!というのもあったが、ハンドクリーム塗るか、操作するペンを買うかだと伝えるに終わった。
祖父は何か連絡があるときは、1人ずつに電話をしていた。田んぼの仕事をするときもそうだ。みんなに電話で個別に連絡する。毎度毎度、「みんなに連絡しないと!」となっていた。
・祖父のライングループを作ることにした。
・祖父には何かあるときは、このグループに時間と内容だけでいいから送るようにと伝える。
・親戚みんなをグループに招待し、参加してもらう。
これで、親戚の集まりがあるときや何かニュースがあるときは一発で連絡できる。私を筆頭に遠くで暮らす親戚には冠婚葬祭時に今後役に立つだろう。写真もアルバムで解決するだろう。
そのほかには、PayPayの設定がうまくいっていないのを設定し直し、操作方法を教える。メルカリの使い方を教える。Bluetoothで「飛ばす」とはどういうことかを教える。
今回一番印象的だったのは、アップデートしてないから、新しい機能は使えず、何か中では変わって「突然使えなくなった」ということだった。
スマホもアプリも適度にアップデートするようにと伝えた。
私は必要なものはすぐアップデートするから、なぜこんなにアップデートしてないのかと、驚いてしまうほど、アップデートをしていなかった。
どうやら、なにかよく見たことがない画面が出るととりあえず「キャンセル」を押してしまうそうだ。
表示してあることを読んで、ちょっとよくわからなかったら、「キャンセル」。
アップデートなるものをしてしまって、今までのが変わってしまってわからなくなるのが怖いらしい。
とりあえず、いろんなボタンを押してみて、ミスったらやり直せばいいじゃん!
と私は親戚には伝えたが、今思えば、
ミスった場合に使えなくなったらどうするんだ!どうやってやり直せばいいのか!
となるんだろうと思う。
新しくできたものは、みんな初心者だからみんなで学ぶ必要がある。
やったことのないことは、みんなできない。
孫らは小さい頃から田んぼ仕事を見ているからなんとなくはわかるが、祖父母が指示してくれないと詳しいことはわからない。
同じように、祖父母や年上の親戚らは新しくできたスマホなどの機器とはそんなに親しくもしてきてないから、使い方も設定方法もよくわからない。
みんなでわからないことは解決していけば、みんな1人づつが個人としてアップデートできる。
5月はそんな月だった。
祖父母や親戚らとも思い出が増えたからよかった。
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