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カメラでつながるSDGs


こんにちは!
SNSマーケティングエージェンシー「株式会社コムニコ」の三谷です。
普段は、高知オフィスでコンテンツクリエイターとして、クライアントの投稿テーマの設定や投稿案の作成を行っています。
休日はフォトグラファーとして、主に高知県内で活動しています。

今回、弊グループのnote企画『バトンをつないで #SDGs Challenge』のバトンを受け取り、何を書くか悩みましたが、フォトグラファーとしての活動とSDGsの関係性について知りたくなり、レンズメーカーの取組みと僕が公式フォトグラファーとして関わっている「Mrs of the Year(ミセスオブザイヤー)」というイベントをテーマに書くことにしました。

調べていくと自分が好きで行っていた活動が実はSDGsにつながっていて、個人レベルでもできることを知りました。

僕のように、意識していないだけで普段の行動や趣味が実はSDGsにつながっているということがたくさんあるのではないでしょうか。

SDGsはなにか特別大きなことを行わなければならないと思っていましたが、小さくても自分にできることはあると思いますので、この記事が皆さんの行動に対して意識を向けるきっかけになれば嬉しいです。

カメラレンズに関するSDGsの例

1.株式会社ニコン

フォトグラファーにカメラは欠かせません。そこで、カメラの機材全般の製造を行っている株式会社ニコンを調べてみました。

レンズの製造には多くのエネルギーを消費するため、ニコン社ではレンズの製造過程で発生するCO2の削減に取り組んでいます。

光学ガラスからレンズを製造しているため消費エネルギーが大きく、ニコン社全体のCO2排出量のうち、およそ1/4も占めているとのことです。

ニコン社では技術力を駆使して製造効率を追求し、2030年までにCO2排出量を26%削減(2013年度比)していくそうです。
参考元:株式会社ニコン https://www.nikon.co.jp/sustainability/highlight/1803_co2/index.htm

この取組みが貢献するSDGs
目標13:【気候変動に具体的な対策を】

またニコングループ全体で、WWF(世界自然保護基金)が主催する地球温暖化防止イベント「*アースアワー」に、毎年参加を呼び掛けていて、2020年3月期は世界でグループ57社が参加したそうです。

【EARTH HOUR 60+ Actions!】 青い地球の命のバトンを未来へ繋ぐために 世界規模で開催されるソーシャルグッドプロジェクト「EARTH HOUR(アースアワー)」。世界中の人びとが、...

Posted by Nikon on Thursday, March 28, 2019

今年は3月27日(土)20:30〜21:30に開催されるそうなので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
WWF(世界自然保護基金):https://www.wwf.or.jp/campaign/earthhour/

アースアワーとは:世界中で同じ日・同じ時刻に消灯することで「地球環境を守りたい」「地球温暖化を止めたい」という想いを示すソーシャルグッドプロジェクト。

2.株式会社タムロン

次に、僕も使用しているカメラのレンズを製造する株式会社タムロンを調べてみました。

調べてみると、タムロンは日経「SDGs経営」調査において、2年連続で4星を獲得したそうで、SDGsに積極的に取り組んでいる企業だということが分かりました。
参考元:株式会社タムロン https://www.tamron.co.jp/news/press_release/20201201_2.html

・カメラ用レンズで交通安全に貢献する
タムロンはカメラのレンズだけでなく、車載用レンズや監視用カメラレンズも製造しています。周辺確認用のカメラレンズが運転者認識の補助となり、高画質の交通監視カメラ用レンズが、交通事故の抑止効果になることで、SDGs ターゲット3.6の「2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる」に貢献しています。

SDGs は17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されているのですが、交通事故もSDGs の取組みの1つということを改めて認識しました。(出処 総務省:https://www.soumu.go.jp/main_content/000562264.pdf

この取組みが貢献するSDGs
目標3:【全ての人に健康と福祉を】
ターゲット3.6【2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる】
目標11:【住み続けられるまちづくりを】

「カッコいい女性」をコンセプトにしたコンテスト「Mrs of the Year(ミセスオブザイヤー)」

フォトグラファーの活動の1つとして、「Mrs of the Year(ミセスオブザイヤー)」というコンテストの高知大会の公式フォトグラファーとして、レッスンの風景や大会当日の写真撮影を担当しています。

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(2020年四国大会の写真)

「Mrs of the Year(ミセスオブザイヤー)」は「カッコいい女性」をコンセプトとし、女性の力で地域や日本を元気にしていくことを目的に、コロナ禍の2020年に始まったコンテストです。

SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の「 全ての女性と女児にエンパワーメントを図る」に取り組み、男女に関わらず、LGBTQハンディキャップ全ての人が、互いの違いを大切にし、能力のある人が適材適所でその能力を発揮する社会づくりを目指しています。

僕はジェンダー平等について、初めから何か特別な思い入れがあった訳ではありません。
フォトグラファーの仕事として、引き受けたのが始まりですが、スタッフとして関わっていくうちに、自分が提供している価値を理解していくようになりました。

SDGsに貢献できることを何かしてみようというスタートではありませんでしたが、結果的に自分の好きなことがSDGsにつながっていることを実感しました。
このように意識してみると普段の活動が、実はSDGsにつながることはたくさんあるのでは?と感じました。

現在は2021年の高知大会に向けてフライヤー用の写真撮影や、レッスンの様子などの撮影を進めています。

今後もカメラを使って僕にできることでSDGsに貢献していきます。

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(2021年高知大会に向けて準備中)

SDGsは身近なこと

今回、フォトグラファーとしての活動がどのようにSDGsとつながっているのかを調べてみました。
ただ好きで撮っていたカメラですが、自分が使用しているレンズや携わっているイベントを通じて実はSDGsに貢献しており、かつ自分のやりたいことを通して、楽しみながらできるということを実感しました。

これからはより一層SDGsを意識して取り組んでいきます。
そうすればまたSDGsに貢献できることが増えると思うので。

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