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皇の時代の羅針盤 その二十一

月刊プレジデントイーグル vol,21
                           1996,03,15

 人間心理の戦略を持たぬ       
      経営者は会社を潰す。?    

 このところ、禅や宗教についてなぜ話しているのかというと、宗教の一つである禅を学ぶことこそ人間修行といえるからです。まず始めに、悟りについてこれは誰でもが悟りたいのです。

何故なら、宗教を信じないという人でも、その実自分だけは悟れるのだという考えをもっています。これは、小さな悟りなのです。言うならば、我の世界です。自分だけできればよい、自分だけが優れていればよいという世界です。また、自分ができればよい。

これでは真の悟りは得られないでしょう。それは、『師無くして悟り無し、礼無くして悟り無し』です。親があり、兄弟があり、友があり、仲間があるのなら、その人たちから何も学ばずに生きて来られたでしょうか。自然があるから生きているのではないですか。

そこに悟りの道が有るならば、『吾大悟すなはち菩提芯なり、我大いなる悟りを開くには菩提の心をもって生きるべし。』一切無一物、これが悟りの境地であるならば、これを目標にすれば素晴らしいと思いませんか。

 宗教とは、辞典では神や仏、優れた尊き人を信仰すること。と有ります、また信仰心とは神や仏を信じること。と有ります。つまり、信仰することが宗教なのです。そして、法律的に何を信じてもよいのが信教の自由なのです。言い換えれば、何かを信じていればすべて宗教なのです。

神道も仏教も道教も儒教もキリスト教も占いも哲学も科学も、みんなそれを信じていれば、宗教になる訳です。ですから、宗教や信仰を否定したり忌み嫌っらたりすること事態がおかしいのです。ただし、カルト教団、詐欺教団が行う世の中を結果的に悪くするような教えや信仰は薦められません。

 このように、人間にとって信仰や宗教というものが生活に密着している訳ですから、できればより良い宗教を信仰したいものです。それには、まず始めに古来からある神道や仏教や古典を学び、その上で本物を見つけ、さらに学ぶことが必要でしょう。

私も、社会に出てから今日まで、いろいろなことを学び体験してようやく分かり初めて来たところです。このように、多くの時間が掛かるものですが、多くを経験しなくて何が悟れるでしょうか。聞くもの読むもだけを信じて行動が伴わない人生に幸せが有る訳がありません。

 出来ることならば、偉大な聖人達のような人生と境地に立った生涯を送りたいものです。

《信仰心こそ超自我を覚醒させる》


 我々一般人にはとても無理だと思われるようなことを、いとも簡単にやってのけてしまう人がいます。そのような人を見る度に不思議さを感じたり、驚嘆したり、感動したりします。そしてそうなりたいと思うものです。

そして、結果が偉大すぎてしまうのであきらめてしまう人も多いのです。私は、あきらめない人やそれを実行した人について考えてみました。それはなんなのか?いろいろな条件がありますが、その一つに信仰心があります。

これは大切なものの一つです。なぜ大切かとい言うことが分からないから、あきらめてしまう人が多いのです。

 信仰心を持つということの意味をまず理解して下さい。そして、実行して下さい。わたしが信仰心ということに気が付いたのが、今から二十余年前に、ある偉大な成功者の人生と出会い、そう成るための教育を受けたときです。

そしてそのことが本当であるか否かを実証する意味で、事業とコンサルタントをやって来ました。そして多くの成功者や偉大な人について学ばせていただく中で確信を持ちました。本当の信仰心を持つことが大切であるということです。

 だれでも知っている松下幸之助氏を始め、多くの経済界の人達、立派な政治家から中小企業の社長さんに至まで、みな信仰心を持っています。このことをぜひ知ってもらいたいのです。また、それらの人達を指導していた人がいることも知ってもらいたいものです。

 今回のテーマである信仰心が超自我を覚醒させるということについて考えてみましょう。超自我とは、自我を越えたものです。つまり、人知を越えた自我であり、無の状態のようなものです。これは表現しにくいものです。例えて言うなら、見えないものが見え、聞こえないものが聞こえ、感じないものが感じられる世界と言うことです。

