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狭心症 私の場合(まじめなお話)1

「狭心症ですね…
明日にでも検査して、今後の治療方針を決めたいけど、どうですか?」
「先生、明日と来週は、どうしてもキャンセルできない仕事があって…」
「命と仕事とどっち選びます?」
「それはそうなんですが、今回の仕事は予定してた人が急に入院してしまって、主催者からどうしてもと頼まれて。」
「まぁ、脅す訳ではないけど、それだけ大変な状態なんですよ。ではその仕事終えてから、入院して検査しましょう。講師の仕事にしても、身体への負担はかかりますから、十分注意して、何かあったら救急車呼んで下さいね。
お薬出します。血液をサラサラにする薬。身体に症状が無くても、忘れないでくださいね。」
「はい、わかりました。」

私の身体の診断で、まさかの結果。
正直、怖さと早く入院して治療を受けたいとの気持ちと、仕事への使命感とが入り混じった状態で帰路に着きました。

ー 話は、その日の朝に遡る ー
たまに朝ランニングをしていたので、この日も普通に起きて走る支度をしながら妻に
「最近、朝、気管というか胸の辺りに違和感があるんや。」
「どんな?」
「寒い日にいきなり運動して、気管のあたりが苦しくなるような感じ。冷たい空気をいきなり吸って、痛いような苦しいような」
「よう、わからん」
「でも、少し休むと治るし、今までも何度も経験してるし」

そんなやり取りをしながら、ランニングをスタートし、1キロ少し前で辛くなり少し歩き、治ったので再度ランニング。
苦しいわけではなく、疲労感が強いという感じから、あまり気にはしていなかった。
その後、また1キロ走ってたあたりで辛くなり、立ち止まり少ししゃがんだところ………

なんか寒いな。あれ?なんでこんな所で寝とるん?
気を失ってたようです。
どれくらいの時間なのか、わからない。
誰も通らない道ではないので、そんなに長い時間ではないと思うけど、今まで経験した事のない出来事に怖くなりました。。

少し休み、自宅へ帰り、妻にはよろめいて転んだといい、かかりつけ医へ受診しました。
今朝の出来事と症状を説明して、胸のレントゲンをとってもらう。
「写真から、特に問題のあるものは確認できないですね。
気を失ったということがあるので、循環器系の病院を紹介します。
この足で行って下さいね。」

紹介された病院で診察を受け、造影剤を入れての心臓のCT検査、頭と首部分のMRI検査を受けました。
余談ですが、造影剤を入れる時の針を腕に刺すときの痛みは半端なかった(笑) 入れた後も痛くて痛くて、なんとか造影剤を入れてのCTは終わったけど、針を抜いた後も痛みがしばらく続きましたよ。
抜く時見てましたが、こんな太くて長いの入ってたのか!ってびっくりしました🫢
(このくだりで、別のこと思い浮かべた人、少し疲れてますよ🤭)

診察室に呼ばれ説明を受けます。
「頭と首は問題なし。でもね心臓がね、ほらここ、ずいぶんと狭くなってる。
狭心症ですね。………」

そして検査入院してのカテーテル検査となるのであった。
続く

狭心症の治療について書いていきます。
同じような経験をされる方もいると思いますので、参考になればと思って。
まさか自分が!と思ったのと、症状も経験していた程度だったのであまり気にはしてはいなかったのですが、身体の中は違っていたのですね。
そして意識がとんだことが大きいかったです。
先生からも今見つかってよかったね、と言われ、私も本当によかった😌と思っています。

#狭心症 #健康 #心臓

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