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【整理収納】実家の片付け 23年GW

GW後半は私の実家に帰省しています。実家は東京から飛行機で1時間半の距離ということもあり、GWや夏休みなどの長期休暇を利用して帰省しています。今回は、私が帰省時にやっている実家の片付けや、毎回やっているお掃除等をまとめてみたいと思います。

1.実家の状況

70代の両親が2人で暮らしている実家は、築35年となる3階建の小さなビルで、1階がガレージと貸店舗、2階と3階が住居スペースという作りです。

広くゆったりとしたリビングこそありませんが、かつては家族4人が暮らしていたこともあり、70代の両親が2人で暮らすには広すぎます。故に掃除が行き届かなかったり、また兄や私が実家に残したままのものや、両親が溜め込んでしまったものがちょっと気になり始めている状況です。

また、母は60歳を過ぎてから生花の先生となり、楽しくも忙しい日々を送っています。
そして自営業者の父は、セミリタイアして自由気ままな老後を暮らしていますが、片付ける能力ゼロで、実家の父の部屋はかなりの汚部屋です(汗)。

2.母の不用品をメルカリで代理出品

生花の先生である母は、生徒さんからの頂き物が多く、帰省の都度「これ、あげる」と私にお下がりが回ってきていました。
プレゼントして頂いた方には大変失礼ですが、明らかに使わないというものは、母に断りを入れて数年前からメルカリに出品し手放してきました。

その様子を見た母が、メルカリの有り難さを実感したのか、箪笥の肥やしになっているバッグ等を出してきて、メルカリ出品を依頼するようになりました。

私の帰省タイミングに合わせて、出品して欲しいものを検討し、今回は数年前に購入したブランドもののバッグ(COACH 2点、TOD‘S 1点)を3点出品しました。
いずれも母が60代の頃に購入したものですが、70代に入りレザーのバッグが重く感じるようになりすっかり出番が無くなってしまったようです。

結果、今回はCOACHのバッグ1点のみが売れました。ブランドバッグは定番のデザインが人気で、今販売されていないデザインのものは、売れないということがわかりました。

他には、母が孫のためにと購入したもののコロナで会えない間に旬を過ぎてしまったおもちゃ2点を出品、帰省中に売ることができました。

3.母のバッグを引き継ぐ

他にも母が出してきたバッグのうち、3点は私が引き継ぐことにしました。

1点目は、「香鳥屋」のチェーンバッグ。
「香鳥屋」は初めて知った名前ですが、日本の老舗バッグブランドです。

今回引き継いだバッグは、冠婚葬祭に使えそうな黒のバッグで、今後子供の卒業式や入学式等に使いたいと思います。

家族のハレのイベントなので、間に合わせではないバッグが欲しいと思っていましたが、そのためだけに購入するのもなぁと躊躇していました。ですので、今回ちょっとしたお宝に出会えた気分でした。
母が大事に持っていてくれたことに感謝です。

2点目は、母がシャネルのチェーンバッグに憧れて、地元の百貨店で買ったというベージュのチェーンバッグ。


ネイビーのフォーマルスーツに合わせて使っていたようです。
こちらは私がデニムに合わせて休日に普段使いしようと思います。

3点目は、黒のビーズバッグ。

もしかしたら祖母のものかも知れないという、母の記憶も朧げなバッグです。
こちらも、すっかり縁遠くなった結婚式等の華やかなイベントに持ちたいと思います。

2点目のバッグ以外は、きっと出番が少ないかと思いますが、大切に使って娘に引き継ぎたいと思います。

ユニクロもZARAも身近じゃなかった母の世代は、今よりもずっと上質なものを買っていたのだなと思います。その買い物の仕方は見習って行きたいと思いました。

4.昨年のGWのお片付け

引き継ぐといえば、私は雛人形を娘に引き継ぎました。本来は引き継ぐというものではないのかもしれませんが、娘用に新しく購入するということはしませんでした。

私の雛人形は、今は亡き祖父母が用意してくれたもので、大きな7段飾りです。
かなりの収納スペースが必要なので、親王雛のみを引き継ぎました。

昨年のGWはこの親王雛の引越しをしました。
実家の和室の押し入れには、私の雛人形の他に、兄の五月人形、母の雛人形も眠っています。一緒に押し入れ内を片付けていた母が、「自分の両親にお金を使わせすぎて申し訳ない」とこぼしていたのが切なく、なんだか複雑な気持ちになったものです。

今後これらの人形達をどうしたら良いものか悩ましいですが、実家が私と同じ状況という人は多いのではと思っています。

とりあえず親王雛のみ引越しましたが、今後少しずつ片付け方を考えて行こうと思います。

5.帰省時のお掃除ルーティン

帰省時には、実家の掃除をしています。
玄関やガレージ、階段(内、外)、トイレなど家が広い分掃除する場所も多く、母の負担になってきたようです。数年前から帰省時のホコリが気になるようになり、私が掃除をしています。

本当はハウスクリーニングサービスを依頼しても良いのかも知れませんが、母は家事のアウトソースに罪悪感があるようなので、帰省時に私が掃除をしています。

数年前まで「帰省時くらいゆっくりして」とすまなそうにしていた母も、今はあまり言わなくなりました。私は掃除が苦にならないので、寧ろ気分転換になりますが、この点に関しても同じ状況の方が多いのかなと思っています。

6.おまけ(帰省先があるという贅沢)

地方出身で苦労することも色々ありますが、長期休暇時に帰省する場所があるというのは、ちょっと贅沢だなと思っています。
時間の流れがゆっくりした、自然に恵まれた地方都市である地元は、観光地も近く食も豊富で本当に良いところだなぁと思っています。
我が家にとっては帰省が旅行。70代の両親には、いつまでも健康でいてほしいと願うばかりです。

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