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私もリモート○○がしたい。

いろんなものがリモートに移行している。

リモートワークが原則になった企業もある。

リモートワークで会議も仕事もできるなら、建物としての会社やオフィスはそのうち不必要なものになるのだろうか。


ヒンディー語の先生が、昨今のインド都市部についての話をしていたときに

「便利になると人と話をしなくなるでしょ」

と、唐突なことを話しはじめたことがある。

インド都市部では移動はUber、生活必需品や食品はオンラインで購入、食事はデリバリーと言うことがだんだん増えてきている。電車やバスのチケットはもちろんオンラインで購入するし、クレジットカードとsimカードがあれば現金は持っていなくてもあまり困らない。

言語を習得するためには、たくさん間違えてもいいから、とにかく喋ることが大事だ。間違いを気にしているよりも、上手な人に指摘してもらって間違いをなおしていくのがいい。

しかし、Uberに乗るなら行き先の説明はしなくてもいいし値段の交渉もしなくていい、食事のデリバリーだと店員に話しかけなくてもいい、オンラインで購入すれば家まで届くからレジでとやかく言われることも、マーケットの入り口で話しかけられることもない。

「話さなければ生きていけない」状況が作られないこともあり、現代における言語学習は例え現地に行ったとしても言語が習得できない可能性がある、ということだった。


リモートワークに話を戻せば、「便利になると人と会わなくなる」に変換できるだろう。場所を問わず仕事をできるようになり、近い将来、営業職の人たちは外回りをしなくてよくなるだろう。


リモートワークを皮切りに、巷では「リモート○○」がはやっているようだ。


友人複数人とzoomやskype、LINEをつないで、リモート飲み会をするらしい。

なんとなく安定するまでが大変そうであるが、モニターを見ながら友達と話しながら家で飲むなんて、最高じゃないか。

片付けはめんどくさくなりそうだし、楽しすぎて飲みすぎちゃいそうではあるが。


お酒がダメなら、リモートお茶会でもいいな。

各々、好きなお菓子と飲み物を準備してだらだら喋るのはどうだろうか。近況報告からでもいい、面白かった映画の話でもいい。


もっと真面目に、リモート読書会でもいい。

課題図書を決めて、いつものように読書会を始めるのはどうだろう。お茶とお菓子をそばに置いて。PCでやれば、検索しながらタイピングもしながらできる。なんか良さそうだな。


私もリモート○○がしたい。


2020年4月9日木曜日。

初めてのバイトの日だった。なんとなく大丈夫そうだった。メルカリに出していたものが売れた。これで2月ぐらいから出品していたものは全部売り切った。明日は発送の準備をして、送り出そう。

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