今はなき、中村天風氏はそのことを体験し指導していた一人です。わたしが、師と仰ぐ深見東州氏はその最高峰に今現在立っているとわたしは考えています。わたしも、先生も基本的なものについては共通しています。それは、礼儀、人格、学問、芸術、信仰心、実生活を大切にする。

そして、その中で自我を越えたものを確立するということです。先生は確立されています。わたしも確立するべく修行しております。

 この超自我を確立するのには時間が掛かりますが、ぜひ皆さんも第一歩を踏み出して下さい。ローマは一日にして成らずと言います。毎日の努力が必要です。そして本当の習練や修行の結果が出始めますと一石二鳥や三鳥の事が起こるのです。

そのためには、自分を磨くことが信仰であると思い、まず神棚、仏壇、先祖の墓に意識を向け、今自分がいるのは、神が有り先祖が有るからだということに感謝することから始めましょう。また、自然は神なりと言います。であるならば、人も自然の中に一つです。

天地自然の法則を知り、その法則に従い宇宙の神の偉大さを知り、内なる神の存在も明らかにできるのではないでしょうか。求道者の一人として、来た道は行く道その先は、帰り道、そして今に生きる時、神人(かみひと)一体で有りたいと思います。

 超自我とは、神人一体の悟りの状態と言えるのではないかと考えています。師の言葉を借りるならば他力と自力の組み合わせということになります。努力を人の三倍すれば、他力はその何倍にもなると言われます。これはわたしも本当だと言えます。真実は一つです。

追記1

皇の時代の神様的な方と働き、
雨瓶(うへい)さん
冊奴(さつぬ)(さつさん、やっこさん)
鬼鬼(おにおにさん)
ワワハ(祖の時代)、ワイン(皇の時代)
皇の時代の漢字は、特別なので今回は、常用漢字を使っています。
働きについては、理論書を参照してください。

追記2

環境の変化について、
動物が街に出てきたら、そこは、いずれ人間の住む場所ではないという
シグナルである。
最近、熊、猿、猪、狸、狐などが現れている。

追記3

経済を考える
日本経済は、やじろべえで、バランスが取れているという話は、
以前にもしたが、最近の円安で色々疑問が出て来た、
近隣窮乏化という現象のはずなのに、マスコミの報道がおかしい。

過去日本は、360円という超円安で、輸出を伸ばしてきた、
それを、変動相場制に変更されて220円にされた、
それでも輸出企業は頑張って、コストダウンしながら耐えた。

そして、88円まで行ったが、110円くらいがしばらく続いた。

近年円安に持っていかれた、150円で大変だと言っているが、

もうすぐ戻るだろう。
なぜなら、アメリカが変わるからだ。
というより、近隣窮乏化に気付くからだろう。

物価が上がるのは、一時的であると思う。
理由は、不作やインバウンドで需要が増えたことが原因で
バランスが崩れたためだろう。

輸出で儲けたら、社員に還元し、社員は消費を増やし
経済を回す。インバウンドで価格を上げているのだから
儲かっているから、社員に還元し、社員は普通に消費する。

多少の物価が上がっても、耐えられるはずである。

2024年7月19日緊急情報
マックの店3割システム障害、営業停止。???

空港で、Windowsシステム障害が起こる。

解説本件については既にCROWDSTRIKE社から復旧手順が公開されています。 以下、CROWDSTRIKE社のサポートページからの復旧手順を記載します。 回避策の手順: 1.WindowsをセーフモードまたはWindowsリカバリー環境で起動します 2.C:\Windows\System32\drivers\CrowdStrike ディレクトリに移動します 3.「C-00000291*.sys」に一致するファイルを見つけて削除します。 4.ホストを通常どおり起動します。 なお、上記手順はパソコンが起動しないシステム担当者向けであり、所属企業の情報システム部等の正式な指示を待つことを推奨します。 また、個人の判断でWindowsを初期化しCROWDSTRIKEが動作していない状態で使うことはセキュリティリスクを高めることになるのでご注意ください


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