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成人男性による旅パ考察~金銀クリスタル編~

初めに~金銀クリスタルの難しさ~

1999年生まれの自分は、幼稚園の頃GBAでルビサファに触れた。

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それがポケモンとの出会いだった。
それ以降はあまりポケモンに触れず、高2の頃ORASでポケモン愛が再燃した

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ルビサファ前後がすっぽり抜けており、
金・銀・クリスタルはおろかHGSSさえやったことはなかった。
昨年、友人に薦められて初めてプレイしたが、
今と違ったポケモンと言う感じで非常に楽しめた。
それと同時に、旅パを組む難しさを感じた。
そもそも朝・昼・夜で出現ポケモンが変わる上に、
殿堂入りするまで出てこないやつらもいる。

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金銀クリスタルを持っている人は、図鑑を眺めて欲しい
図鑑の穴の開き方が遭遇難易度の高さを示しており、
それこそが旅パを組む難しさなのだ。

そこで私は、攻略サイトでポケモン生息地を徹底的にリサーチし、
全体像をつかんだうえで最善の旅パを考察した。
本稿では結論として3タイプの旅パを提案する。
具体的には
①ポケモン金 ホウオウ×ワニノコ軸
②ポケモン銀 ルギア×ヒノアラシ軸
③ポケモンクリスタル スイクン×メガニウム軸
の3つである

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全パッケージの伝説、全御三家を愛する人のために考え抜いた


旅パの前提情報5つ

①太陽の石、月の石以外の石が入手ほぼ不可能
⇒優秀な石進化(スターミーなど)が使えない

②悪タイプが異常なまでに入手困難
⇒殿堂入り前は野生でニューラしか出てこない

③今と違って、経験値が全ポケモンに入らない
⇒育成難易度が鬼。
⇒自力で敵を倒せる奴が好ましい。進化レベルが遅いとお荷物になる。

④空を飛ぶを覚えるポケモンが異常なまでに少ない
⇒一例としては、ズバット、ゴルバットがそらをとぶを覚えない。

⑤特性がない
⇒現ポケモンで強いマリルリは、第2世代じゃほぼ使い物にならない

あまりの悪条件に心が折れそうになった。それでも、3時間以上試行錯誤し続けた執念で、真の旅パを導いた。

【参考資料】試行錯誤中のメモ用紙☟

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【王道】おススメポケモン5選

まずは、旅パにおすすめできる王道ポケモンを5匹紹介する

☆ヌオー


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初出:32番道路でウパーとして出現(黄色部分)
進化条件:Lv.20

ウパー


その可愛さから「初見で絶対捕まえるポケモン」と言わしめる
みず・じめんという技範囲の優秀さと耐久力を兼ね備えている
ジムリーダーにも四天王にも草タイプ使いがいないため運用にも一安心だ。
もし1世代遅かったら、旅パからは落選していたかもしれない。

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金銀クリスタル環境では、手持ちに入れていてとにかく腐らない
癒しと安心を与えてくれる母のような存在、それがヌオーだ

☆ゴローニャ

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ほらあな


初出:くらやみのほらあなでイシツブテとして出現
進化条件:Lv.25(ゴローン)⇒通信交換(ゴローニャ)


いわ+じめんで攻撃力が高い。通信交換のハードルだけが高いが、
実はゴローニャには特筆すべき強みがある。
ロケット団戦において異常なまでに強い

ロケット団員はコラッタ・ズバット・ドガース系列を使う
更に、アジトにいる研究員はコイル系列を使う
お分かりの通り、攻守両面においてゴローニャが圧倒できるのだ


☆赤ギャラドス

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ギャラ

初出:いかりのみずうみ
進化条件:Lv.20(入手時点でLv.30)

初プレイ時は間違いなく手持ちに入るポケモンだ。
攻撃力の高さは随一であり、みず・ひこうタイプも優秀である。
入手時点でLv.30を誇り、育成期間なく運用できる即戦力である

☆レアコイル

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コイル


初出:38番道路にコイルとして出現
進化条件:Lv.30


金銀よりでんき・はがね複合になったポケモンである
金銀ははがねタイプの入手が困難であるため、貴重な存在だ
ジバコイルにならずとも、能力値は申し分ない

8バッジのイブキとチャンピオンのワタルを倒すうえで
必須になるであろう逸材だ

☆クロバット

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ほらあな


初出:くらやみのほらあなズバットとして出現
進化条件:Lv.22(ゴルバット)⇒なつき度(クロバット)


どく・ひこうであり、この世代で数少ない「そらをとぶ」要員
素早さに優れており、ほとんど先制されることはない
赤緑ではゴルバットまでの実装だったが、金銀でクロバットが追加された
耐久面で見ても、草,虫,格闘1/4と明確な強みをもって運用できる
四天王とジムリーダーで1回ずつかくとうタイプと当たるため、それらを突破するキーマンとなる


「他人と同じ旅パは嫌だ」そんな人へのおすすめ5選

☆ヘラクロス

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ヘラクロス


初出:29番道路 各地の木にずつきすることで入手可能
進化条件:なし

無進化ポケモン故に最初から能力が高く、終盤まで使える
実は自宅を出てすぐ隣の29番道路で手に入る
ずつきは最速でウバメの森で入手できるため、
頑張ればアカネ戦の前に手に入る。しかし、出現率はかなり低い

ポケットモンスター金銀クリスタルというものは
ヘラクロスの入手で地獄を見るか、アカネのミルタンクで地獄を見るかの2択なのだ


避けては通れない子の2択で後者を取る人や、
無進化強ポケに拘りを持つ人は是非捕まえてみてほしい

☆カイリキー

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初出:コガネシティでスリープと交換
進化条件:Lv.28(ゴーリキー)⇒通信交換(カイリキー)


