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皇の時代の羅針盤 その十一


月刊プレジデントイーグル
                                                                                   vol,11  1995,10,09

 人間心理の戦略を活かす 
      経営者は会社を伸ばす。!  

 季節は、神無月となり実り多き秋となって欲しいものです。このごろテレビや新聞をあまり見ておりません。気付いて見たら円は1ドル100円前後となり、平均株価は18,500円を上下しているみたいですね。春から夏にかけて1ドルが88円代となり、 株価は16,000円を割り込み輸出産業は大きなダメージを受けることになりました。 この時は、本当に経済が混乱するのかと思いましたが、九月になって円安傾向になって輸出企業は一安心と言った所でしょうが、その影で一日に何百億と稼いだ人がいるということを忘れないでください。このようなことがあってはならないのです。何故ならば、為替が変動するからです。我々個人にとってすぐに係わらないことで経済が混乱するということがおかしいことではないでしょうか。まるで博打のようなものです。ですから近ごろ大和銀行がアメリカで債権売買で1000億円以上の損失を出したこともおかしなことですね。この責任はだれが取るのでしょうか。 第三の波とは、声なき声の大いなる叫び、すなわちサイレントマジョリティから始まると思います。

《時間の作り方、》


 わたしたちは、生まれてこの方一日24時間という地球が一回転する時間を基準に生きています。24分の1を1時間、1時間の60分の1を1分、その60分の1を1秒と決めています。この時を刻む道具が時計です。12時間を2回に分けて時を刻む世界共通の時計が私達の生活に欠かすことのできないものとなっています。毎日毎日いたずらに時が過ぎて行くとしたら勿体ないことです、一度時間について考えてみましょう。
 まず、人生80年として29220日、701280時間として

      70歳   25567日、613608時間
      60歳   21915日、525960時間
      50歳   18262日、438288時間
      40歳   14610日、350640時間
      30歳   10957日、262968時間
      20歳    7305日、175320時間
      10歳    3652日、 87648時間

次に、一日を大きく分けて、仕事、自由、睡眠を均等にしたとしたら、20歳から70歳までの50年間について見ると、6087日、146088時間、仕事、自由、睡眠をすることになります。これを、年数で見ると16.67年になります。これをどう取るかは、皆さん次第ですが。私は、人生を楽しく生きるためには、自由時間と睡眠時間をどのように工夫するかだといえます。自由時間の中には、食事、余暇、趣味、娯楽、自己開発とたくさんの時間が必要です。そのために、どうしても時間を作る必要が出てくる訳です。一番簡単なのは、睡眠時間を少なくすることです。
 8時間を6時間にすると、1520.8日 36500時間 4.17年となります。たった2時間睡眠時間を節約すると50年で4.17年という大きな時間になります。自由時間を節約すればさらに大きな時間を作ることができます。
 以上が、限られた時間をどう工夫するかで時間を作ることを考えてみました。次に、自分の時間ではない時間を作ることを考えてみましょう。つまり、他人の時間を使うことです。こう言うと、何か悪いことをするように思う人がいますがそうではないのです。何故かと言うと限られた時間しか使用できないのが人間です。ですからいいアイデアはお金を払っても自分の物にして、それを作る時間を買うということです。
 例えば、データベース、異業種交流、インターネット、パソ通、本、ビデオ、これらは、自分以外の人が考え作ったものです。それを手に入れるには、代価を払うことになります。しかし、自分でたくさんの時間を費やして作るよりは安価です。このように考えればいくらでも時間は作れます。逆に自分の時間も他人に売ることができる訳です。人が必要としている情報を作り出せば代価となって帰ってくるのは当然です。
 また、自分の収入を時間で割れば時間当たりの収入が分かります。いくらになりますか。

追記1

ここで、少し訂正しますね。
祖の時代ですから、働く時間を考えていませんでした。自分では、なるべく働かないで好きなことをしたいと思っていましたから、
セールスをして、販路を開拓して、販売ルートを完成して、
ぐるぐる回れば売り上げ人っていましたから、
それを当たり前だと思っていました。
本当は、働くという時間を如何に短くできるかという事も大切です。

今でいう、副業です、今後はこの副業が本業になっていくでしょう。

実際、本業であるエンジニアからセールス、会社を興すことを
やって来たからです。

そして、いろんな事を知りました。

追記2


本物は中々売れないものという事を嫌というほど体験しました。
また、自分の身近には最大のドリームキラーが存在することも
知りました。

ドリームキラーとは、その多くは嫉妬です。

田中角栄さんがいいこと言いましたね。
世の中は、嫉妬とソロバンだ。これは23番の最後の名言です。
ほかにも、納得できる名言があります、しかし、
アメリカの嫉妬とソロバンには勝てなかった。
アメリカが変わる時世界が変わると言ってよいでしょう。
トランプではまだ先がある。

自分たちの先祖がホモサピエンスであるならば、アフリカ系黒人は
先祖ではないのか?
それを、奴隷としてこき使い、南北戦争を良きものにするために、
奴隷解放などとうたっているが、未だに差別あり。

追記3

皇流の世情の見方。

選挙 眺めてみていること
ワクチン 自分で判断すること
医療の新技術 実証例をよく確認すること
通信 これは、通信事業だから運送という部分も考えること
本物の商品には説明書がない、見ればわかり使えばわかる、
保険の約款のような説明書はいらない、という事です。

追記4


もの創りはアメリカというけれど、日本も凄いところがある。
DNAに戦争を好まない遺伝子があるから、戦争に使う兵器を創造できない、
タネガシマも流れ着いた火縄銃があっという間に世界で一番作ってしまう。
テレビもイロハのイは有名だ。

アルミホイルを薄く延ばす技術は、日本のはかなわないのです。

盆栽をみれば日本が分かるだろう。集積回路は盆栽を思い出す。




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