マガジンのカバー画像

*2019年からの日記*

159
なにかあったときに書く日記。
運営しているクリエイター

#エッセイ

「君の話はもう聞き飽きた」

君の話はもう聞き飽きた タバコばかりが減ってきただろう 目は口ほどにものを言う。 君は関心がない話のときは、目が真っ黒だ。 口ぶりはいつもの相槌だし、笑ってもいる。 しかし、目が死んでいる。 目が真っ黒になり始めたら話をまいてみたり、わざと話を脱線させて全く違う話をしてみたりしていた。 君の目なんて、お構いなく話をしていたときももちろんある。 「興味ないんだろうな」と思いながらも、だらだらと話をしてみたりもした。 私のひとりごとを近くで聞いている人がいるような

ついに10万円給付の申請書が届いた!

やっと届いた。先週くらいから、ちらほら「申請書が届いた!」という話を小耳に挟んでいた。うちにはまだか、まだか、と思っていた。 26日月曜日、たまたま郵便局に行った。 「ポストに入りませんね」「封筒のサイズが良くないですね」 と話しながら、みんな、同じような封筒をポストに投函していた。 用事を済ませ、自室に帰還し、作業をする。 夕方に自宅のポストを見ると、何か重要そうな封筒を発見。そして、その中に、今朝郵便局でみんなが投函していた封筒があるではないか! ついに10万

「おはよう」と「おやすみ」を言い合える人がいれば、

緊急事態宣言は終結を迎えようとしている。あとは、首都圏の一都三県と北海道を残すのみとなった。明日25日の諮問委員会が終われば日本全国の緊急事態宣言は解除される。 また、みんなに会える日がくる。 嬉しい反面、緊急事態宣言が終わったからといって、みんなに会いたいかといえば特にそういう気持ちにはなってなかったりもする。 会いたい人もいるが、会いたくない人もいる。 会いたい人には今すぐにでも会いたいが、会いたくない人には会いたくない。 会いたくない人からのお誘いは、まだまだ

声を上げなければ、今ごろ「お肉券」と「お魚券」だった。

ようやく、日本は国民への一律の現金支給の話が始まった。 他の国々では、新型コロナウイルスの対策として休業補償や現金支給が既になされている。アメリカでは大人ひとり当たり日本円で最大13万円の現金の給付が始まっている(NHK_米で約13万円の現金給付始まる 新型コロナ緊急経済対策)。イギリスやドイツでは政府から事業者に向けて休業補償を出している(NHK_新型コロナ休業対策 ヨーロッパでは事業者に補助金) もう既に、世界各国で始まっている。 しかし、日本はまだこれから、前向きに

気分が上がらないから、ケーキを焼いた。

今日は気分が上がらない日だった。 もぉ、ずっっっっっっっっっっとねむい。 寝ても寝ても寝ても寝ても、ねむい。 ひたすらねむい。 朝は5時に目が開き、そっと目を閉じた。 次に目が開いたのは7時。けたたましく鳴るアラームを止め、また目を閉じる。 外の音がして気がついたら8時。スマホを見て、また目を閉じる。 こうもしていられぬ、と思い起き上がって8時半。 朝食を食べて、ねむいが、今日やることを終わらせねば!と作業にとりかかる。 しかし、まぁ、ねむい。 気分転換に

元気を取り戻した、愛犬の老犬。

昨日は大変だった。 2日も食事を食べず、動きもしない。動き出したと思えば、こける。すでに水入れの水を自分で飲む力さえなく、決まった時間にボトルに入った水を飲ませてなんとか水分補給をしている。体臭も日を増して、匂いがきつくなってくるし、排泄もうまくできない。 昨晩は、朝には死んでるんじゃないかと思ってしまうくらいに、愛犬は疲れ果てていた。 今朝、起きてリビングに行くと、昨日と変わらぬ場所で寝ていた。世話の大部分をしている母は、愛犬が今朝も食事をしてくれないと悲しみながら仕

無神経極まりない動画に憤慨す。

多くの人がその動画に癒され、束の間の幸せを獲得し、自分のアイディアも付け加えて新しいものを作ったりもしてこの外出自粛期間をどうにかこうにか生活していた。 私がその動画を知ったときには、ダンサーがダンスを加えたり、アーティストたちがハモってみたりとすでにやや盛り上がりをみせていた。ハッシュタグで追いかけると次から次へとみんなの創意工夫が見られた。 ずっと同じ曲の動画を見ているから、口ずさめるようにもなっていた。 SNS初心者の両親に使い方を教えるついでに、この動画とこの現

