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賃貸vs持ち家論はもう古い。資産があれば選択肢は広がる。

「賃貸派か?持ち家派か?」良くあるこの話題。エルラボ的には「どちらも正解」と考えています。メリット・デメリットを整理した記事なども見かけますが、考え出すとキリがないのも正直なトコロ。

今回は「家=アナタの資産」というエルラボ的シテン(諸説アリ)で見てみたいと思います。

昔とある宝石屋の社長さんに「資産ってなんやと思うー?」と質問されました。「ナニ?どゆこと?なんか賢そうなこと言わな…」と焦り「価値があるモノです」とカロリーゼロな回答をした記憶があります。

答えは「必ずお金に換えられるモノ」
キーワードは『必ず』が付くこと。ようはお金に換えられなければ資産とは言わない。そして資産は3つに分かれると。


  1. 買った以上の値段で売れるモノ

  2. 最悪、同じ値段で売れるモノ

  3. 買った時より安くしか売れないモノ


宝石屋さんらしいですが、その通りだと感じました。ちなみにそのあと、ダイヤモンドを2つ出してきて「同じ1カラットでも、こっちは原価10万。こっちは原価100万。ホンマの価値なんて税務署には分からんからな~」とワルい顔してましたww

ではお家はどれか?ほとんどはケース(3)かと思います。土地が絡むとハナシは変わりますが、今回は土地建物を含めた「家=アナタの資産」という視点。

私たちが土地や住宅会社を紹介する前には、必ずライフプラン(家計シュミレーション)を作ります。そして賃貸でも持ち家でも必ず発生するのが「家賃/住宅ローン」つまり「住むためのコスト」です。

ただ2つのコストは性質が違います。『賃貸はお金に換わらない』ということ。しかも住み続ける限りかかるコスト。住所固定のサブスクなわけですが「もったいないから今月で止めよー」とはいかない。

「住宅ローンは借金だ!利息はムダだー!」この話題もあるあるながら今回はおいといて。一つだけ「必ず」と言い切れるのが「住宅ローンには終りがある」そして『持ち家はお金に換わる』ということ。

先ほどのハナシから多くの場合はケース(3)ながら、現金化できる資産に違いないのです。また近年は現金化の手段も増えています。


  1. 売却する

  2. リノベーションして賃貸に出す

  3. 一旦売却して、家賃を払って住む

  4. 自宅を担保にお金を借りる


ポイントは『資産を持つことで選択肢が増える』ということ。

選択肢の一つの例として、こんなお客さまに出会いました。30代で家族4人、長男が中学に上がるタイミングで同じ校区での新築を検討中。それまでは中古戸建て(築約40年)に住まれており、ローンは月約3万円(安ッ!)ようはコスト約3万円で生活されてきたワケです。

この方がラッキーだったのは、もともと賃貸だった中古物件を大家さんから安く購入できていたこと。プランニングとしては今のローンを終わらせて賃貸に出し、新築を購入することになりました。この記事を書いている時点では土地探しのお手伝いをしています。

築年数が経っているので大きな賃料収入にはなりにくいでしょうが、仮に新しく組む住宅ローンの月額30%でもまかなえれば「住むためのコスト」は大きな違いです。賃貸ではできないプランニングでした。

たとえ中古であっても早くから資産を持っていたことで、選択肢を広げられた好例だと思います。

『選択肢を広げる資産』お持ちですか?



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