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インド留学記

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2020年から2022年のインド留学記。グジャラート州にある大学の社会学/人類学の修士課程に所属。留学中の出来事と2023年からはインド関連の出来事を不定期更新。
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2022年1月の記事一覧

部屋の掃除がしたい、けど、私のやることではない。

1月の中旬ごろのことだ。 掃除担当のアンティが連日掃除に来なかった。 私のいる部屋も私の部屋のあるフロアの共有スペースもどんどん汚れていく。 床には長い髪の毛がたくさん落ちている。洗面台は見事に詰まっている。共有のバスルームの排水溝も髪の毛とゴミで詰まっている。私の部屋のバスルームは綺麗好きなルームメイトのおかげでまだマシな感じだ。 ゴミ箱は部屋ごとにあるのではなく、全て共有スペースのゴミ箱に捨てる。分別はしないため、たったひとつの大きなゴミ箱(段ボール)にどんどんゴ

インドに来て1ヶ月が経過した。

12月12日にインドに到着して、1ヶ月とちょっと経過した。1月16日の今日も天気は晴れだ。12時から16時くらいまでの午後の時間は日差しがきつい。黒い髪の毛が焼けるんじゃないかと思うくらい暑い。 しかし、1ヶ月も経つとこちらの生活にもやや慣れてきた。さて、私はどんなことに慣れてきたのか。 食事のことまずは食事だ。「毎日カレーなのか?」と言われれば、違う、と答えるが、毎日スパイスのきいた食事だ。サブジ(野菜の煮物)にダール(豆の煮物)、ロティにライス。スパイスの効いたものを

コロナウイルス再拡大による大学閉鎖。

前回の投稿で大学が再びシャットダウンしたと書いた。 私たちの大学は1月7日(金)からシャットダウンしている。ルームメイトの大学は1月3日(月)からだった。私たちの大学はやや遅くなって閉鎖したような印象だ。 年明けの大学での同僚らとの会話は「いつシャットダウンすると思うか」「いつまでシャットダウンすると思うか」「シャットダウンしたらどうするか」の話ばかりだった。 インドの「臨機応変」さインドは日本よりもだいぶ「臨機応変」だ。この臨機応変さにみんなで振り回されるのだが、こう

熱が出たため大学のヘルスセンターに行くなど。

1月3日(月)は朝の授業はなかったが、早く大学に行ってeラーニング教材を1週分やる。昼食は食堂で食事した。夜18時半のバスで帰る。授業後、同僚に図書館に誘われたが、この日は疲れていたため帰ることにした。帰り道はやや寒く感じた。 1月4日(火)は一番最初のバスで大学へ。朝イチの授業がある日は昼過ぎには授業自体は終わる。昼食はホステルで食べる。その後、昼寝をしたら爆睡してしまった。20分で起きるはずだったのに、2時間くらい寝ていた。やろうと思っていたことを夕食前に済ませた。その

みんなで料理をして食事をする。

今日は1月1日(土曜日)。晴れ。今日もいい天気だった。 朝から支度をして、Ma'am*の家に向かう。先週の水曜かクラスのWhatsAppに、「1月1日はMa'amの自宅で朝食を食べて、みんなで昼食を作って食べよう!」というお知らせがきていた。クリスマスからお正月のホリデーウィークが特にない地域でのささやかな新年会のお誘いだ。 余談だが、つくづく「クリスマス」や「お正月」は宗教的なイベントだったんだよなと思わされる。暦やカレンダーの類は人が勝手に何かしらの「区切り」をつくる