ゴム手袋なしで皿を洗える幸せ
今日のA子ちゃんは50代の女性。
手荒れとは、30年以上のお付き合いでした。
学生のときに飲食店でバイトをしたときに始まり、その後、環境が変わった時期に少しよくなったこともあったけど、その時も手袋は手放せませんでした。
今日は、栄養対策を始めて1年半で、ゴム手袋がなくても皿を洗える幸せを味わっているA子ちゃんのお話です。
皮膚のお仕事
皮膚は、私たちの体の一番外側にあります。
皮膚はいろんな仕事をしてくれているけど、その一つが、最前線を守るという防御の仕事。
手荒れがあるということは、その防御機能が壊れているということ。
いらんもんが入ってきやすいから、体の中はそのいらんもんに対して戦闘体制になります。
そうすると、余計に栄養が消費されてしまうという、残念なループに。
だから、皮膚はしっかりしてることが大事なのです。
クリームや薬でよくならないのは?
手荒れは、クリームを塗っても、薬を塗っても、よくならなかったり、よくなっても、塗るのをやめるとまた悪くなったりします。
それは、クリームや薬は、一時的な保護はしてくれるけど、皮膚そのものを作ってはくれないから。
体はつねに、壊す→作る→壊す→作る を繰り返しています。
皮膚も、表面の古い細胞が剥がれて、下の層から上がってきた新しい皮膚の細胞と入れ替わることで、元気な状態を保っています。
私たちが意識しなくても、これをやってくれてる体ってすごくない??
「壊す」で止まってしまって、「作る」へと進めないまま工事がストップしてるのが、A子ちゃんの手荒れの状態です。
工事を進めるには
下の層から上がってくる新しい細胞を作るのに必要なのが、栄養。
クリームや薬にはできない仕事です。
さて、その栄養はなにかというと、なにはともあれ、まず、たんぱく質。
『また、たんぱく質か』と、がっかり(?)したひともいるかもだけど、
なにか特別なものじゃなくて、まずたんぱく質。
A子ちゃんは、特に手荒れがひどくなるときがありました。
それが、産後や、生理の時。
妊娠・出産や生理は、どちらも、栄養を消費するから、ますます足りなくなっちゃうんですよね。
だから、生理のある女子は、男子よりも栄養をしっかり摂る必要があるくらい!!
そして、妊婦さんは自分と子供の二人分の栄養を摂って、と言われるのは、決しておおげさじゃないんですよ。
A子ちゃんの摂りかた
あなたは、1日3回の食事で、毎食、たんぱく質をしっかり摂ってますか?
ちょろっと少し食べるだけじゃ足りません!
A子ちゃんは、たんぱく質を、食事だけでなく、栄養療法用のプロテインでもしっかり補いました。
外出のときも、シェーカーにプロテインを入れて出て、ちゃんと3回摂れるように工夫してました。
少しのお水でさらっと飲めるから、外食のときでも邪魔にならないし、と。
たんぱく質は基礎です。
これなくして、ほかの栄養素のどんなすごいサプリメントを摂っても、効果が出にくいです。
○gを3回というようなアドバイスをされたら、その量はしっかり摂って。
アドバイス量は、血液の状態を解析した結果の、足りてないから補ってね、という量だから。
また、A子ちゃんはピロリ菌感染があって、たんぱく質の消化が難しい状態だったので、消化酵素も一緒に摂ってその助けを借りることに。
そのほかにも、血液の状態に応じてアドバイスされた栄養素をしっかりサプリメントで補いました。
その結果、約1年半で、新しい細胞を十分に作れるようになったようです。
体は、必要な栄養が入ってくるのを、手ぐすね引いて待っていて、入ってきた栄養をちゃあんと利用してくれるんですよ。
そして、ゴム手袋をせずに皿を洗える幸せを味わっているA子ちゃんは、なんと、花粉症もラクになってきているのでした。
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A子ちゃんも愛用!
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