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母の日

お母さん、私は今も生きています。
私はあなたにたくさん助けられ、たくさん傷付けられました。
でも、私もあなたを傷付けて悲しませてしまいました。

あなたは私をずっと守っていてくださいました。
私がお腹の中にいた時からずっと。
私はあなたに何を返せるでしょう?
私は私として生き続ける。
これが、私の親孝行です。

私は母になれるか分かりません。
母になれないかもしれません。
でも、それで良いのです。
そう思わせてくれるほどの大切な人が私の傍にいます。
「あなたが生きているだけでいい」。
その言葉が私の励みです。

血の繋がった子供を産むことだけが、母になることではありません。
幼子を愛することだけが、母になることではありません。

私は悲しむ人を愛することで、その人の母になりたい。
そのような者とさせてください。

"なぜなら、こう書いてあるからです。「子を産まない不妊の女よ、喜び歌え。産みの苦しみを知らない女よ、喜び叫べ。夫に捨てられた女の子どもは、夫のある女の子どもよりも多いからだ。」"
ガラテヤ人への手紙 4章27節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

"イエスは、母とそばに立っている愛する弟子を見て、母に「女の方、ご覧なさい。あなたの息子です」と言われた。
それから、その弟子に「ご覧なさい。あなたの母です」と言われた。その時から、この弟子は彼女を自分のところに引き取った。"
ヨハネの福音書 19章26~27節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

"悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。"
マタイの福音書 5章4節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会