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身体の声を聴く

あなたは身体の声を聴いていますか?

いきなり、こんな事を言われても…
??????ですね(笑)

今回も長年整体師として多くの人の不調や身体を診て来ての個人的な考えなので、一般論とは違うとか、科学的じゃないとか、エビデンスはとは無視です(笑)
まあ、一つの健康体づくりの参考としてもらえれば幸いです。

では、本題
病気や不調など抱えている人の一つの特徴として「身体の少しの異変」に気付かないというのがあります。

身体は大きな不調になる前にメッセージを発信している。
この時点で対処できることが理想です。
そう、身体の声にいつも耳を傾け聴いていれば、多くの不調は未病で防げる。

ギックリ腰なんかも予兆が必ずある!
でも、多くの人は気付かない…
気付いて、ケアをすればギックリ腰にならず回避できる。

予兆の段階で整体など手技療法を受けとけば、1回で済むのでお金も時間も節約できますし、なにより辛い思いをしなくて済みます。

予兆に気付きにくいなら、信頼できる施術者(整体師)に不調が無くても月に1回はメンテナンスとして身体をリセットしてもらうと良いと考えています。

当院にも当初来るきっかけは不調があってだけど、現在は良い調子を維持するため、予防で定期的に来られている方が何人もいます。

なんだ営業かよ…って声が聞こえてきます(笑)
別に、私のところじゃなくて良いんですよ~

話しは戻りまして、「身体の声を聴く」ですが「痛み」も身体の声の一つです。痛みで身体の問題を知らせてくれている訳です。
問題がなければ痛みは出ない。

だから、この痛みを無視するのは良くない。
痛みは辛いので無視できないですが…
そこで多くの人は、テレビCMにたくさん流れている○○薬を飲んで、飲んで痛くなくなったから大丈夫、治ったと勘違いする。

痛みが誤魔化されているだけで、根本的に治っていない…
痛みが無いから普通に動き、悪化させる…
で、薬の常用となる…

ここで話している痛みは腰痛など整形外科的疾患と思われるかもしれませんが、生理痛なんかも同じです。

生理痛も酷い人と楽な人がいますよね。
生理痛が酷い人は、普段の身体の状態に問題があるという事です。
「食」なのか、「生活習慣」なのか、「ストレス」なのか、「他の常用している薬」なのか、何か原因となる物がある。

「体質」じゃないの!?って声が聞こえてきますが、体質は食と生活習慣で作られます。
個人的には先天的(遺伝的)な要素は2割、残りの8割が後天的なものだと考えています。

ちょっと痛みにフォーカスしてみましたが、こんな感じです。

普段から身体の声を聴く習慣をつけ、何が問題なのか考える、そして、原因と思われるものを除外する。

そして、少しの異変に気づいたら身体のケアをする。

身体のケアは色々とありますが、休養、早く寝る、しっかり入浴、整体、タイ古式マッサージ、アロマテラピー、アーユルヴェーダ、ストレッチ…
なんでもいいです。

自分に合ったもので良いと思います。

ただ、一般の方は、中々、ご自身か抱えている問題を気付きにくい…
やっぱり、掛かりつけの治療家(施術者・整体師)を持ち定期的に身体を診てもらう事がおすすめです。

あちこち行く、毎回施術者が違うは、お勧めできません。

施術の1回目は、その方がどんな特徴があるか探りながらになりますし、今の状態でだけでの判断となります。
長くお付き合いのある方は、その方の弱いところ、悪くなりやすいところ、どのような手技手法が効果的か、体質、反応の出方、などなど分かっているので施術の効果を出しやすい。アドバイスも行いやすい。

またまた話しがそれて来てしまった(笑)

「身体の声を聴く」習慣を付けて、未病で防ぐことは健康づくりの必須です。

では、どうやって「身体の声を聴く」の?

身体を内視する。
「内視」!?

「意識を体に向ける」

身体のありとあらゆる部分にです。

最初は難しいですよね。
でも、毎日、気が付いたら一日に何回も行っていけば、そのうちに分かってきます。
とにかく最初は、身体を気にして意識を向ける!

そして、やり方は

色々な方法があると思います。
ヨガやマインドフルネス(座禅)などをされている方は、その中で行えばよいでしょう。

意識を、頭、首、肩、腕、手、胸、お腹、背中、腰、股関節、脚、膝、足首、足先、足裏…全身を一か所ずつ向けていきます。

その部位の状態が分かりにくければ、手が届くところは触れてみる、動かせるところはゆっくりと動かしてみる。

触れたり、動かしたりして、その部位に意識を集中し、観察(内視)してみる。

まずは2週間、毎日、出来れば朝、昼、夜と3回行う。
これ位やれば、身体の状態を感じ取れるようになってくると思います。

そして、そのまま継続し1カ月もすれば、無意識に身体を感じ取れるようになり、わざわざ時間を割いて行わなくても一瞬で内視が終わります。

身体の声を聴く習慣が健康体づくりの基礎になる!


長年(22年)、整体師をして多くの人を見ていと、身体の声を聴くことが出来ない人は治りにくい、施術で変化が出ているのに感じ取れない傾向が強いです。

一方、身体をしっかり意識して使ってきた、フィギュアスケーター、新体操選手、舞台俳優さんなんかは、指先まで動かし方を意識しているので、身体の良い状態、悪い状態に敏感に感じ取っていて、施術での変化もすぐに分かるし、治りも早いです。


そして、そして、実は、
「身体の声を聴く」「内視」にはもっと凄い効果があります。

未病で防ぐ、健康維持だけじゃないんです。

意識をその部位に向けると「脳」と「部位」が繋がり状態を把握します。
把握した部位に問題があれば自然治癒力が働き自己回復を促す!

動物は身体を正常に戻す機能があります、でも、その部位の異常を察知できていなければ(見逃していれば)自己修復はされません。

「身体の声を聴き内視をする」事で自己修復が活発になり勝手に治っていく。

もし、ご病気があるのでしたら、その部分に意識を向け、良くなるイメージを持つだけで改善につながっていく。

さらに効果を上げたいなら「氣功法」を使うという方法もある。

氣功法は色々な種類があるけど、基本はゆっくりした深い呼吸を行い。吸う時は地球の良いエネルギーを体に取り入れるイメージ、吐く時は身体に溜まっている悪いものを吐き出すイメージで行うだけでもOK。

病気の部位の悪いものを出し、浄化されるイメージで十分です。


「身体の声を聴く」から氣功法にまで話がいってしまいましたが…

まずは、自分の身体の状態を知る事が健康体づくりの基本です。
しっかり体と向き合っていれば病院の検査の数値など気にせず、自分自身が一番、自分の身体の状態を知っていて悪くなるのを予防でき、不調の方は改善に向かえます。

是非、2週間、試してみてください。

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