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スーパーマリオは何故大ヒットしているのか?

こんにちは。

ゴールデンウィークが終わりました。みなさまコロナ禍という暗黒の時代が終わって楽しそうに連休を過ごしていましたね。

さて私は連休初日に映画スーパマリオブラザーズを見に行きました。

JWAVEを聴いていて知ったのですが、上手にコマーシャルが打たれています。

「マリオ映画は昔映画会社に委託して製作し失敗した事があり、それを教訓に今回は任天堂が直接映画製作に加わっています。米国で先だって公開され既に世界中でヒットしています。」といったコマーシャルです。なるほど、任天堂が本気なら観てみたい。

まんまと罠にひっかかってしまい、マリオに興味の無い知人まで誘って2人で近所の映画館に見に行ったのです。ストーリーは評論家の言うように簡素ですが、映画を観た感想は心から爽快で気持ちがよかった。

スポーツをしたり遊園地のアトラクションに乗るような感覚に近かったと思います。私が子供ならまた観に行きたいと親に言うような楽しい映画です。映像美と音楽は勿論キャラクターの個性まで拘りぬかれています。特にクッパのピーチ姫への愛の歌にみんなハマっているようですね。

映画界というのは1990年〜2000年前半くらいまで深く暗く社会性を訴える映画を絶賛する傾向がありました。最近アベマで無料で放送されていたデイヴィットフィンチャーの「セブン」や岩井俊二の「スワロウテイル」をぼんやりと観ていたのですが、まさに20世紀の映画でした。観ていてしんどい。観た後もしんどい。視聴者の心にどんよりとした靄をかけるような作品です。

現代は明るくて爽やかな時代です。

タバコを吸うと貧困に陥ると誰もが気づき、飲み会して無駄に何時間もビールを飲むより朝ランニングやジムへ行ってどんどん仕事の生産性を高めていこうとなっています。

映画スーパーマリオブラザーズのように、観た人の心が軽くなり幸せになれるような作品が大ヒットするのは必然ではないでしょうか。