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ロコワークの気になる記事

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全国各地のロコワーク的な人・地域の記事をまとめます。
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1000人の村に見る、”あした”の日常~熊本県五木村ワーケーションルポ(1)

“田舎”という言葉を聞いたとき、どのような風景を思い描くでしょうか。 山や海など壮大な自然の中での人の営みか、それとも、ロードサイドにチェーン店が建ち並ぶ姿か。都市開発が進んだ今の日本では、後者のような景色をイメージする方が多くなっているかもしれません。 これから紹介する熊本県の五木村は、明らかに前者の田舎。どこか懐かしさを感じさせる、情緒豊かな景色が広がります。この村にワーケーションで訪れた東京出身・在住の筆者。2021年・初夏時点の五木村の記憶を切り取り、お届けしま

ワーケーションを自律人材から考える

先日の「旅するようにワーケーション」イベントでお話させていただいたトピックのひとつにワーケーションにおける企業と地域の人材の自律性がポイントになるというものがありました。 働くにあたって自分から動ける「自律人材」の重要性はますます高まっています。リクルートマネジメントソリューションズは自律人材について一連の調査を行っています。 「自律的に働くことに関する実態調査」では自己の担当業務に関する「自律的職務遂行」、チームや組織に関する「自律的協働」、キャリア形成に関する「自律的

自己紹介とこれから始めることについて

はじまして。といってもここに来る人はFBで僕のこと知っていることがほとんどだとは思いますが、一応自己紹介させていただきます。 矢内啓太。1986年生まれ、北海道下川町生まれ下川育ち、高校卒業後、札幌の専門学校、近隣で就職、2012年にUターンで戻ってきました。 既婚、8歳の長女、2歳の長男の4人暮らし…あまり文章を書かないので、すぐネタ切れになりそうなので、とりあえずこんなもんで。おいおい小出しにしていきます。 プロフィールにも書いてありますが、僕が住んでいる下川町とい

「紅の物語」を未来へ届ける、高梁市吹屋の佐藤紅商店

取材 : 高山 和成・山口 百香 撮影 : 高山 かおり / STAR*14号掲載 佐藤紅商店は、岡山県高梁市吹屋で調味料の製造・販売をされているお店です。お店では、店主の佐藤拓也さん自らが育てている唐辛子(鷹の爪)と高梁産の柚子を使った柚子胡椒「吹屋の紅だるま」や柚子唐辛子「吹屋の紅てんぐ」、コーレーグス「吹屋のからみ」、ドライピオーネ、柚子のマーマレードなどを作っています。 多種多様な商品を生み出す佐藤さんにとっての「刺激」とはなにか。 今回のインタビューでお話

ー点と点を、つないでいくー ドット道東という法人を設立しました

「ドット道東」という一般社団法人を設立し、ボードメンバーの一人になりました。 この法人はそれぞれ自分が暮らす地域で活動をしつつ、北海道の東側・道東エリアで繋がったローカルプレイヤーの集団です。 詳しくはプレスリリースを↓ 僕自身、メンバーの中で唯一ということがいくつかあります。 ・道東出身じゃない。北海道出身、育ちでもない。 ・フリーランスじゃない。会社員(東京本社の会社でリモートワーク) ・クリエイターだと言える分際ではない 副業の一つとして、ライターや撮影、配信な

「街に惚れる」とは、このことか!~手のひらサイズの港町、伊豆稲取~

なんてこった、パンナコッタである。 一目惚れしてしまったのだ。街に。 気に入りすぎて、あらゆる仕事の会議で街の魅力をのろけるほどに支障をきたしているため、あふれる愛をぶちまけたのがこの記事である。 ※愛の告白が恥ずかしいため、若干ほろ酔っていること、ご容赦いただきたい。 何に惚れたのよ?それがねぇ、なんというか。街が「こじんまり」してるとこなのよ。 とりあえず見てよ、この写真。 高台から見下ろしてるんだけどさ。 街全体が、一目にすっぽり収まってるでしょ。 この「こじ

小さな町の大きなチャレンジ 「森の寺子屋」2020中間発表開催

こんにちは。佐藤将平です。 今回私が紹介するのは「森の寺子屋」2020中間発表です。 以前告知もさせていただきました。  10月末に下川町総合福祉センター「ハピネス」で、プレイヤーのみなさんのチャレンジが現在どのように進んでいるか、発表をしていただきました。 これまでの各回のレポートは下記をご覧ください。  それでは、「森の寺子屋」2020中間発表をレポ―トしていきたいと思います!  当日は、約25名の方に参加していただきました。発表会がはじまり、それぞれのプレイヤーのみ