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転職記⑥(内定承諾まで)

「辞退」の気持ち80%のまま受けたオファー面談でしたが、面談後は気持ちが一気に楽になりました。そしてもう一度自分のなかで気持ちの整理をし、気持ちが変化しないかどうかを確認してから回答しました。
今回は、オファー面談後にどのように気持ちを整理したのかについてまとめてみました。

1.不安要素の洗い出し

役員面談後に私が不安に思っていたことは、
①仕事が想像以上に大変そうであること
②会社の上場のタイミングと中学受験のタイミングが重なって、思うように働けないリスクがあること
の2点です。

①に関しては、役員面談時は役員直下で働くことを想定したトーンで受けた説明でした。前提が変更になった(役員直下ではない)ので、話半分で流すというか、二次面談終了時の気持ちを優先したので良いと考えなおしました。

②に関しては、まず「会社の上場」と「娘が中学受験をする」ということを分けて考えてみました。

「会社の上場」に関しては、かなり実現可能性の高い会社の計画です。ただ、その時期は前後する可能性もありますし、本業の業績次第では、上場がなくなる可能性もゼロではありません。

次に「中学受験」ですが、こちらも可能性は高いと思っています。ただ、子供が途中でやる気をなくしたり、成績が伸び悩んで諦める可能性だって大いにあります。また塾によっては親のサポートがそれほどかからないこともありますし、夫の方が伴走者に適しているかもしれません。

不安要素を洗い出してみたら、最悪シナリオの確率はそれほど高くないのでは?と冷静になれました。
不安になるあまり、不確定なことを前提に色々とネガティブな方向に想像して悩んでいることにも気づきました。これが私の思考の癖なのかもしれません。

不確定なことを理由に判断したり、無駄に悩むのはやめようと思いました
未来のことは誰にもわかりません。それよりも「今どうしたいか?」という気持ちに正直でありたいと思いました。

2.原点に帰る

そして、改めて自分が「なぜ転職したいのか?」というところに戻って考えてみました。

私が転職する目的は、
①本当は「好き」なことを仕事にしたい(ライスワーク<ライフワーク)と思っていたけれど、働けるうちはライスワークを維持したい
②ライスワークとして、スタートアップの一員として働きたい。
③具体的には、前職での経験を活かして組織の「仕組みづくり」をしたい。

という3つです。オファー面談で提示された待遇はライスワークとしては十分なものでしたし、二次面談時に擦り合わせた仕事内容は、「仕組みづくり」そのものでした。
入社後に「思ってたのと違う!」と驚くことは多いかも知れませんが、それも不確定なことです。

原点に帰り、不確定要素を排除し、確定している事実だけで判断し、内定を受諾することにしました。

3.オファー面談後に確認したこと

自分の気持ちが整理された後、夫に内定を受諾しようとしていると話しました。
夫からは今回も反対はされませんでしたが、「ストックオプションがあるかだけは確認した方が良いよ」と念を押されました。

活動開始前から、ストックオプションがスタートアップ転職の魅力の一つであることは何となく知っていましたが、私自身はストックオプションが無くても内定を承諾しようと思っていました。
また、敢えてこの点だけを確認すると、会社から「金目当て」と思われるのではないかとちょっと躊躇ってしまいましたが、生計を一にする夫からの忠告です。
夫に納得してもらう形で転職をしたいと思っていましたので、きちんと確認することにしました。

会社には、コンサルタント経由で確認していただきました。
会社からの回答は「現在はストックオプションの制度はないが、今後導入予定」とのことでした。

この回答を受け取った翌日に、内定承諾の連絡をしました。







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