主が来たる春
窓の外から小鳥のさえずりが聞こえる。
澄んだ鳴き声に私の心は洗われる。
寒い寒い冬が終わって、春が来た。
暖かくて、気持ちのいい春。
小鳥たちはステップとメロディを刻んで、
虫たちは眠りから覚める。
私たちの主、キリストは寒さの中、
三時間も十字架につけられた。
その身は凍え、痛みに苦しんだ。
そのご受難を乗り越えた先に春がある
私たちの主が復活なされた。
喜びに喜べ、我が民たちよ。
あなたは寒さに苦しむこともなく、飢えて倒れ伏すことがない。
さあ、卵の殻を割るように、
肉の思いを脱ぎ捨てて、霊を帯びよう。
私たちは、この春に新しく生まれた。
賛美を口ずさみ、感謝に踊り狂おう。
全ての王である主の復活がやってきた。
2024年4月7日 作