※スリープはコガネシティ周辺で出現する
ワンリキーは野生ではスリバチ山が初出であるが
実はコガネシティで交換可能なのだ


これは、アカネのミルタンクに対する救済措置だと考えられる

友達がスリバチ山産のカイリキーを使っているという読者は、
以下の事実を知って是非安心してほしい
初期ニックネームが”きんにく”なので、そこで差別化できるのだ

友達がスリバチ山でワンリキーを捕まえて”きんにく”の4文字をつける確率はどれほどだろうか、計算すれば自ずと答えは分かるはずだ

☆ランターン

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ランターン


初出:41番道路でチョンチーとして出現
進化条件:Lv.27

第2世代唯一のみず・でんき複合
こおり技を覚えないのが惜しいところだ

ワタル戦でカイリュー以外には一致弱点をつけるため、最後の最後まで支えてくれる存在だ

また、チョンチーは釣りでしか出現しない
人によっては一度も出会わず殿堂入りするため、レア感は高い
唯一の懸念点は、波乗り入手後でないと手に入らないことだ
言い換えると、他水ポケモンからの乗り換えが必要となる

しかし、GBCだからこそ織りなせる鮮やかな青と黄を目の当たりにしたら、
つい旅パに入れたくなるだろう
「乗り換えをしてでも、釣り竿をバッグから取り出してでも手にしたくなる」そんな魅力を、ランターンは秘めているのだ

☆グランブル


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ブルー


初出:34番道路でブルーとして出現
進化条件:Lv.23

ポケモン紹介終盤にして、ジョウト地方1のダークホースが登場
グランブルと言うポケモンは、調べれば調べるほど強さが分かる

第2世代では単ノーマルタイプであり、
進化も早く、攻撃種族値が120と高水準だ

何よりの魅力は対ゴースト性能だ
ゴーストを無効にして、効果抜群かみつくで反撃できる
4バッジのマツバ戦の前にグランブルに進化させたいところである


☆エーフィ

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ワンリキ


初出:コガネシティでイーブイを貰える(イベント)
進化条件:昼になつき進化

第2世代より追加された新要素(朝・昼・夜)に応じて進化する稀有なポケモンの1匹

特攻・素早さともに高く、等倍の相手にも有利に立ち回れる
また、ゴローニャ同様、毒タイプが多いロケット団戦での活躍が期待できる
悪・鋼に対する有効打が少ないため、苦手対面では出さずが吉である
銀ではルギアと仕事範囲が丸被りしているため
金・クリスタルのみの運用が望ましい

以上で旅パ候補生10匹の紹介が終わった
それでは、私が悩みぬいた末に辿り着いた旅パを惜しむことなく紹介する

旅パ① 金(ホウオウ+ワニノコ)

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【総評】
ホウオウで空を飛び、オーダイルで波乗り+滝登りを行う
火力面に全く問題がなく、
ほとんどの敵をワンパン出来る強さを秘めている

例外として、イブキとワタルが少し重くなる
レアコイルで電磁波+フラッシュを撒き、
エーフィもしくはオーダイルをドーピングして一気に全タテを目指すのが良いだろう。


旅パ② 銀(ルギア+ヒノアラシ)

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【総評】
読者に友達
(親しく交わっている人。とも。友人。朋友。
元来複数にいうが、現在は一人の場合にも用いる。
仁賢紀「―有りて其の意を悟らずして」。「遊び―」)
がいるパターンで組んだものである

早々にゴローン+カイリキーを完成させ
優秀な攻撃力で次々突破していけるだろう
戦闘に負けることはほぼない位に防御面にもスキがない

しかし、懸念点が2つある

①素早さが全体的に遅く、被弾回数が多そう
②ヒノアラシがバクフーンに育ち切るか分からない

スキがなさすぎる事が裏目に出そうである、それだけが不安だ
御三家に強い思い入れがない人は難なく使いこなせるであろう

旅パ③ クリスタル(スイクン+チコリータ)

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【総評】
スイクン+メガニウムという組み合わせは、
攻撃性能でホウオウ・オーダイルとルギア・バクフーンに劣っている
さらに、そらをとぶ要員を外部で確保する必要がある

これらを解決するために、ヌオー、ヘラクロス、クロバットを選出した
上記2例は「エースが引っ張る」パーティであったが、
このパーティは全員が平等に活躍する、最もチームらしいチームだ

1戦1戦の突破は決して容易でないであろう
しかし、何度も道具を使い、必死に交換をしながら勝ち切るという楽しみを最も味わえるのも事実だ

それこそがポケモンであり、
それこそがスイクン・メガニウムペアの良さである
金銀クリスタルは殿堂入りまでの難易度が低いと言われている
敢えてハードモードで挑むのも一興だ。

最後に

紹介したポケモンの中で、ランターンのみ上手く組み込む事が出来なかった
①でオーダイル⇒ランターンにするか、
③でスイクン⇒ランターンとしてみるのが良いだろう

この記事を書いた率直な感想は
「金銀クリスタルでも現ポケモンに匹敵するくらいの旅パが組めるな」
これに尽きる

育成難易度の高さ故に、
スイクン1点突破でクリアした過去の自分を恥じた

愛情を注ぎ、しっかりと考えつくすことでこんなにも輝かしいパーティを、たった251匹という制限の中で作れるのはゲームデザインの素晴らしさに他ならない

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