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【呟】皆知らない『センス』という言葉

初めまして、サラリーマン喪黒です🎩

仕事・スポーツ・何でもそうですが、皆さんは『センス』という言葉が大好きです。センスとは日本語で「才能」と同じニュアンスで受け止めている方が多いと思います。(事実ほとんど=の言葉だと思います)

ではセンス・才能の定義をおさらいしましょう!

sense
・英語で感度五感の意味。
・転じて、美的感覚感性のこと。
・才能と似た意味である。

と書いてあります。これは私の持論ですが、日本人が使う「センス・才能」とは、『努力することなく、そもそも最初から身に付いているスキル』や『ちょっと教われば、感覚でサクッとできてしまう人』を指している方が多いかと思います。

では実態は、どうでしょうか?
それを確かめるためにまず以下のことを考えてください。

質問①
「皆さんが周りの方と比較し劣っていて、かつ苦手なスポーツ」を1つ挙げてください。

その挙げたスポーツに対して、皆さんはセンスが無いと思っているはずです。

・俺はバスケのセンスが無い
・私はゴルフのセンスが無い
・球技のセンスが無い
・体操系のセンスが無い
・その他etc…

本当でしょうか?
本当かどうかを確かめるために、逆の質問をします。

質問②
「自分の中で得意だと思うスポーツ」を1つ挙げてください。(強いて言えば得意…でも構いません)

そしてその得意なスポーツは、自分にセンスがあると感じたことがありますか?

ここで「はい」と答えた方は、センスがあると思います。私は高校3年生までサッカーをやっており、都内では強豪校にあたる私立高校で軍隊のようにサッカーをやっておりました。

確かに得意なスポーツと聞かれたら、サッカーと答えますが、サッカーにおいて自分に才能があったか、センスがあるのか?と聞かれれば、迷わず「センスは全く無かった」と答えます。

上手い・すごい・速い、などと褒められたことは沢山あります。小中高と色々なクラブチーム・部活を経験してきましたが、下位ポジションに属した経験はありません・・・がしかしセンスを感じたことは、一ミリも無いのが実態です。

では、分かりやすい話をします。
25mをクロールもしくは平泳のどちらかで泳ぐとしましょう。
・泳げる人
・途中まで泳げる人
・全く泳げない人

この3種類の人にセンスは関係あるでしょうか?
私は、小学校3年生まで全く泳げませんでした。
水泳という種目に対して、自分にセンスや才能が欠落していると思っておりました。でもそれが嫌で、恥ずかしくて、親に水泳を習いたいと言い教わりました。

25m泳げればよかったので、25m泳げるようになったら終わり、というカリキュラムで習い始めました。結果1ヶ月で100m泳げるようになりました。

才能があったからでしょうか?
ちなみに同級生で水泳を選手コースとして習っている人に対して、タイムで勝ったことはありません。長く泳ぐことはできても速く泳ぐことは今でもできません。

センスは無いのです。
では、なぜ泳げる人と泳げない人が存在するのか。
考えてみましょう。

中学3年間だけ、部活をやった人がいれば分かりやすいと思います。中学生になり、とりあえず3年間だけバスケ・バレーをやってみた方は多いかと思います。

どうですか?全くバスケ・バレーをやったことが無い人と比較して、自分はその人より上手くないですか?(もし下手であれば、練習の姿勢ややり方に問題があります)

はい。
もう答えを言ってしまったようなものですが、「やったか・やってないか」この2択なんです。センスなんか関係ありません。

生まれつき足がとんでもなく速い人なんて、クラスに1人いるかいないかです。(学校に3人〜4人いる程度ですね)

確かに私くらいの世代だと、走る練習などしたことも無い訳ですから、本能のままにセンスと才能で走っていたと思います。

しかし、その足の速い同級生の中でオリンピックに出場している人は誰一人としていません。

結局センスなんて言葉は無いんです。
(実際には多少あるが、大した意味や効果を持たない)

センスがあっても努力をしなければ、人並み。
センスが無くても努力すれば、人並み。

センスがあって努力をすれば、プロの可能性。
センスが無くて努力もしなければ、ドベ。

センスが無くても永遠に努力し続ければ、プロの可能性。

こんなレベルの話なんです。
皆さんプロを目指している訳では無いですよね?まずは人並みにできることが重要だと思います。そこから努力や考え方次第で、人より上手くなる(できるようになる)を考えてください。

要は、結果なんて考える前に「やること」なんです。仕事も全く一緒です。

あの人は、話すのが上手いから「営業に向いてて羨ましいよ〜」なんて言葉は、無駄です。そんな定義を自分で決めつける前にチャレンジしてください。

このチャレンジできる数を日々増やしていくと、あっという間に優秀なビジネスマンになれます。「考える前にやれ!」です。

考えるのは、やってからです。(沢山やってからです)
ちょっとやって、考えた結果”辞める”では、全く上達しません。

私パソコン音痴なんだよねぇ〜と言っている人は、毎日パソコンについて知ろうとしてません。音痴と判断する前にササっとやっちまいましょう!

この考えを「無駄だ、非効率だ」などと決めつけて、やらない選択を取る人は永遠に上達しません。

非効率なことをやり続けるから、効率を求める頭になります。(これをすっ飛ばしてしまう方が多いんです)

できないことは、1からアナログでやってください。

以上、喪黒でした🎩


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