白花雪

カトリックとプロテスタント、どちらも愛するキリスト者。主にキリストへの詩を書きます。

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最近の記事

母の日

お母さん、私は今も生きています。 私はあなたにたくさん助けられ、たくさん傷付けられました。 でも、私もあなたを傷付けて悲しませてしまいました。 あなたは私をずっと守っていてくださいました。 私がお腹の中にいた時からずっと。 私はあなたに何を返せるでしょう? 私は私として生き続ける。 これが、私の親孝行です。 私は母になれるか分かりません。 母になれないかもしれません。 でも、それで良いのです。 そう思わせてくれるほどの大切な人が私の傍にいます。 「あなたが生きているだけで

    • 主が来たる春

      窓の外から小鳥のさえずりが聞こえる。 澄んだ鳴き声に私の心は洗われる。 寒い寒い冬が終わって、春が来た。 暖かくて、気持ちのいい春。 小鳥たちはステップとメロディを刻んで、 虫たちは眠りから覚める。 私たちの主、キリストは寒さの中、 三時間も十字架につけられた。 その身は凍え、痛みに苦しんだ。 そのご受難を乗り越えた先に春がある 私たちの主が復活なされた。 喜びに喜べ、我が民たちよ。 あなたは寒さに苦しむこともなく、飢えて倒れ伏すことがない。 さあ、卵の殻を割るよ

      • キリストの友

        友よ、お前は裏切ったのか。 私ではなく、キリストを裏切るのか。 友よ、お前はキリストではなく世に頼るのか。 世はお前に同情しても、キリストは痛んでいる。 お前の裏切りのために。 友よ、お前はキリストを二度も十字架にかけるのか。 お前の罪がまだ分からないのか。 友よ、お前は己の十字架を他人に背負わせるのか。 お前の口がお前の罪を語るのだ。 主よ、彼をあわれんでください。 キリストの友である彼をあわれんでください。 もう彼が罪を犯すことのないように。 聖霊よ、彼が立ち返る

        • 悲しませないように

          イエス様、 私はあの人が私を愛してくれていないと思っていました。 私はあの人が変わってしまったと思っていました。 でも、あの人は私が変わってしまったと思っていたのです。 私はどうすれば良いか分かりませんでした。 あの人を穿って見て悪いように考えていました。 私の主イエス様、 あの人に良い心を与えてくださって、私のためだけに、あの人を私の元に送ってくださってありがとうございます。 空よりも広い愛情を私は感じました。 あの人の私のためだけに示してくださった愛情を私は信じます

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        • 詩集
          5本

        記事

          罪人の私をあわれんでください

          主よ、私におことばを一つください。 「子よ、あなたの罪は赦された」と。 私は人殺しです。 ただ、私の憎しみが人を殺すのです。 私の憎しみがあなたを十字架につけろと叫びました。 だから主よ、キリストよ、御父に私をとりなしてください。 「父よ、彼らをお赦しください。彼らは何をしているのか分からないのです」と。 誰が私を赦すことが出来るでしょう。 誰がこの死の体を救うことが出来るでしょう。 誰がこの魂を陰府から引き上げることが出来るでしょう。 まことに主のみが私を赦すことが

          罪人の私をあわれんでください

          十字架の花嫁

          私はあの日から私は私でなくなったのです。 そうです、あれは私の人生の始まりでした。 町の役所に婚姻届を提出しました。 花婿と花嫁なる私は互いに喜び合いました。 その時、私は何も考えていませんでした。 ですが、確かに私はあの時、死んだのです。 今までの、親元で育った私は死にました。 ボロボロの体で歩んでいた私は、 主の十字架と共に磔られました。 じゃあ、今の私は誰でしょう。 主と共に復活した新しい私なのです。 白い花嫁衣装を着た私はとても綺麗です。 あの婚姻届を出した

          十字架の花嫁