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短歌連作… ロマン過多

若き日はやれ好きだとかラヴだとか抑制効かず見境いもなく
眠れずにパジャマのままで飛び出してどうしようもなく持て余したロマン
傷つけて傷つけられて転げつつ明日さえ見えぬ泣き笑いの日々
若き日に敢えて茨の道を行き創った傷も歌の糧とし
ロマン過多で迷惑かけたよごめんねいつかできればお詫び行脚を
若き日の荒々しさは影潜めどこか薄味中年の歌
抑制を効かせることの大切さ熱い心を潜ませながら
中年には中年なりの浪漫ありやはり死ぬまでロマン過多かも、ね


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