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雑箱

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何処にも属さない雑記
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記事一覧

アンパンマンの世界で俺はイザナギになった

妄想力。どんな人間も妄想も想像もするだろう。かくいう俺も妄想の成れの果てとしてこの腐敗した世界に堕ちて生く29年。中学生の頃からちっとも変わらない妄想少年は妄想中年になってしまったのだ。
もちろん今でも寝る時に世界を救う妄想もするし、限りなく様々世界を渡り歩いて来た俺。
ただ俺は自分をあんまり主人公にした妄想をしないのだ。
その世界の脇役として、更に限りなく俺として存在するのが楽しいのだ。1クール

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レターマン

毎月一回はエッセイを書こうと思って始めたnoteもシナリオ書くのに集中していたのか、すっかり9月以降書いてなかった。なのでまた書こうかと思ったり思わなかったり。

年賀状。最早死を迎えているようなあの紙。30も手前になりもう年始挨拶も会社くらいだけになったわけだが、小中学からの15ないし20年くらいの付き合いの友人からは年賀状が届くようになった。どうやら大人なのでこういうのもしなければいけないので

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赤色のワークス

アルトワークス。スズキの車でとにかくバチクソパワーのあったエンジンで軽自動車にしては気合の入った車。
これの赤色が中島家での愛車だった。ライトのお目目がまんまるのやつ。
俺が生まれる前から存在したその赤色のワークスはハンドルは木目のやつに取っ替えられて走ればターボついてるからお前大丈夫か身体ってくらいの加速で走っていた。そうだアレは二代目のワークスだったと思う。新古車で買ったされるその車はおかんの

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俺たち華のなろう系

実家の自分の部屋を掃除しているともう使わねえだろと思う本だったり小物だったりが出てくる。学生の時の学生証だったりなんだり。学生の時謎にコンドームを交換する文化がありそのコンドームとか。
そんな中、昔のゲームの説明書やら攻略本が出てきた。掃除中に出てくるというのがイヤらしいもんで彼らの登場により、いや掃除をしなければいかん!という気持ちもガバガバ水際対策により呆気なく崩壊するんだが。

昔の攻略本と

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定型の挨拶が苦手な男

仕事始めである。去年中頃から心身から体調を壊し、健康診断の結果も初めてほぼ全数値が悪化するという事態に見舞われ早めの緊急事態宣言という事で仕事を休みがちになり、体調等と相談しながらやっているのだが、時折大きく崩れる事もある中で少しずつ仕事に行けるようになったのが去年。
それで年度明けて仕事始め。社内で会う人に対してのあけましておめでとうございます。という挨拶。

これがどうも苦手で。この挨拶をする

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モルカーを見ると泣きそうになる男

モルカーってのがある。
詳細は調べれば山のように出るし、洪水のようにあるから調べてくれたら良い。
フェルトで作ってるアニメだけどすごいよくできてて、車なんだけど歩いているっていう表現がわかって良い。多分手書きのアニメじゃ表現がしにくい所なんだろうな。ニョッキとかポルタとかああいうストップモーションのアニメは感情表現がすごいしやすいんだと思う。動きの表現で感情を作るのはとても難しくて、実際に生活して

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