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*2019年からの日記*

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なにかあったときに書く日記。
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#人生

私の人類学との「契約更新」

K-popアイドルには「魔の7年」「7年目のジンクス」がある。 韓国の公正取引委員会が「奴隷契約」のような不正な契約を防止するため、2009年に「大衆文化芸術人(歌手中心)標準専属契約書」を定めた。この契約書では、契約期間の最長が7年になっている。 7年目を迎えるタイミングで契約更新が延期になったり、決着がつかなかったり、メンバーが脱退したり、解散したりするため「魔の7年」と呼ばれている。契約期間終了の日が近づいてくると、「推したちは契約更新するだろうか」「メンバー全員で更新

洗濯の選択。

今日は特になにもない日だった。 本読んでスマホ見てぼんやりしたら夜になっていた。 今日の天気予報は晴れで、起きたときもしっかり晴れていたので洗濯機を2回も回した。1回目が干し終わったとき、雨が降ってきた。 大急ぎで洗濯物を取り込む。 取り込んで、2回目の洗濯機の中身はどこに干そうか考えながら、外の竿を部屋の中に取り付ける。2回目の洗濯が終わる。 すると、晴れた。 なんてこった。 部屋干しの準備をすると、どうやら外はすっかり晴れるらしい。困ったものだと思いながら、

困ったときには、助けを求めること。

私は人に頼ることが得意ではなかった。 自分が何かに困っていても、他の人に迷惑をかけたくない/心配されたくない想いでいっぱいになり、誰かに相談することができなかった。すべて事後報告だ。解決して言語化できるようになるまではなにも言わない。 そんな感じだった。 今でも誰かに相談したり、何かお願いごとをしたり、頼ったりすることは苦手だ。 しかし、それが徐々に変わってきたのが、大学院に進学してからだ。 私の研究室では、 「助けを求めれば、コメント/アイディアがもらえる。」

今の状況を少しでも記録しておこう。

少し前から、noteをまた再開した。 もとより2020年度は毎日更新を目指そうと思っていた。 というのも、しばらく日本から離れる予定だったからだ。 今日(4月4日)が日本を出発する日だった。あえなく、新型感染症の拡散拡大により飛行機は欠航になり、行くはずだった学校も閉校状態のため日本にいることになった。 「人生はなにがあるか分からない」最前線だ。 しばらく日本を離れる予定だったから、毎日noteを更新することで私の生存確認になればいいと思っていた。途切れれば、そうい

みんな他人の都会が好きだ。

地元は田舎だ。田園風景の広がるのどかで暮らしやすい町だ。 のどかすぎて頭が溶けそうなくらいゆったりしている。 田舎に帰省するときはこっそり帰省する。 大きなこえで「帰省するよー!」と呼びかけることはない。 呼びかけなくとも、2日もすればどこからともなく 「あそこの娘、帰ってきたらしいよ」 となる。 「あそこの娘、帰ってきたらしいよ」 「どこにいっとったんじゃっけ?」 「ようわからんけど、東京じゃろ」 「東京から帰ってきたんか」 「なんしぃ帰ってきたんな」

「覚えてくれてたことがすごく嬉しくって」

昨日、学部時代からおよそ4年続けていたバイトの最後の出勤日だった。 一昨日も出勤していて、一昨日で最後になってしまう社員さんや派遣さんたちにお礼のお菓子や言葉を頂いていた。 バイトをやるときの私のモチベーションが「頼られないこと」「のんきに仕事を完璧にこなすこと」「学業を優先させること」「突然やめることになっても後に問題が起こらないようにすること」がモットーだったから、こんなに社員さんたちからいろいろ声をかけてもらえるとは思っていなかった。 ひとりの社員さんは、私がバイ

「始まったら、いつかは終わりがくる」と思っていたけど、そうじゃなかったこと。

「始まったら、いつかは終わりがくる」 どんな辛いことも悲しいことも、楽しいことも幸せなことも、 始まればいつか終わる。 課題が忙しくても、期限がくればいつかは終わる。 キラキラした夏休みも9月になれば終わる。 きれいに咲いていた花もいつかは枯れる。 どんなに好きな人と付き合えたとしても、この人との楽しい時間はいつか終わる。 この世は盛者必衰だ。たけき者も遂には滅びぬ。風の前の塵に同じ。 いつもそう思ってきた。 だけど、少し違ったみたいだ。 昨日の夜、歩いて