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【読書日記⑦】投資初心者➀

今回ご紹介する本は、 中桐啓貴 さんの 『 日本一カンタンな「投資」と「お金」の本 』です。

本書では、一番シンプルで儲かる方法や、考え方、実践方法まで日本一カンタンに解説された一冊です。

投資初心者やお金の勉強を始めてすぐの人には自信をもってお勧めできる一冊です。

今回は、本書をざっくり紹介するのではなく
私自身、投資の勉強を始めて漠然と抱いていた不安を解消してくれた部分について簡単に見ていきたいと思います。


私と同じようにちょっと投資を勉強し始めたけど中々始められない。そんな悩みはありませんか?

それは怖いからです。

なんとなく抱いているが何かはわからない恐怖が少しでもなくなるように(今の自分のような初心者に向けて)
本書の内容を見ていきたいと思います。

結論は、不安の正体は基礎体力のなさにあります。

何事にも基礎体力がある。
野球ではしっかりとした下半身、バスケなら最後まで走り切れる体力などそれぞれに特有の基礎体力があります。


同じように投資にも基礎体力があるのです。
では、投資の基礎体力とは何か。それは『「資本主義」を知ること』です。

投資を勉強しても始められないのは不安なのに、仕組みを理解していないからです。

資本主義を理解することは投資で損をしないための、投資で勝つための基礎になるといわれているます。

今回は、そんな投資の基礎体力である「資本主義」について超簡単にみていきたいと思います。

【投資における資本主義】


資本主義はどうして生まれたのでしょうか?

実は資本主義、理念や理想から生まれたものではありません。

資本主義は産業革命に伴い、西欧で大きく変化した経済社会を表現するために後から生まれた言葉なのです。

資本主義の背景には、農村の自給自足から商工業に変わり、収入を得なければ食べていけなくなった人たちがいます。

彼らは、自由に商売してお金を稼いで、そのお金で生活をしていきたいという欲望がありました。

資本主義はそういった現実に対する欲望が育てた仕組みなのです。

その仕組みは現在も続いています。批判する人たちもいますが代替え案がないため資本主義はは変わらず続いています。

そして欲望を燃料とした資本主義は現在まで成長し続けています。

人間は、もっと便利に、もっと安く、もっとたくさんの物を手に入れたいと願っています。

よく人間の欲求には限りがないといわれていますよね。

そういった人間の性が資本主義経済を成長させているのです。更にそれは今後も人間の欲望が続く限り続くと思われます。

そういった市場の成長を信頼して、市場に投資する。それが長期に渡るインデックス投資というわけですね。

この内容はほんの一部にすぎません。しかし、投資を始めるとっかかりをつかむためには「なるほど」という内容だと思います。

【本書の他の内容を紹介】


本書では、
・具体的な投資先
・例を用いた資本主義の説明
・複利の力
・投資をするうえでのマインド
などが分かりやすく解説されています。

こういった投資の本は何冊か読むことをお勧めします。一冊では不安だ、というのが正直な投資初心者の感想だと思います。
(私もそうでした。)

なので実際に読んだ本のリンクを貼っておきますね!


【リンク】






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