バーテンの虎

デジタル音痴でチョコ好き、ちょっぴり恥ずかしがり屋で猫舌の戌年の蟹座のB型。兵庫県加古…

バーテンの虎

デジタル音痴でチョコ好き、ちょっぴり恥ずかしがり屋で猫舌の戌年の蟹座のB型。兵庫県加古川市のとある場所で服・カフェ&ちょこっとバーを営んでおります。人情・笑い・お洒落を大切に日々奮闘してるつもりでございます。下手な文章ですが何卒よろしくお願いします。

ラフな月曜

バーテンの虎
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10時間前

ジャムな甘く蛇拳な香り

バーテンの虎
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wな君だけを

バーテンの虎
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標的は俺のハート

バーテンの虎
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都会のカウ•ガール

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ス•リ•キ•レ

バーテンの虎
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外は大雨警報　子は喜び注意報　親はお困り低気圧　大雨で被害が出ません様に…

バーテンの虎
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彼の自転車

バーテンの虎
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Tシャツ・レイン

虹が見たくなりこのTシャツを着る。何故か、このTシャツを着ると天気が悪くなり雨が降り直ぐに止む。そして空を見上げると必ず薄曇りの空から七色の光が見えてくる。僕は指…

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pencil

バーテンの虎
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土曜の彼女

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スペシャルな君だけを…行かないで編

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スペシャルな君だけを

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五月の風•風•風

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この季節がやって来た！

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その一言で

バーテンの虎
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2週間前
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バーテンの虎

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ラフな月曜

パーラーでサンドイッチを頬張り薄めのコーヒーを飲み終えると彼は職場へと向かう。6月、ラフなスタイルの彼は職場でも評判になっている。上司からの視線は梅雨模様。取引先からは晴天の如く声が掛かる。実力主義の世の中と言うけれど、自分の仕事場ではまだまだと思い、週末からの夢の世界から追い出された人混みの中、現実の月曜の朝を歩く彼はそんな風に考え仕方なく、緩めていたタイを締め直した。そして「おはようございます」と誰よりも爽やかな挨拶をして笑顔を見せる。
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ジャムな甘く蛇拳な香り

じゃけん、じゃけんと囁く君は広島育ちなんだろうか。ベッドの横に立つ君はそっと封をドレスの様に脱ぎ捨てると甘く切なく俺のそばに。「銀チョコさんとは、どうなったじゃけん…」首元に絡み付く君は毒蛇の香りがして一気にジャムな毒が俺の体内を駆け巡った。そしてまた耳元で囁く声が、「私を邪険にしたら蛇拳で仕留めるじゃけん…」さすがにじゃけん3連発には手も足もアソコも立たず…ではなく出ずであった。危なく激しい土曜の夜を楽しんだ俺は幸せなジャム顔をした君を日曜の朝にそっと残しまた旅にでる。
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wな君だけを

wサイズのバストを持つ君の胸元に帰る俺は船乗りの様だ。「帰る港は一つしかないぜぇ」そんな言葉が似合う君の名は銀チョコW。銀でもなく君の肌はパン色なのに何故？銀と呼ぶ。そう言えば昔、源氏名が銀と名乗る若い菓子パンに出会った事を思い出した。あの時の君か…過去を思い出す俺に潮風が冷たく吹き荒れると君の甘いWに身を寄せようよと考えたが違う港にまた俺を待つ菓子パン達に会いに行く為、俺は甘い誘惑が燃料の船に乗り込み北の海を目指した…あんた！行かないで！俺を見送る二つの手は海にも負けないほど大きく振られていた。
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標的は俺のハート

古い映画を観た。今じゃ使わぬ歯の浮くセリフが遠くから聞こえる汽笛の様に俺の胸の奥で静かにどこか優しく響く。モノクロのスクリーンはシンクロする今を開放させる気分にしてくれた。街行く人は忙し気にすれ違いデジタルの匂いを残し去って行く。何気に見上げた空には鮮明に映し出された飛行機雲。つまらぬ俺のハートを自分で撃ち抜いた時、あの飛行機雲が起こすジェット気流みたいになれる気がした。そして見上げた先の街角にぶら下がりの看板が揺れる。喫茶ストレンジャー…海洋文化の味あるコンクリに木の枠組みの扉。…つづく
バーテンの虎

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都会のカウ•ガール

都会という荒野に今日も怒りの砂嵐が高層ビル群の合間を吹き荒れる時、悪の陰を撃ち放すその銃口が闇に光り輝く。テキーラ•サンライズの様な朝日を浴び彼女のバンダナが揺れる時、聴こえるはずの無い馬達の足音が満員の乗客を待つ線路を駆け巡る。どうしようもなく都会の墓場で死を迎えようとする者の心に現れ、挫けそうな魂に一撃の銃弾を与え死にゆく者を復活させる都会のカウ•ガール、彼女の名はキャサリン、キャサリン•ハムサンド。角のコーヒーショップの店員さんだ。ちょっと一服に喫茶ストレンジャーへお越しやす〜バンバン！
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ス•リ•キ•レ

