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【LDLアソシエイトインタビュー】サウナの切り口で観光にアプローチ〜板宏哉さん〜

LDL(Locally Driven Labs)とは、継続的なオンラインコミュニティを作り、アウトプットまで持っていくことを目的にして、始まったラボです。詳しくは下記をお読みください。

8月より新たに加入された「板 宏哉」さんとバディとなり、木下所長のおすすめ記事の共有をしながらはじめましての自己紹介。
簡単にではありますがご紹介させていただきます。

Q.プロフィール

北海道釧路市出身。21歳で東京に出て20代後半に経営コンサルタント会社に入社し、IT部門で中小企業への利活用提案を行う。コロナを機にリモートワークに切り替わったタイミングで鶴居村に移住。
鶴居村との接点は、5年ほど前にご実家が鶴居村に転居したのがきっかけで、帰省のたびに鶴居村に帰ることになる。
移住後は、民泊施設にサウナ施設を設置した一棟貸しのマナミキャビンを運営
鶴居おもしろワークス 代表取締役
株式会社むらづくり鶴居 取締役
釧路サウナ協議会 副会長


Q.ラボに入ったきっかけは

元々 木下所長のマガジン「狂犬の本音」を購読していて、読んで学ぶから一緒に取り組みながら学ぶフェーズになったのと、「マガジンからLDLへの切り替えは月初がお得」という案内のタイミングが合ったこと。
また、今回ピックアップされた所長の記事を読み、「お金を払ってでもLDLに入ってきているメンバーは絶対に面白い人たちもいるだろうな。」というのもあった。
板さんの書かれた記事はこちら↓

Q.鶴居村について

釧路市から車で1時間くらいの村で、面積は東京23区程度、人口は2500人。
基幹産業は酪農で80軒以上。
2年前に人口が微増!
高校・大学が村内に無いため20歳になる前に一度は村外に出るが、それ以外の年齢層はプラスになっている。
釧路市に近いため、釧路に通える居住地として選ばれている。

Q.サウナを観光に活かそうと思ったきっかけは

コロナになる直前にフィンランドにサウナに入りに行き、湖畔にある貸別荘付きの現地でのサウナの経験が非常に良くて、広まりさえすれば日本でも需要があるだろうと思った。
その後コロナが流行り、民泊施設をメインで利用していた海外客が止まる。
このままの状況が続くならチャレンジしたいと家族会議を開き、サウナを併設して一棟貸しにしたところ、コロナ前の売り上げを上回る。
ご自身もサウナが好きなので、サウナを求めて旅する人の心理も分かり、「目的地となる場所を作るならサウナだ!」と肉付けをしていっている。

Q.課題は

木下所長の記事を読み、学ぶ中で、目的地になるにはやっぱり「飲食店」も必要と感じている。
村内に美味しい鹿肉や金賞を取ったチーズはあるが、それを単価の高い料理に変えて提供できるレストランがまだ無く、絶対必要だけどまだ手がつけられていない。

Q.今後について

日本全体では人口減少だけど、鶴居村の人口は横ばいで維持したい。
増やすよりも、2500人くらいの規模で回っている今の状態が住んでいて心地よいから。
ただ、人口微増により10年後に過疎債が外れるので、綺麗な景観や村を維持するためにはやり方を変えることが必要。
観光や加工品などの分野でも、自分たちで面白い事業を企てて行けたらいいな〜。
そしてお隣の釧路市に対しても、いい影響を与えられたらなと思っています。


私の住む小鹿野町の3倍超の面積で、人口が約4分の1。
全然イメージができません・・・(笑)
「今の状態が住んでいて心地よい」と話されていたのがとても印象的でした。
いたずらに人口を増やすのでは無く、この心地よいバランスだからこそ、居住地として選ぶ方も一定数いるのだと思います。
個人的に北海道は未踏の地なので、近いうちに行って鶴居村を味わってみたいですね。
美味しい鹿肉もチーズも気になります。

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