転職記㉙(昇給に向けて)
ネガティブな思考がぐるぐると続くと,仕事にも影響をしてしまいますし,暗〜いテンションでオフィスにいるのは同僚達にも迷惑です。また1人で考えると極端な思い込みをしてしまいます。
私はこういう状況になると、考えないように、敢えて仕事に集中するようにしています。
とは言え、気になるお給料のことを放置したままでは、仕事に没頭したくても集中を妨げてしまうので、モヤモヤに蓋をせず、人事部の同僚に相談してみました。
そしてそのアドバイスを元に、上司である役員に相談します。今回は、昇給に向けて私がとったアクションについてまとめてみます。
1.人事部同僚への相談
私は管理部門所属なので、人事部の同僚との距離も近く,また女性ということもあり気軽にランチに誘って相談することができました。
彼女から言われたことは、昇給するためには、
①仕事の評価をあげる
②評価を上げて昇格する
ことが必要で、
入社時に決まった年収を上げるためには、個別に上司と相談した方が良いとのことでした。
人事部の同僚も私とほぼ同時期の転職組ということもあり、前職の年収によって、調整給がゼロから数十万以上も存在する今の制度に課題を感じており、変更しようと役員に持ちかけているとのことでした。
2.求人情報をリサーチ
人事部の同僚からアドバイスをもらったものの、やはり上司に相談するのは勇気が必要で、すぐには行動できませんでした。
少し前に戻りますが、ちょっとこの会社でずっと働いていけるかな?と不安に思い始めた頃、転職サイトに登録しました。
目的は、転職先を探すのではなく、常に自分の転職マーケットにおける市場価値を知っておきたいと思ったからです。また、もしもすごく魅力的な求人があれば動いてみたいとも思っていました。
日々送られてくる求人情報をなんとなくチェックはしていましたが、今回の給料の不満をきっかけにちょっと真剣に確認するようになっていました。
実際に行動に移すまでの間、求人情報をみながら、また転職しようかという考えが頭をよぎったりもしました。
3.上司への相談
しばらく求人情報を眺める日々が続きましたが、次第にここに残るにしても移動するにしてもきちんと思っていることを話した方が良い。ここで行動に移さないと後悔する、と思い上司に相談することにしました。
上司の時間をとって、他の仕事の要件を一通り終えた後、給料の話を切り出しました。
私からは、
「調整給があり、このまま頑張って昇格しても給料が上がるのはずっと先であると理解した。正直モチベーションが続かないかも知れない」
と正直に伝えました。
上司からは、
・評価が反映されると評価に応じて給料が上がるから、まずは現在の仕事を頑張って昇格して欲しい
・入社時に設定された給料のベースを上げることは難しい
と当たり前のことを言われました。
思った通りではありましたが、一点私が誤解していたのは、昇格だけではなく、評価によっても給料は上がるということです。
私は前回の査定時には入社期間が短かかったため査定の対象外でしたが、今回は対象となります。入社以来の成果がみとめられれば、数ヶ月後には昇給が期待できるかも?と、やや楽観的に受け止め、昇給に期待をしました。
上司と相談して、給料に関するモヤモヤが解消したわけではないですが、ただ「自分の思いを伝えられた」ということに小さな達成感はありました。
そして、給料のモヤモヤは評価の結果が出てからまた考えることにしました。
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