擦り切れた分だけ失恋の跡があり、擦り切れた分だけ悔しさの雨にも打たれた。自分を振り返るつもりでコイツを見てみる。良い事悪い事全部含めて色落ちしていき、心の色はゴールを目指すインディゴブルーに近づく。擦り切れ破れてもまた立ち向かえばいい。穴が空きどん底に堕ちても何回でも這い上がればいい。人生の道のりジーンズを穿いて明日を目指す為に今日をご機嫌に歩いてやろう…トォ！
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バーテンの虎

外は大雨警報　子は喜び注意報　親はお困り低気圧　大雨で被害が出ません様に…

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彼の自転車

青空の下爽快に走り、そんでもって疲れたどり着いたのは姫路城。『ハロー！BOY！！』と外国の観光客に声をかけられた少年が撮った自転車はマングースのBMX。こんな自転車でツーリングはしないと思う。けど、こんな日々が後先何かの助けになればいいかな・・・彼の後姿を見ながらそんな風に考えるのであった。
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Tシャツ・レイン

Tシャツ・レイン

虹が見たくなりこのTシャツを着る。何故か、このTシャツを着ると天気が悪くなり雨が降り直ぐに止む。そして空を見上げると必ず薄曇りの空から七色の光が見えてくる。僕は指差し「見て」と問いかける。僕と同じ薄曇りの空を見上げるその女の子の名前はナナヨ。
7月7日の夜に生まれたその女の子は嬉しそうな笑い顔をしている。でもそれと裏腹に腕の内側に数本の傷跡があるのに気づいていた。なんか昔、恋愛ドラマで聴いたセリフ

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pencil

ずっと見つめていたい。そんな気持ちになる僕も好きだし、そんな風にさせてくれる君の事はもっと好きだし。だけど、口に出して言うの照れくさいから胸の中に隠すノートページ捲り新たな1ページに書き足すよ。で、ここで一句　口で言う　書いたつもりの　ラブレター　虎、思い出広がる恋愛一句・・・でした。
バーテンの虎

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土曜の彼女

アミールックを取り入れる土曜の彼女は何故か戦闘モード。ターンテーブルに月の灯りを映しハスキーなシャウトはミラーボールの回転まで早くする。サスペンダーの胸元は汗ばんだROCKの匂いがして、数十人の握った拳は日常からの脱出を試みる様に上下に強く振られていた。『月の灯り　寂しげなあの娘　今夜も祈っている　この唄声　同じ気持ちのみんなに伝わる様に』コード付くマイクスタンド、彼女達の気持ちが一つになった時、時計の針はミッドナイトを越えていく・・・
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スペシャルな君だけを…行かないで編

今夜のキミはいつもと違っていた。君はこの君なのに今夜のキミはこのキミ。裸のキミは吸わぬ煙草と僕の不安な心に火をつけた。『もう、これっきり』灰皿に置かれた煙草の煙がクネクネと天井に辿り着くと続け様に『ワタシ見たの』裸のキミは封に戻り、背中のファスナーを器用に上げ髪をひとつに纏め振り向き言った。『チョココルネさんと一緒にホテルに入って行く所見たの』キミの瞳にはアンズ混じりの泪が一雫流れていく。『ほんとにほんとに好きだったのに…バカ！』キミは君を捨てこの部屋から飛び出し、消えぬ煙草の煙が行かないでと綴った。
バーテンの虎

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スペシャルな君だけを

西の空に沈む太陽の様なオレンジ色した君の笑顔に僕は夢中になっている。口づけする度、もっともっと君は僕に溶け込んでくる。抱きしめる度、ドキドキした気持ち君に分かってもらいたい。この恋、甘酸っぱいあんずジャムを頬ばる素敵な恋。スペシャルな君だけを真っ正面から見つめ、手を取り明日への階段を駆けあがろうと君を食べ思ったアンズすぅ〜〜〜。
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五月の風•風•風

コンビニのコーヒー片手に白いシャツに斜めストライプタイ、夏好みの帽子を被りその辺を散歩する。五月の風は爽やかなのにTV Newsでは何故か暑い暑いと騒ぎ立てる。コンビニのコーヒーの味は夏の入り口。そして五月の風が首元のネクタイを揺らし浅めに被った帽子を雲ある青空に飛ばしていった。
バーテンの虎

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この季節がやって来た！

明るい時間にちょっといけない事するのん大好き！青空の下で呑むのん大好き！どちらかと言うと2号ライダーのんが大好き〜。
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その一言で

『川がみたい！！！』彼女の姿を見てすぐにわかった。オンボロのスクーターに二人乗りして、思い当たる所まで風を感じ走り抜ける。僕の腰を握りしめる彼女は大声でザ•コレクターズの唄を走り去る風に負けぬくらい唄っている。白い煙がマフラーから出切った後、誰もいない静かな河原に着いた。透き通る川の水と君の透き通る気持ち、それが僕を動かせた。『好きー！』青空を引き裂く君のその一言、僕は濡れるのも気にせず君のいる川に飛び込んだ。