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Mix Leap 5周年記念「制作物天下一武道会」、2年半ぶりのリアル開催!!

こんにちは。オープンコラボレーションハブ「LODGE」の中嶋です。

ヤフー大阪で開催されるオープンコラボイベント「Mix Leap」は昨年10月に5周年を迎えました。

そんなMix Leapの5周年を記念して、先月23日「第4回 制作物天下一武道会」を開催しました。

制作物天下一武道会とは

Mix Leap恒例の周年イベント。本業/本職とは別にチャレンジして作った制作物をみんなで持ち寄り、自慢し合う、クリエイターのお祭りイベントです。

イベントの前半にLT発表(90秒プレゼン)、後半にブースに分かれて展示発表をしてもらい、最後にオーディエンス参加者からの採点で順位を競い合います。
発表する方々の業種も制作物のジャンルも多種多様。採点するオーディエンスも大変ですが「新たな気づきがある」「制作した本人では気づかなかったフィードバックを得れる」のが、このイベントの最大の魅力です!

過去3回のイベントの様子はヤフー大阪のツイートでご確認ください。

<第1回 制作物天下一武道会>

<第2回 制作物天下一武道会>

<第3回 制作物天下一武道会>

当日の参加者は約100名!!

発表チーム紹介

今回の発表者は全部で15チーム。大学や専門学校の学生さん、メーカーやIT企業のエンジニア、フリーランスの方…などなど、さまざまな業種業界のクリエイターが発表してくれました。

どのチームも限られた時間、限られたスペースの中で自分達の作品の魅力をしっかりと伝えていました。

たった90秒しかないLT発表では、いかにオーディエンスの脳裏に焼きつくアピールができるかがカギになります。笑いを取るトークや寸劇、オーディエンスにコールを求めたり、さまざまなアピール合戦が繰り広げられました。

ブースに分かれた展示発表では、作品の体験をいかに伝えられるかが重要。オーディエンスの共感が大きなブースほど歓声や拍手が起こって盛り上がっていました。

LT発表順に、各チームのLT&ブース展示の様子を写真で紹介します!

① 女性向け学ランスーツ

発表者:近大布施ゼミ 田原

実物展示されていたスーツには制作者のアイデアが詰まっていました!

② しおりノート

発表者:チーム紙縒

寸劇プレゼンが会場を温めてくれました!

③ 近大粕汁

発表者:ハレの日チーム

提供された粕汁の試食はあっという間に品切れ!

④ Remote_for_Slides

発表者:ゆめきち

遠隔から発表スライドを操作するツール。みんなから「自分も使いたい!」と思ってもらえるよう頑張ったそうです!

⑤ たべっこぼ〜しくん

発表者:homie

快適に食事を楽しんでもらえるよう開発された食べこぼしを防止ツール。試作品を改良を繰り返しながら開発されたそうです。

⑥ sankaku pencase

発表者:team さんかく

目からウロコな「sankaku PENCASE」は、全国の文具店、書店などで販売されています!

⑦ 転ばない電動バイク開発

発表者:濱田浩嗣

操縦する楽しさと安全性を両立させた「転ばない電動バイク」。原理説明用試作機もデモ展示されていました。

⑧ 等身大?まぐろバッグ

発表者:川本ゆうや

背負うとインパクト絶大!マグロ型のバッグと海の幸シリーズ?のユニークなバッグを展示されていました!

⑨ 感じるビーチボール

発表者:Assistech design lab

人とのぬくもり=ハグ→ビーチボールで実現するという斬新なアイデア!

⑩ Mixnuts分類機

発表者:デジタル工作倶楽部Mind

機械学習モデルをナッツ分類に採用したロボット、1粒ずつ分類がんばってる機構・動きがずっと見ていられる!

⑪ 論理演算式コントローラー

発表者:ひげだるま

懐かしいコントローラー!2人一組以上でないと前にも進めない、超高難度の昭和ゲームが爆誕!

⑫ ぶんぶん!ハンター

発表者:長尾亮虎

昔なつかしい「ぶんぶんゴマ」がコントローラーとなって空を飛ぶ感覚を味わえる!ゲームビジュアルも素敵でした!

⑬ Siikusu

発表者:3peace

日常の何気ない課題、ユーザー目線にしっかり向き合っているプロダクトでした!

⑭ ワンダーマスク

発表者:廣田章光ゼミ

ゼミ内で継承され3期目となった「ワンダーマスク」も出展!GPS×ARを賑わいにどう生かすか、コロナ禍を経た今こそ期待です!

⑮ QuizCode

発表者:チーム赤い会社

ヤフーのエンジニアも出展!プログラミング教育=楽しいQuizツールへ。子供たちに人気出そう!

表彰式

LT発表、ブース展示のあとは、いよいよ表彰式です。

まずは企業賞の発表。今回は4社のゲスト企業に賞をご用意してもらいました。

NTT西日本 QUINTBRIDGE 賞

提供:QUINTBRIDGE さま
受賞作品:ぶんぶん!ハンター

Make It Happen 賞

提供:The DECK さま
受賞作品:等身大?まぐろバッグ

ProtoPedia 賞

提供:ProtoPedia さま
受賞作品:ぶんぶん!ハンター

フィラメント QUMZINE 賞

提供:QUMZINE さま
受賞作品:Remote_for_Slides

ラストはオーディエンス全員の採点による1〜3位、そしてMix Leap特別賞の発表でした。

3位

受賞作品:論理演算式コントローラー

論理演算式を使ったゲームのコントローラー。斬新な操作法が楽しく、ブース展示の際には笑い声が絶えなかった人気作品でした。

2位

受賞作品:等身大?まぐろバッグ

巨大なまぐろ型バッグ。見た目のインパクトがすごいですが「ファスナーで3枚おろしにできる」など、細かい工夫点も光っていました。

1位

受賞作品:ぶんぶん!ハンター

ぶんぶん独楽で遊ぶデジタルゲーム。昔からある遊び道具を現代のゲームに組み合わせるアイデアが素晴らしく、ゲームの完成度も高かったです。

Mix Leap特別賞

受賞作品:Siikusu

おしゃれな外装のお薬ケース。日常的に薬を服用する方へのインタビューや、NFCタグを使った通知機能など、ユーザーに寄り添った課題解決が実現できていました。

さいごに

今回はコロナ禍以降では初となるオフライン開催の「制作物天下一武道会」だったのですが、改めてリアルイベントの楽しさを肌身で感じることができました。

クリエイターが思い思いに作った作品を会場で発表。展示ブースで作品に直接触れて体験。合間の時間に参加者同士が交流。
コロナ前には当たり前だった風景が、私の目にはとても懐かしく、とても貴重に映りました。

5年間に渡り、200回以上開催してきたMix Leapでは、いつも冒頭に「Mix Leapは関西のオープンコラボを支援するためのイベントです」と説明してきました。

これからも参加者の人が出会い、繋がり、新しい価値が生まれるきっかけになるようなイベントを開催できればと思いますので、引き続きMix Leapをよろしくお願いします。