中学受験国語〜質問シリーズ〜
中学受験国語〜質問シリーズ〜
授業の際に聞かれる質問について、
特によく聞かれるものをいくつかを私なりの国語に対する考え方も交えながら、お話ししたいと思います
まず、
子供に国語をやらせたいのだが
何から始めれば良いですか?
についてお話ししていきたいと思います
簡単な内容で短い文章の音読から始めみてはいかがでしょうか
なぜ音読かというと
入試問題や長文を目で読むだけでは文章を理解するのは難しいと思うからです
急いで難しい問題や過去問に手を出してはいけません
本屋で、国語の成績が伸びる◯◯◯!などに手を出さない方が良いです
いわゆる、テクニック本ですね
その前にまず
国語は普段の生活、つまり日常生活が大きく影響するということを忘れないでください
どういうことか?
例えば
物語文では、登場人物の気持ちの捉え方
記述問題において、語彙や言葉遣いは、普段の会話や年の違った人との関係性が大事になってきます
説明的文章では、
頭のなかで文構造を組み立てる必要性ありますので、頭で考えるイメージしたことを紙におこす必要があります
....なんて事を言ってますが
10歳前後の子どもたちに国語のために日常生活で上記の例えをマスターさせる生活を送らせるのはかわいそうだと思いますし、ご両親にとっても大変だと思います
冒頭にありますように、
ご質問におこたえするとするならば
まずは
【音読】
(あまり大した答えにはなっていませんが…)
ですね
次に、
国語のために
読書をさせた方が良いのか?
これは本当によく聞かれます
むしろ、国語に悩んでおられる親御さんは特に読書についての質問をされます
この質問ついて、
私の意見は、No です
(あくまでも私の考えですよ)
なぜなら、
【読書≠読解力がつく】
と考えているからです
読書をすることで読書力がつくとは限らないし、
むしろ読書をしていても国語が不得意な子が多いように思えるからです
でもよい点はあります
読む速度はあがると思います。
じゃあ、なぜ読書すすめないのか?
(100%反対しているわけではないですよ)
入試問題などの読解問題では、
切り取られた文章が出され、そこから書き手の主張や文章のテーマなどを客観的に読み取らなければならないからです
それに、読書は、
興味のある内容や、内容の興味のある部分を読むことが楽しいと思います
解くために読むのと、楽しむために読むのは違うと考えます
なので、大事なのは、
読書をしている子供に対して、
「そんな読み方では読解力はつかない」
または反対に、
「読解ばかりを意識させる」
ことはあまり良くないかもしれません
読むことの楽しさ、つまり興味がなくなり、「読書≠楽しくない」となってしまう可能性があります
読むことが嫌いになってしまっては意味がありません
あくまでも、
「読書」と「読解」を分けて考えてあげる
ことは、子供にとってとても重要です
以上、授業でよく聞かれる質問について書いてみました
まだ他にもありますので、後日、改めて書きたいと思います
それでは
本日はこの辺で失礼いたします
最後まで読んでいただきありがとうございました
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