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教員から民間企業に勤めて思ったこと

教員から民間企業へ転職して早、1ヶ月。良くも悪くも変化を感じることがあるのでリアルな声を記事にまとめていきたい。(※主観強め)

プロフィール

記事の内容に入る前に少し私のプロフィールを。大学卒業後、小学校教員として数年勤務し、キャリア形成のために転職を決意。現在は外資系企業に勤務。

デメリットとして感じている点

1️⃣お給料・福利厚生

お給料は教員時に比べ、減った。
前職が教員なだけあって、経験があることが全ての転職市場では、経験者として見なしてもらえないので、給料が下がってしまうことは仕方がないことではあると思う。しかしながら、生活に直結する部分なので、少しでも早く昇給できるよう精進していきたいところ。私の勤務する会社の場合は、ボーナスは年1回、支給額は会社の業績によるのでいくら貰えるのかドキドキしている。また、退職金も貰えないので自分でやりくりしていく必要がある。退職金がない代わりに確定拠出年金制度があるのでそういった制度を利用していくのも1つの手かなと思う。ただ、教員の場合だと定年まで勤めると2000万円〜貰えるそうなので、自分でやりくりしなくてはならなくなるのは少しデメリットかな、と感じる。
また、福利厚生的な面で行くと、家賃補助がないので、現在は夫の会社から出ている家賃補助に頼らせて貰っている状況。

2️⃣朝の満員電車に乗らなくてはならない

これが結構ストレス。これまでと大きく異なる環境になったので、今だに慣れない。地下鉄+一斉に通信するので電波が悪いので基本ネットは使えない。満員電車、とは言うものの、都市部で皆さん降りられるので(大概皆さん降りる場所は同じ)毎朝ぎゅうぎゅう詰め。座れることは勿論ないし、隣の人と体が全面触れ合う、そんな感じ。あまりにも多い時は携帯を使うことや本を読むことも憚られる。エアコン効きの悪い夏場を想像すると少ししんどいものがある。

会社勤めとなると、基本的には都市部に会社があり、近くの駐車場は借りようとするととても高い+そもそも利用者も大勢で借りることもできない、そんな状況なので車通勤なんて満更でも無い。車通勤するにしても都市部の朝の渋滞を避けねばならないので、課題は山積みだ。
学校には必ず駐車場があるので車通勤ができる。自分のペースで好きな音楽を聴きながら、出勤する。マイカー通勤ができた環境にあったことは幸せだったのかもしれない。

3️⃣「色々な」人がいる

これはメリットでもあり、デメリットでもある。教員の時は教員をずっと続けてきた人、が殆ど。企業に来て感じたことは転職をこれまでしてきて、色々な経験を積まれた方がいて、経験談を聞けること、それは人生のスパイスとしてとても良いことなのだが、それとは反面に、「色々な」人がいる、そこには他の意味も含む。キャリア的な側面ではなく、人として教員の時には出会わなかったタイプに少なからず出会うことになる。具体的には以下に記す。

4️⃣競争社会である

いかに成果を挙げたかが評価基準となる企業では、成果を上げるために必死である人がいる。私の職場では、少しでもミスをすると同期から上司に報告をされたり、同期が私に仕事をさせたくないがばかりに情報共有を行わなかったり、といったことが日常茶飯事だ。何か問題が起きた時に自分のせいにして言い逃れされることもある。
何か仕事が来た時も「仕事をいかに早くこなして、取っていくかの勝負」のようなところがあり、仕事の取り合い状態である。教員時代の畑とは全く異なるので、いまだに慣れない。
自分の身を守るために、会社で生き抜いていくためには「賢く」生きていく術を身につけていく必要があるようだ。

メリットとして感じている点

1️⃣自分のペースで仕事ができる

前述の通り、「仕事をいかに早くこなして、取っていくかの勝負」であるのだが、基本的な仕事のスタイルとしては、少し疲れてきたら飲み物を注ぎに行ったり、軽いストレッチをしてみたり。教員時代にはなかった環境である。その日内に終わらせるべきことが無ければ、次の日に仕事を持ち越し・調整ができるので定時退勤も可能である。
また、教員の時はトイレに1日行けずに・飲み物は給食の牛乳だけ、終わることもしばしばであったが、トイレに行きたいときに行ける・飲み物が飲みたい時に飲める、これは当たり前かもしれないけれど、教員の時には難しかったことなので今は有難い環境下にいる。

2️⃣有給休暇が好きな時に取れる

仕事の特性上、教員の時は子どもの担任をしているので、好きな時に休む、と言うことが権利としてはあるが、実際はできないので実質、有給は(長期休み以外は)あってないようなものである。企業では、上司が海外旅行のためや実家に帰省するために1~2週間ほど休みを取られるので、自分も休みが取りやすい。

3️⃣刺激が貰える

デメリットでもあるのだが、本当に「色々」な人がいるので、面白いバックグラウンドを持った仕事デキの人に沢山出会うことができるので刺激になる。そういった人達の近くで働くことで仕事の術を学ぶことができるので、自分の成長に繋がると感じている。キャリアアップ的な視点で行くと、民間企業に転職して良かったと感じる。また、上司との1:1や先輩との1:1ミーティングも毎週設けられているので、そこで悩みやキャリア相談ができることからより良いアドバイスを貰うことができる環境にいるので良い刺激を貰うことができていると思う。

4️⃣英語力が鍛えられる

特に今は外資系企業に勤めているので、メールや会議、トレーニングは全て英語である。自分の英語力不足を日々実感しているが、毎日英語を使用するので少しずつ英語力が鍛えられていると思う。ただし、自分の努力も少なからず必要なので通勤時は新しい英単語や英語表現を覚える時間にしている。
また、勤務している中で海外の勤務地から人が来られるので、その方と仲良くなって飲みに行くなど、これまでにはできなかった経験ができている。

まとめ

上記、メリット・デメリットあるのが正直なところであるが、完璧な仕事、完璧な環境はないのでどこかで妥協する必要はある。また、その時の人員的な環境も仕事には大きく影響する。これまで経験しなかった競争社会下の民間企業に入ったので、その環境に慣れるまでは少し時間がかかりそうだが、心の余裕を持ちながら頑張っていきたい。







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