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《創世記 第一日》はじまりの瞬間を描く|裏の畑美術部

3月15日。
月に一度のシュタイナー教育の絵の教室「裏の畑美術部」の日でした。
今月から12月にかけて、水彩では創世記を描いていきます。

今日は第一章から。

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はじまりの瞬間。とても抽象的な物語ですが、わたしは受精の瞬間を想起しました。

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特定の宗教を持たない(それは無宗教という宗教であるという主張もありますが)わたしにはあまり馴染みがない聖書。太陽信仰の色合いを強く感じるので正直避けてきたところがありますが、35歳という節目を迎え、その物語の中にあるキリスト教という枠にとらわれることのない普遍的な何かと向き合ってみるのに良き時期に差し掛かったなという体感があります。

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次回から、後半わたしが担当する裏の畑Body work部では十牛図やマインドフルネスなど東洋叡智を中心に扱っていくので、両者が折り合いをなすポイントを探すのが楽しみです。

後半のフォルメンは鏡図形。
遊び心を持って。

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両手にクレヨンを持って一緒に左右同時に動かしてみると描きやすいけれど、あえて、片方ずつ描いてみることで自分の真ん中が見えてくるのは大人ならでは感覚なのかもしれない。

最後のフォルメンは、四方に分けて、人が描いた図形を鏡図形に仕上げていく。

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自分では描かない線を、しかも上下左右対照に描いていくと頭の中がシャッフルされるようで、そうしているうちに不思議と自分の手の癖が見えてくるのが面白かった。

*後半のBody work部はこちら



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