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『情報文化論』 Vol. 7

情報文化研究会(AIC)は、「情報文化論および関連諸領域に関する研究の推進と交流」を目的として1996年に発足した。来年の2021年は、ちょうど25周年を迎える記念の年となる。その基本理念は、多彩な領域の研究者が「情報文化論」に関するあらゆる問題提起を試み、既成の学問的枠組みを超えた議論を行う場を提供することにあった。

具体的な活動としては、年に2回、前期と後期に「講演会」と「ワークショップ」を開催し、研究成果は機関誌『情報文化論』(査読付論文誌)に公表してきた。情報文化研究会のメンバーは推薦に基づき、論理学・哲学・情報科学・言語学・心理学・教育学・文学・美学・芸術学・演劇論・映像論・比較文化論・コミュニケーション論などの専門研究者で構成されている。

というわけで、ここではジャーナルのバックナンバーを紹介していきたい。各号の「目次」を眺めるだけでも、過去25年の活動状況が浮かび上がってくるはずである。お楽しみいただけたら幸いである。

目次

【特別講演】
カオスとは何か ―― 現代社会への応用を含めて」深澤弘美
サドにおける言葉の物の問題」秋吉良人
マテリアル・ガールのレトリックについて」當間麗
字義通りではない意味理解
―― 誤解および理解の失敗について
」川口由起子
【ワークショップ】
情報文化研究会ワークショップ第29回~第32回
【展望】
情報文化論の展望Ⅶ」高橋昌一郎
【研究論文】
リッチメディアによる視覚的情報伝達の考察」岩上優美
アメリカにおける原爆投下日の記念運動
―― 1980年と1985年の事例から
」浅井理恵子
第二言語習得における協同アウトプットと気づきについて
―― 日本人大学生を対象にしたクラスルームリサーチより
」長崎睦子
プロメテウス表象の伝統
―― シェリーの『鎖を解かれたプロメテウス』を中心に
」宮本文
【その他】
AIC入会のご案内
2005-2006年度AIC講演会

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