天国エネルギーと地獄エネルギー
今まで自分の長所だと思っていたことが日本に帰ってきた環境の変化によって何一つ活かすことができなくなり、自分の存在価値を自問自答しては負のループに陥ってた今年の3月。
たまたま友人を訪ねて沖縄に行った先で出会った方からその時の私の悩みを軽くするようなとても興味深いお話を聞いた。
人が生きる上で行動する動機のエネルギーは二つ。
天国のエネルギーと地獄のエネルギー。
ワクワクや好奇心で動くのが天国エネルギー。
正義や正しさで動くのが地獄エネルギー。
丁度その時私が悩んでいたのは、「物事にワクワクすることがほとんどない。やりたいことも見つからない。これは嫌だとか、こうなって欲しい(なるべきだ)、または誰かの強い好奇心を叶えること、理不尽をなくすことに尽力して、苦しい時に初めてワクワクする。」「これって自己分析が足りていない状態なのか?」「自分自身にやりたいことがないと言うのは思考停止しているだけではないのか?」と言うものだった。
この話によれば、私は好奇心によって動かされるのではなく、正義のエネルギーによって突き動かされている。今も、昔も。
”善”や”正しさ”って地獄霊や悪魔がよく使う言葉なんだって!(ちょっとスピ入るけど、私はこう言う新しい概念の話は結構好き。)
そして私はいつも好奇心から新たな方向へ向かうのではなく、方向を見失っているものを自分の信じる正しい善の方に進むよう願い、行動している。(ここで言う善とは、善い悪いの話ではなくポジティブなパワーが湧く方向の意)
とっても合点がいった。
昔から私は楽園を求めるタイプではない。
常に何かと戦って苦しさの中にいることを好んできた。
天国と地獄って聞くと、良い悪いがあるようだけど、
全くどっちが良いかなんてなくて、
自分がどんなエネルギーを持って進んでいるか、
それを認識してそれぞれの道から学びを得られれば良いのだと思う。
私の周りにはいつも天国エネルギーのような、
現実なんか吹き飛ばして好奇心に突き動かされてキラキラしている人が多くて。
自分が苦行を選んで常に何かと戦っているのは、もしかして好奇心を追うステージにすら立てていないからなのでは?
と自問自答していた時間を吹き飛ばしてくれるお話だった。
ちなみになんでこんなに感動したかと言うと、
悩みを口にする前にこのお話を聞いたから。
人はみな、生きていく上でそれぞれ違った使命を持っていて、
それを全うすることに全力を出している時が人生の醍醐味だと思う。
だから私はいつも問題が迫ってきて、それをより良い方向に導くために戦って、自分の正義を貫くことに全力を出す。
これが私の人生の使命(もっと分解できるけどここでは割愛)なんだと、自信を持つことができた。
って言うお話。
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