困ったときには、助けを求めること。

私は人に頼ることが得意ではなかった。 自分が何かに困っていても、他の人に迷惑をかけたくない/心配されたくない想いでいっぱいになり、誰かに相談することができなかった。すべて事後報告だ。解決して言語化できるようになるまではなにも言わない。 そんな感じだった。 今でも誰かに相談したり、何かお願いごとをしたり、頼ったりすることは苦手だ。 しかし、それが徐々に変わってきたのが、大学院に進学してからだ。 私の研究室では、 「助けを求めれば、コメント/アイディアがもらえる。」

噂話じゃなくて、正しい情報を。

追い詰められたり、危機的な状況だったりするとついつい噂話が本当の話のように思えてくる。 耳触りのいい噂は一切疑わずして、信じ込んでしまうこともある。 自分が味方だと勝手に思っている人の悪い噂は「嘘」のように思えるのだが、敵だと思っている人の悪い噂は真偽を確かめることもなく、信じ込み、拡散してしまうこともある。 そもそも、敵・味方なんてないのかもしれないけど、追い詰められれば追い詰められるほど敵を作り、それに負けないように同調してくれる人を探したりもする。 人間の性か。

私もリモート○○がしたい。

いろんなものがリモートに移行している。 リモートワークが原則になった企業もある。 リモートワークで会議も仕事もできるなら、建物としての会社やオフィスはそのうち不必要なものになるのだろうか。 ヒンディー語の先生が、昨今のインド都市部についての話をしていたときに 「便利になると人と話をしなくなるでしょ」 と、唐突なことを話しはじめたことがある。 インド都市部では移動はUber、生活必需品や食品はオンラインで購入、食事はデリバリーと言うことがだんだん増えてきている。電車

穏やかななにもない日。

朝は7時半に起きた。朝食を食べたら眠くなって、もう一度寝ることにした。 目が覚めたら10時半だった。 やってしまった。寝過ぎた。 洗濯機を回す。シンクのお皿を洗う。メールの返信を書く。午前中は終わった。 お昼ご飯を食べて、洗濯物を干して、午後からは本を読み始める。 気がついたら18時だった。 夜ご飯の支度をする。 支度をしながらAmazonプライムでBBCのドラマを見始めた。ドラマは見始めたら最後まで見ないといけないから(いけないわけじゃない)、今後もご飯の支度

徹夜をしたからって偉いわけじゃない。

ついに明日7日に政府から「緊急事態宣言」が東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に出される。言い方は悪いがようやくここまできた。 東京や神奈川、千葉はここ数ヶ月ずっと「非常」で「緊急事態」だった。 「緊急事態宣言」より「東京五輪開催延期」の方がこの政府にとっては重いものだったようにも感じる。 つい数週間前までは東京2020を延期するか否かを決めかねていた。 東京五輪の延期を発表したとき、海外メディアから「能天気だ」と批判されていたが、本当に能天気だなと私

テレビのコメンテーターが的確なコメントができているのかよく分からない。

NHKの連続テレビ小説『半分、青い』の最終回をもって、私はテレビを辞めた。しばらくは置物と化していたが、友人がモニターが欲しいとのことだったから、テレビを譲った。 そのため、バイト先や病院、銭湯、実家、祖父母の家でだらだら流れ続けているテレビくらいしか目に入っていなかった。テレビを真剣に見るということがめっきりなくなっている。 今の拠点の別の階には、人が集まるスペースにテレビが置いてある。私にチャンネルの選択権はないため否応なく見ることになる。 夕食を食べる時には、近く

今の状況を少しでも記録しておこう。

少し前から、noteをまた再開した。 もとより2020年度は毎日更新を目指そうと思っていた。 というのも、しばらく日本から離れる予定だったからだ。 今日(4月4日)が日本を出発する日だった。あえなく、新型感染症の拡散拡大により飛行機は欠航になり、行くはずだった学校も閉校状態のため日本にいることになった。 「人生はなにがあるか分からない」最前線だ。 しばらく日本を離れる予定だったから、毎日noteを更新することで私の生存確認になればいいと思っていた。途切れれば、そうい