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国語が嫌い?苦手?その原因は?

3月も後半になり、桜が咲き始め、満開を迎えている所もありますね

以前は桜といえば4月(入学)というイメージだったのが、最近は3月(卒業)のイメージになりつつあるように感じます

さて、タイトルにもありますが
小学生のお子さんがおられるご家庭の方に質問です

お子さんは

国語は好きですか?得意ですか?


実際、授業時にご両親に聞いてみますと
どうかすらも分からないというお答えが多いのが現実です

やはり、国語は苦手だったり不得意だったり…
マイナスなイメージが多い教科ではありますよね

ですが、中学受験を考えている以上は算国は避けて通れません

私が国語を苦手や不得意としている生徒によく言うのは

まずは、

国語で足を引っ張らない点数を目標に

と言います


少し話はそれました
それでは

国語が苦手な原因は何が原因でしょうか

苦手な生徒さん(お子さん)をみていて思いますのは、

文章を丁寧に読めていない

のではないかと考えます

もしかしたら、丁寧に読むように指導されていないかもしれません
適当にサーっと読み飛ばしする癖がついているのかもしれません

これでは文章内容は取れないし、論理的に読む事なんてできませんよね。。。
そして点数が伸びず、嫌になっていくという悪循環になる?

なぜでしょうかね?
少し考えてみました


①演習に使う問題が、「長文」過ぎていませんか
(もちろん、設問も多い)

②焦りから読み飛ばす

③読書(この本を読みなさい)をすすめる

④低学年からの取り組み方が原因

などが考えられます

①と②は単純に

文章量と設問が多い→時間内に解けない→残り時間を聞いて焦る→適当に解く、適当に読む、読み飛ばす.....と、負のスパイラルに陥ります

また、ただでさえ嫌い・苦手な子に問題を解かせたり、文章を読ませたりすると
解けるわけもなく、読めるわけもないですよね…

これでは、いくらご両親が良かれと思って問題を解かせても変わらないと思いますし、お子さんの国語苦手、国語嫌いは直せないと思います

ただ、やれば・やらせれば良いというものではありませんね

一緒に感情を共有し寄り添うことが大事です

③について、

私の考えでは

【読書 ≠    読解力】

です

詳しくは、
中学受験国語〜質問シリーズ〜に少し書かせていただいていますので
そちらも参考にしていただければと思います
https://note.com/lively_panda670/n/n166a993414d2

ご両親の中には
「この本を読みなさい」
「この本が受験ですすめられている」

といい、お子さんにすすめる方もおられます
ですが、これも結局は

「読みなさい、読め」と言われてるので読みますが

【一応読んでいるだけ】

になります

例えば、早く読み終えようとして何も意識せずに適当にサーっと読んでいき
その結果、丁寧な読み方ができずに読み飛ばす癖がついてしまいます

読解や論理など程遠いものですね


④は時期にあった演習ができていない

ご両親の中には
早い時期から受験に!と張り切って色んな教材や演習をさせる方がおられますが

落ち着きましょう(^_^)

お子さんの事を考えてあげてみてください
突然、受験モードになっても子どもはついてこれません

国語に関して言えば、
まずは、読むことがを中心に考えると良いと思います
まだ読むことに慣れてない、楽しさや読む意味がわかっていないのに

問題を解かせても意味はないでしょう
お子さんを国語嫌い、国語苦手に陥らせてしまいます

周囲の生徒さんやご家族のやっていることややり方などなど、気にはなると思いますが

そこにご両親の出番があるのですよ!
そこでご両親がじっくり吟味して、お子さんに必要か不必要かを判断してあげてください

焦りから色んな情報が気になり、手を出してしまいたくなるのも十分理解できます

ご両親がお子さんと会話し、子供の意見や不安を共有してあげてください
じっくり情報を吟味してください

受験を考えていて国語が嫌いで苦手な生徒
苦手で良いのです

苦手ながらに

やることは一つ
国語で足を引っ張らないようにすれば良いのです


以上
国語は嫌い?苦手?その原因は?
について書いてきました
長くなりましたが、この辺で失礼いたします。


最後まで読んでいただきありがとうございました

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